雪組『ボー・ブランメル~美しすぎた男~』 (2025大劇場)④ | ラピュタをさがして

ラピュタをさがして

宝塚のこと。
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今日も良い天気太陽


11月の連休明け

雪組公演を観劇に行きましたちょうちょ


朝起きて

今日は雨降りだなぁあめと思っていたら、

行きの電車で少し晴れてきて曇り太陽曇り曇り

ラッキー星と思っていたんです星

そしたら

帰りは落雷雷の影響で

JRが大幅に遅れていましたあせるあせる

他の交通機関にも影響があったみたいですね

そして、思い出しました…うさぎひらめき電球

一幕後の休憩で

一階ロビーの照明が消えたんです雷

しばらくしてすぐに回復しました

!?????うーんって思っていたんですけど、

落雷のせいだったんですねびっくりアセアセ


でも、その日の公演は

みんな元気で素敵な公演でしたウインク雷

その日だけじゃないけど

ランダムに感想をあしあと



『ボー・ブランメル』は

観るたびに

ひとりひとりのお芝居が深化してますねびっくり


この日はボー・ブランメル(朝美 絢)の

話し方というか声が

よりブランメルらしいというか、

場面、雰囲気に合って、

えっ?って思う時が何回かあって

びっくりしました


今までも初日から

十分ブランメルなのですが、

なんというか雰囲気がピッタリというか

場面ごとピッタリというか、

セリフのひとつひとつが

すっと胸に入ってきて

うっとりしましたおねがい


うっとりといえば歌声も音符

ブランメルの歌声もめちゃくちゃ良くて乙女のトキメキ

ほんとに良くて

どうしようと思いましたびっくりルンルンルンルン


初日から朝美さんは

もちろん歌詞がしっかり聴こえていたし

感情も込められていましたが、

今日は余裕すら感じて

歌詞がーっとか、

旋律がーっとかじゃなく、

場面として

歌で表現したお芝居になっていて

とても素敵おねがい音符音符


父が死んで…のくだりの歌は

ブランメルの苦しみ、戸惑い、哀しさ…

そしてそれが怒りと原動力になる様子が

よく伝わってきました照れ

ブランメルは泣いていたけど

でも感情的にはぶれない

演じている人的にはどうかわからないけど

それって

観ていてすごいなと思うの。

観ている私はブレブレだったけど泣くうさぎ

やっぱり全体が繋がっているんですよね

私、毎回グッとくる場面は違うけど

必ずブワッて涙流れるくだりがあるんですが

それもね、それまでのブランメルの歌声とか

セリフだとかが下地になってるんですよね

まぁ、また当たり前のことを書いてしまうけど


リトル・ジョージ(愛陽 みち)がね

少年のフランス人形みたいに

可愛いくて、

未来の自分、ブランメルと

父のウィリアム・ブランメル(諏訪 さき)

との冒頭のシーンから、

父への反発というか、

疑問と反発でわけのわからない迷路に

迷い込んだ痛いけな少年感があって、

でもずっと諦めてないというか

自我を捨てない健全さを感じて好きです

でも、父が死んでしまって

変わってしまうんですね…

そのあとからは

正気のない目をしていて

もうジョージは捨てられてしまったんだな

って哀しくなります


父ウィリアムは狂気の人で

諏訪さんはそれをよく表現されていて

リズミカルな歌声も素敵ルンルン


父やジョージの印象は

ブランメルの記憶なんですね

それを具現化して

印象づけてくれるのが

ロココの夢のダンサー

(愛空 みなみ、霧乃 あさと、夢翔 みわ

瑞季 せれな、星沢 ありさ、音綺 みあ

律希 奏、真羽 利綺)

父やジョージと同じ

独特なお化粧で

ブランメルの心情を表している

初見あたりはお化粧に目がいきすぎて

ちょっと怖かったりも。

タカラヅカではあまりないお化粧なので

仕方がないですが。

ロココの夢の踊りが

カッコいいんですよねバレエ

だんだん動きもさらに揃ってきたり

ひとりひとりの動きやポーズが

キマってきたのか

おどろおどろしさよりも

研ぎ澄まされた

ブランメルの鏡の中の世界というか

物哀しさとかが感じられて

素敵だなぁと思います雪の結晶


成功の階段を登っているブランメルの

銀橋での

社交界の頂点に登ってやる!っていう歌

リズムも良くて好きだけど、

ブランメルスタイルが

衣装もポーズもしっかり観れるのも

嬉しい場面だったりしますおねがいグリーンハート

この日も素敵でしたルンルン


ブランメルスタイルといえば、

ヘンリー・ピアポント(縣 千)を中心に

銀橋に居並ぶ男役が圧巻で

縣さんも歌声がすごく良くなって

狂言まわし的な役割も

板についてきたなぁと思いつつ

カッコいいブランメルスタイルと

男役さんたちのポーズが素敵なシーン乙女のトキメキ


続いて舞台奥から

娘役さんたちのブランメルスタイルが

居並んで登場するんですが

この流れも好きですキラキラ

懐古主義的なオリエント風ドレスふんわりリボン

この作品は違和感なく

2種類のドレスが観れて

雰囲気も味わえて楽しいですねおねがい


ピアポントたちが登場するときに

派手派手ゴテゴテ衣装の

ヤーマス卿(透真 かずき)

ヤーマス夫人(杏野 このみ)

が一緒に登場して、

ピアポントが

『まだそんな服をきてるのかい?』

って言って、舞台袖に追いやりますダッシュダッシュ

ヤーマス夫妻は著名な貴族らしいのですが

お金をかけて社交界の先端をいこうとして

残念なゴテゴテの服になっちゃった

当時の状況を表していて

コメディになってて面白いですね笑ううさぎ


他にも

仕立て屋さんたちとの

服作りの歌もやっぱり好きルンルンルンルン

仕立て屋さんたちと

交互に歌うのがリズミカルで好きだし

朝美さんの軽やかな歌い方が好きルンルン


[ブランメルの仕立て屋]

メイヤー(天月 翼)

アイヤー(絢斗 しおん)

カイヤー(和奏 樹)

サイヤー(海咲 圭)

タイヤー(希翠 那音)

ナイヤー(月瀬 陽→榊 歩)

ハイヤー(絢月 晴斗)


メイヤーさんが印象的で

髪型とかも

なんか可愛らしくて目を引きますよね星

実は仕立て屋さんたちの中でも

リーダーなのか

プリンス・オブ・ウェールズ(瀬央 ゆりあ)が

ブランメルスタイルに着替えた時に

『鬘はとらないのか』と

ブツクサいうブランメルと

ヒソヒソしています笑い

最近はヒソヒソがしっかり聞こえますウインク


仕立て屋さんたち

みなさん動きがキマっていて

プリンスたちを魅了した

今までにないファッションの生産でもある

洗練されたブランメルスタイルの

雰囲気が感じられますニコニコふんわりリボン


ブランメルの話に戻ると、

もともとブランメルはいい人でもなく

でも、悪い人でもないんだけど、

お芝居前半は狡さというかを感じて

男性としての魅力は

観るたびに減っている…かな笑

あんまり可哀想とか

ハリエットを捨てたけどしょうがないとは

感じないというか。

でも、だからブランメルという人に

すごく現実味を感じるように

なった気がします

観劇した日によって違うけれど。


特に前半は、

ブランメルという人への

好感度は少し下がっているんですけど、

でもそれがいいのかもしれないなと。

何故かそれが

人間らしさと共に

大人らしさを感じさせて、

ハリエットを愛し抜くラストに向けての

ブランメルの変化というか

素敵さがすごく際立つんですよね…キラキラ


ハリエット・ロビンソン(夢白 あや)も

さらにセリフがクッキリして、

気持ちは入っているけど

感情は

行き当たりばったりじゃないというか、

落ち着いているというか、

ふたりのやり取りが時々美しすぎて

もちろん見た目も美しすぎるんですが

あるべくしてあるセリフ

あるべくしてある動作

でも、ただそれを

なぞっているわけじゃなくて

今の気持ちものせて演じている

というか。

ともかく、美しいなと思いましたおねがい


ブランメルとハリエットのやり取りが

すごく自由というか、

お互い不安がないというか、

役を深めながらも

自由で自然なので、

観ていて物語の内容とは別に楽しいですふんわり風船星

もちろん、同時にその時感じられる

物語、それぞれの人物も

受け取っていて、

楽しかったり、悲しかったり

いろいろな感情が生まれるんですけれどね。


二人だけじゃなくて

他の雪組生も

だんだん素敵になっていて

またぼちぼち書きたいです花



ミュージカル・ロマン 

『ボー・ブランメル~美しすぎた男~』 

作・演出/生田 大和 

作曲/フランク・ワイルドホーン  



フルールでランチナイフとフォーク

・じゃがいもとひき肉の重ね焼き 

じゃがいもとひき肉を重ねて焼きあげました。トマトソースで和えた豆と野菜を添えて。 

・前菜二種 フィッシュフリッター

・かぼちゃサラダ

・サラダ 彩り豊かな野菜のサラダ 

・スープ ミネストローネ 

・カップデザート 


宝塚ホテル前のモミの木🌲?

天然の飾りが付いて

クリスマスへ着々と準備中トナカイ


阪急梅田のクリスマスマーケットへも

行ってきました

すごい人出でした気づき気づき