ラピュタをさがして -6ページ目

ラピュタをさがして

宝塚のこと。
気ままに。
自由に。

公式ではないけれど、

宝塚歌劇団のさまざまな改革案が

新聞社を通して発表されていますね〜


7月から株式会社として

新しいスタートをきった宝塚歌劇団星

新しい改革を進めることに

いさんでいるのかもしれません


何もせず

手をこまねいているよりは

改善に向けて歩みを進める方がいいです


ただ、ひとつ

これまでも

時々引っかかりを感じて

危うさを感じたので

書き留めたいと思います


『宝塚歌劇団の役者として

けっして男性を入れないでくださいね』


『『男役』『娘役』の伝統と技術を

手放してしまうことがありませんように』


たとえ

バックに阪急グループがついていても

宝塚、東京と自前の劇場を持っていても

ほかの劇団と違う個性を手放してしまえば

価値はなくなり

きっと廃れてしまう


もし、宝塚歌劇団に

男性役者を入れる人がいたら、

表向きは改革と伝統の継続を謳いながら

宝塚歌劇団を波風なく潰したい人なのだと

私は思うでしょう


昔、宝塚歌劇団の創設の頃

他にもいろいろ少女歌劇団ができました

長い間にいろんなことがあって、

今では

そのまま残ったのは宝塚歌劇団だけで、

なんとか再生したOSK歌劇団と合わせて

昔からの少女歌劇団はふたつだけ。


東京浅草にあったSKDは

あんなに人気があったのに

なくなってしまった


もちろん、大衆の娯楽が

他にも沢山できたのが一因だけど、

大切な伝統を守りきれなかったのが

大きな敗因だと思う

当時の経営陣側が

時代の流れに迎合しようとしすぎて、

女性だけの歌劇団という伝統や技術を

軽視してしまった結果だと思う


生き残るための改革は大切だけど

大切な伝統と技術

宝塚歌劇団にしかない強みを

軽視しては絶対にだめだ

…それだけは思う。



団員の結婚についての言及。。

絵に描いた餅はダメやと思うよ


宝塚歌劇団は

未婚女性の劇団で

男役、娘役の伝統があり

スター制度がある

だから今この状態を保っている

男役は結婚はダメって書いてる人も見かけたけど

娘役だって同じくダメだよ

結婚したら宝塚のスター制度に乗るのはムリだよ

もちろん現実問題として

既婚の生活と宝塚歌劇団の日常は

両立はムリというのもあるけど、

そういう現実問題以前の話やと思う。

たとえば四季などは

役者の既婚未婚はどちらでも良いと思う

宝塚歌劇団はスターあっての劇団だよね?

作品を観る劇団に変える??

それは宝塚歌劇団として必要?

議論の余地はないと思うけど。

だいたい、そんな議論する前に、

スターを観る劇団だとしても

作品の出来栄えをもっと上げる必要はあるよね…


『専科は未婚既婚問わず

宝塚歌劇団以外での仕事も可にする』

そのかわり、既婚になれば

組に戻ってスター制度に再び乗ることはない

っていうなら良いと思うけれど…


もちろん

ただの観客の私の意見より

団員の意見が大切だけど。

この考えは

団員たちの考えをまとめた上でのもの??


スター制度から卒業した人たちの

受け皿は必要だと思います

それまでの経験や技術が活かせるなら

尚更良いですね。



あと、ファンクラブのチケット問題…

こちらはそれこそただの観客なので、

観たい人がチケットを買えるように

と思うだけだけど……さ


チケットノルマっていうコトバが

なんだか論点から

剥離してる感じがするのは私だけ?

社長がいうように変えても

ノルマとは言わないかもしれないけど、

さらにチケット販売競争が強まるのでは?

誰の売れ行きが良いかも一目瞭然になるよね

興行である以上

しんどくても

チケットが売れるのが正義

というのは変わらないのじゃないかな…

だって利益がなければ

興行を続けることはできないんだからさ…


それとも

チケットが売れないのは

当たり前のことながら

役者だけのせいじゃないんだから、

宝塚歌劇団として劇団が

端席まで責任持って売る!!っていう

宣言なのかな。

それなら良いけど