雪組『ベルサイユのばら』 -フェルゼン編-(2024) ⑤ | ラピュタをさがして

ラピュタをさがして

宝塚のこと。
気ままに。
自由に。

暑い日が続いていますね晴れ

局所的に豪雨だったりしますが

あまり雨が降った気はしませんあめ

今朝は少し涼しく感じるのは

どこかで雨が降っているのかな…


とか、暢気なことを言っていたら

今日は劇場からの帰り道

電車が大雨で止まった滝汗傘傘傘

今徐行運転中…

大雨で止まるってどういう状況??

雨量計が基準値を超えたらしいです驚き

今日の感想はまた。。

今日は公演時間を間違えかけるし…

いろいろグタグタなり汗汗汗



週末に雪組をまた観劇しまして

『今宵一夜』がすごく良くなっていて

心の中で飛び上がっていました笑

オスカルもアンドレも素敵でしたおねがいキラキラ

オスカルの心の流れが自然で

アンドレの思いが激しくて

『これが、愛…』のオスカルさまに

良かったね笑い泣きってなりましたラブラブ


あと、フィナーレの印象が

格段に良くなっていて

もともと彩風さんの踊りが堪能できて

良いなと感じていましたが、

ちょっとゆったりしすぎかもとも

思っていたけど、

バタバタ激しくないことで

ひとつひとつの振りが印象的で

彩風さんの踊りをゆっくり観れるんだなと。

組のみんなに見送られる姿が

この公演のフィナーレに

ピッタリだなと思いました照れキラキラ




さて、

雪組『ベルサイユのばら-フェルゼン編-』

観劇の記録を。

今までの観劇すべてが混ざっています


フェルゼン伯爵(彩風)は

初日から歌声も素敵でしたが、

一幕冒頭の歌が好き

もう一度銀橋を渡りながら歌う歌声も

フェルゼンの思いが感じられて

とても素敵音符


あと、スウェーデンから

フランスへ向かう道中

馬車に乗って手綱をとるシーン馬

有名なシーンみたいですが

すごく迫力があってカッコいいです流れ星

ほんとに馬の手綱をとっているようだなと

思っていつも観ています馬気づき気づき


ピンクの薔薇のシーンは

セリフ以外は

初日からそんなに嫌いではないのだけれど

今回から

新しいシーンになったとのことだし、

彩風さんと夢白さんは

ダンスが素敵なのだし、

いっそ明確なセリフはすべて排除して

ダンスと歌のシーンにしたら良かったのに

ってだんだん感じていますグラサン大きなお世話


原作通りのセリフもあるかと思うのですが

アントワネット(夢白)のセリフとかも

違和感があったりするし…

なんか白々しく感じるというか

アントワネットがバカっぽく

フェルゼンも思慮に欠けるように聞こえて

物語の発端として残念な気分になるんです…

なんとなくですが、知らんけど

アントワネットは愛のない生活には

ウンザリしていて

フランス王室、社交界のしきたりやら

虚栄や退屈に虚無を感じていたかもしれないけど、

政略結婚に対しては現代の人間が感じるような

疑問とか怒りとか悲壮さは

なかったんじゃ無いかなーって。。

フランスへお輿入れの時には

14歳という若さながら

フランスとオーストリアの友好のため

母、マリアテレジアの気持ちにそって

母を、そして祖国と王室を助けることに

反発はなくむしろ

純粋に嬉しかったのじゃないかと思うの。

祖国オーストリアを離れてフランスに行くのは

嫌だったろうし

フランスは水が合わなかったし

若すぎて、あまり思慮深くなく

母の願いと真意に向き合うことができず

フランスの王妃という立場を

理解できていなかったのは確かでしょうけど…

突然ですが

オスカルが歌う『愛の巡礼』が

初日からしっくりこない私。

歌声にじゃなくて、歌の歌詞にですにっこり

初日から歌詞は聞こえいて

理解していたし、

女性がふんわり感じられる

朝美オスカルの姿や歌声は

好きなのですけどねにっこり

オスカルの歌って感じがしなくて…

今までも歴代オスカルが歌ってるらしいんだけどさ…

今、書きながら

自分が何に引っかかっているのか気がついたのですが

私的にはオスカルの軍服は

偽りの姿じゃないんですよね…ていう。。

オスカルは女性だけど、

当時の女性としてはありえない軍人をしていて

そのために男装をしている

でもさ、それって自分を偽ってるわけじゃないよね

っていう。。

何回聴いてもやはり

あんまりしっくりこない…

この曲、私的には

フェルゼンとマリーアントワネットの心情

なんですけど…あせるあせるあせるあせるあせる

ふたりが歌うならピッタリひらめき電球って毎回思う。

特にステファンが出てくる

今回のフェルゼン編では

特にそんなふうに聴こえます私だけ?


前述したように

私はフェルゼンとアントワネットの

ピンクのシーンはセリフが不満です

セリフを聞いていると

それぞれの立場への個々の理解のなさへの疑問と

変に不倫の背徳感を感じるんです…

別にこの作品において不倫だと思ったり

嫌悪したりしてないのに笑

セリフをやめ

『愛の巡礼』を2人でデュエットして

そのあとにアントワネットの

『フェルゼン…!2人だけの時はマリーと呼んでくださいっ…』に繋いで

ふたりの夢夢しいデュエットダンスと

薔薇の精たちのダンスにつなぎ、

薔薇のオブジェの中に消えていけば、

グダグダして矛盾だらけのセリフはなくても

ふたりがフランス社交界の虚栄の中で

孤独の中で惹かれていったというのが

すんなり受け入れられる気が

するんですよね。。

アントワネットはこのシーンで

自分の手作りのお人形

ステファンのことを

フェルゼンに話しますが、

ステファンについては

そのあとメルシー伯爵がフェルゼンに話し

アントワネットが

子どもたちに話すシーンがあります。

直接アントワネットからフェルゼンに

話さない方が良くないですか?

正直くどいし、

アントワネットからフェルゼンに

直接話さなくても

むしろ、それぞれが間接的に話題にする中、

ラストに

アントワネットの手に戻り

流れでフェルゼンの手元に残る方が

余韻と印象が強い気がします…

偉そうで、すいません…。。でも我慢できない…

そうなると、オスカルの歌がないやん?

って話だけど、

他の曲ないのかな??

この曲を歌う朝美オスカルは好きですけどね…



アントワネットは牢獄のシーンが

初日から迫力がありましたが、

その後しばらくは試行錯誤を感じて

声が少し聞き取りにくい時もあったり

ちょっと間が長すぎと感じたり

なんとなく演技の塩梅に迷いというか

置いてけぼり感があったのですが、

今週末の観劇では

メルシー伯爵からフェルゼン、

『行きましょう』への流れが

とても自然で納得感があって

胸に迫りましたぐすん


ちなみにこの作品での

私のウルッとくるポイントは

一幕ラストのフェルゼンの歌からの流れ

馬車を走らせるフェルゼンの真剣さ

オスカルが民衆側につく決意をする時

オスカルがアンドレの死を胸に立ち上がる時

オスカルがアンドレの不在を確信する時

などです。。

そこにラストシーンが加わりました


ほんとうを言うと

ラストのアントワネットの心情には

少し不満です

夢白アントワネットに

不満があるわけじゃなくて

脚本、演出だろうと思うのですが、

私的には革命に巻き込まれて

追い詰められたアントワネットの心情は

『見せてあげます、王妃の威厳を…!!』

ではないんですね…この歌は好きだけど

そういう王妃としての威厳や誇りは

きっとあると思うのですが…

処刑を前にして人間らしい部分も見えながら

それこそ取り乱したりする部分もあるだろうし

自分の非が分からず運命を呪い

他罰的な気持ちにもなるかもしれない

でも、ラストの断頭台に向かう時に

王妃の威厳と気品と誇りが見えるというか

見せようとしなくても

一瞬で悟った姿がそう見える

そういうものじゃないかと思うんです

というか、それが理想というか。

自分から民衆に『王妃の威厳をしめそう!』

って思っている内は

どこまで行っても俗人なんですよね

もちろん実際のアントワネットの心情は

知る由もありませんが。

まぁ、そこまでアントワネットを

崇高に祭り上げなくてもということかもしれませんが

なんとなく感じていることです



さて、

バスティーユの一連のシーンは

流れといい、セリフ、ダンスが絶妙で

迫力がすごくて、

もちろん、

幻のようなオスカル(朝美)の存在に

惹き込まれてしまっているのですが、

舞台の流れにも

物語に飲み込まれるような

臨場感があって

こんな場面を

舞台で観ることができて

良かったとほんとうに思いますおねがい


いつも圧倒されて

観劇後は

『素晴らしかったなぁおねがいキラキラキラキラキラキラ

で終わってしまうのですが、

思い出したことを頑張って書いてみます

ランダム且つオスカルに偏りがちですが。

なんというか、一連の流れとしてシーンごとすべて素敵だと、ひとまとめの満足感に浸ってしまって、細かい感想を書かないままになることが多かったり。


『この戦闘が終わったら結婚式だっ…!』

橋の上のアンドレに叫ぶオスカル

このセリフも少し唐突感はあったのですが

たぶん今宵一夜のシーンと離れているため

潔いようなオスカルの言い口と眼差しに

切実さと儚さを感じて素敵です

そして、初日から

直後のオスカルのアンドレに向けた

剣をピシッとして敬礼する姿が

美しくて儚くて好きです宝石ブルー

アンドレも同じポーズをしているようですが

今のところオスカルをガン見していて…笑

両方視界に入ってる方が

シーンとしては素敵なんだろうけど

なかなか観れない…視界って難しい…


衛兵隊とブイエ将軍(悠真)の対立シーン

軍隊の進行を知らせるアルマン(桜路)

衛兵隊たちが戦闘に向かうべきか逡巡する中

橋の上のアンドレ(縣)が

オスカルを待つように促します

向かい合った市民たちに詰られて

動揺する衛兵隊たち

アンドレ、アラン(眞ノ宮)の様子に

衛兵隊の兵士たちの様子

オスカルへの信頼が感じられて

熱いうねりを感じて

ドキドキしてきます気づき気づき


未だ戦闘に向かわない衛兵隊に

憤慨しながら登場する

ブイエ将軍の貫禄と威圧感雷

お付きの2人もだんだん横柄な態度が

目立ってきましたよねひらめき電球

上官なので妥当とはいえ

オスカルを軽く見ているブイエ将軍

きっとそれまでも女性でありながら

隊長をするオスカルに良い感情はなかったんでしょう

それを弾き飛ばす

オスカルの気迫と信念

衛兵隊の士気もオスカルを中心に

一気に高まり

今まで積もってきていたものが

一気に溢れ出した瞬間が

目に見えるようで高揚します雷

そんな瞬間が舞台上に

表現されて、観れていることが

有難いことのような気がして…

何回も書きすぎだけど

朝美オスカルがほんとうに幻のよう流れ星

たとえ裏切りの汚名を着ようとも

我らの信念は後の世に語り継がれん…

『市民のために…。

シトワイアン、ともに行こうーーっ!!』


それから

オスカルがアントワネットに

謝罪するシーンも好きですおねがい

慌ただしく争いに突き進む流れに

無理なくオスカルの心情が挟まれていて

観ている時は

その流れのまま受け止めているんですが、

いつも思い出しながら

絶妙な流れだなぁと驚いています気づき

このシーンが挟まることで

王妃様付きの近衛兵として

若い頃からずっと

アントワネットに支えてきた

オスカルの立場とか

アントワネットへの思いが感じられて

それでもバスティーユ襲撃に

向かって行くオスカルの気持ちと

当時のフランスの混迷感が合わさり

とても良いなと思う流れ星


アントワネットをはじめ

宮廷、家族など今まで生きてきた世界や

親しみのある人たちへの思いと、

アンドレへの気持ち

アンドレを失った悲しみ

フランス市民への同情と共感

王政への憤り

その複雑な思いを秘めて

バスティーユへ向かって行く

オスカルが素敵ですおねだり流れ星


アンドレとの別れのシーンは

アンドレが必要に撃たれるので

実はなかなか難しいシーンなんだろうと

思いますが、

初日から縣さんは

すごく素敵に撃たれてますよね笑

助長な大芝居とも

思われがちなシーンだろうけど、

現実では数秒、数発の出来事が

当事者にすごく長い時間に感じる

時間が歪んで、止まってしまうような

そんな心象をあらわしているような気がして

私は好きです

これも縣さんの

撃たれ上手さのおかげもありそうですがウインク


アンドレを失った絶望を噛み締めて

『まずは、バスティーユを…』と言う時の

オスカルの気迫、儚さ…

衛兵隊たちと共に突き進んで行く姿は

白い軍服となびく金髪は美しすぎて

戦闘ダンスは鬼神のようでありながら

優しく儚い

『…アンドレ…お前はもういないのか…』が

美しくて儚くて

そこから立ち上がるオスカルが

悲しくて美しくて

銃弾に倒れたオスカルの

『フランス…ばんざい…』が

悲しくて守りたくて美しくて…

朝美さんのオスカルが素敵ですお願いキラキラキラキラキラキラ



観劇の度にいろんな変化を感じますが、

良くなってきたな〜って

すごく思ったこと(人)を少し。


まず、ジェローデル(諏訪さき)星

やっぱり、初日とか復帰すぐは

本調子じゃなかったのかな??

って思ったり。

フェルゼンとのやり取りが多いけれど、

スウェーデンへ迎えに行き

フェルゼンと会話しながら

物語が進んでいくシーンは

諏訪さんらしさが発揮されて

ジェローデルの存在が際立って感じましたニコニコ

なんというか、

フェルゼンとセットで登場

っていう感じじゃなく、

フェルゼンを尋ねてきたジェローデル

フェルゼンをともなって

フランスへ向かうジェローデル

という感じでどういう感じだ笑

主体性をちゃんと感じて

物語もくっきりしてくる感じ。

唐突感ある『オスカルは死にました』も

ジェローデルの感情が少しみえてきて

唐突感が緩和されそうかもって思えました



そして、ベルナール(華世京)は

当初から馴染んでいたのですが、

急に声が良くなりましたよね

パレードの歌声もですが、

存在をしっかり感じられるようになって

注目できるようになったし、

それにともなって

ロザリー(野々花ひまり)との関係も

わかりやすく感じました

2幕でアントワネット救出を企てる

ベルナールと妻ロザリーの

やり取りがあるのですが、

なんとなくスルーしがちだったシーンが

革命の影を感じられるようになり、

ロザリーから

アントワネットの

王妃としての覚悟や

それを見守る心情、

ベルナールから

革命家たちの分断と

行きどころのない混迷が感じられて

そのあとの場面が

より際立つなと感じました




三井住友VISAカード シアター宝塚グランドロマン

『ベルサイユのばら』-フェルゼン編- 

~池田理代子原作「ベルサイユのばら」より~ 

脚本・演出/植田 紳爾 

演出/谷 正純



これまでの食レポをランダムに流れ星

公演デザート「王妃Summer~!」 

“苺とクッキーのアイス”と“ラズベリーとチーズのロールケーキ”で、フェルゼンの胸の中にいつまでも生きているベルサイユに咲く紅薔薇をイメージしたデザート

とうとう食べましたもぐもぐ

王妃さまーーーーっっ!!!!!

苺味が好き🍓

パラパラしたチョコ?が

ちょっと食べにくいけど、

薔薇はみなさんどうされてるのかな?🌹


スターバスケット~SNOW~ 

・じゃこカツとアボカドソースのドッグ じゃこカツにスパイシーなアボカドソースを合わせました。 

・野菜のスープ 人参と玉ねぎ、とうもろこしが入ったあっさりとしたスープ。 

・スターコロッケ 

・スティック野菜 2種のディップソース 

・カップデザート

こちらも〜もぐもぐ

じゃこカツドッグは

今回絶対食べようと思っていたんですスプーンフォーク

アボカドソースでした

美味しかったですニコニコ



そして、宝塚牛乳さんへも牛ルンルン

これ!美味しかった爆笑

溶けかかっているわけじゃないよ

ヨーグルトサンデーキラキラ

上手く写真が撮れてなくて

ロゴが裏に…汗うさぎ

ソフトクリームのミルク味と

宝塚牛乳さんのヨーグルトたっぷりに

ハチミツ🍯味が美味🍨

また食べたいです〜ちょうちょ


これも宝塚牛乳さんのシュークリームコーヒー

うまラブラブ


そしてキャトル宝塚店のレヴィちゃんふんわりリボン

このイラスト好きー流れ星

お顔はもちろん

おなかと脚の感じがよいのふんわりウイング


これムラサキツユクサかな?