梅田芸術劇場で
雪組全国ツアーを観劇しました
素敵でした
もう、ほんとに素敵
お芝居は
ヴァルモン子爵と
メルトゥイユ侯爵夫人の
お互いへの愛と執着
疑いと冷淡
そこに巻き込まれる
トゥールベル夫人の純真無垢さ
ダンスニーのまっすぐさと
セシルの幼さと無垢さ
そんな人間模様の
革命前夜のフランスの社交界で、
ほんとうはただメルトゥイユの心を
手に入れたかったヴァルモン
互いに愛や恋を信じきれないゆえの
ヴァルモンの心の変遷に
惹き込まれました
夢白さんや他の方もですが、
再演だけど
朝美さんは当たり役ですよね
ヴァルモンとして
自由に動き、話す朝美さんが
自然というか
説得力があって凄かったし
魅力的でした
初見から惹き込まれましたが
これから千秋楽まで
キャスト全員で絡まって
深まっていくと思うと楽しみです
ちょっとだけ思うのは
革命前夜の雰囲気が
ラストではじめて感じられる点かな
ずっと革命の頃であることは
いろんなエピソードでわかるんだけど
もう少し背後からの緊張感というか
退廃感というか
切迫感があると
ラストのメルトゥイユ夫人の
フランスを、社交界を離れる今になって
やっと素直になれると言って歌う歌が
さらに映えるような
メルトゥイユも海外脱出の準備をしていたし
ヴァルモンも革命の時は王に忠誠を貫くと
覚悟していたんですものね
そして
夢白さんのドレスも美しかったし
朝美さんの衣装もお似合いでした
鬘も好き
ストルーエンセを思い出しました
黒リボン〜♪真那さんも♪
それと、歌声も良くて
ヴァルモンはもちろん
初っ端から惹き込まれましたし
なんせ、歌声〜って思ったあと
セリフの声、言い回しにってなるので
メルトゥイユ侯爵夫人の歌声も
特にラストの曲が迫力と説得力があって
聴き入りました
あ、そのあとダンスシーンの影ソロは
音綺さんなんですね美しい
それにしても
朝美さんの歌声がね、
さらにパワーアップして感じました
ヴァルモンもだけどショーもね、
びっくりするくらい心地よいし
でも、ゾワゾワもするし笑
自由自在感がさらに増していて
ほんとに好き〜〜ってなります
クンバンチェロでしょ
マリア
光
黒猫のタンゴ…
正式名称じゃなくてすいません…
調べたら書き換えよう
歌声の素敵さに心を持っていかれましたが
スーツ姿のダンスも
赤(マリア)も紫もカッコいいし
黒猫は猫ニャンな感じが
カッコ可愛いし
色気もすごいしで
始めから最後まで魅了されて
楽しかったです
そして
光の場面の歌声も素敵です
髪型や衣装も好き
目が離せなかった
夢白さんとのデュエットダンスも
二回くらいあって
すごく綺麗
ラストは長めのリフトがとても美しくて
なんとなく月組を思い出しました
素敵なリフトです
朝美さんばかり書いてしまうけど
退団者の千早さんと、
真那さんが踊るシーンもありましたね
その時にダバダバ〜と
歌う希良々さんが
また良かったですよね
リズム感がある希良々さんの歌声も好き
エトワールも素敵でした
縣さんは明るく元気いっぱい
みんなの中心のダンスシーンも
サマになってたし
白猫ちゃんは可愛かった
金髪ボブの髪型が似合ってますね
朝美さんがお鼻にチュッ
縣さんとコンビだった
健康的で元気なダンスの
麻花さんのピンクのネコちゃんも
可愛かった
朝美さんがされていた
メインクーンのシーンは
咲城さんがカッコ良くきめていました
可愛いけどダンスがバリバリな
華純さんとか麻花さんとか
周りの猫ちゃんたちも色っぽく艶やか
髪型がいろいろで楽しい
アドリブについて少しメモ
《朝美さんクンバンチェロ》
4/13マチネ
『行くぜー大阪』
《♪黒猫のタンゴ》
マチネ
『まいど〜!僕、悩みがあるねん。関西弁好きやけど、下手くそって言われるねん。誰か正しいイントネーション教えてやー。にゃー!』
ソワレ
『…そんな僕にも悩みがあります…話にオチがないことです。関西では、何故オチをつけたがるのでしょう?オチ…、落ちる、落とす…僕がみなさんを落とします!にゃー!』会場どよめく
カテコ
ご当地ジェンヌの紹介
マチネ→皆さんお返事は『にゃー!』
杏野さんは力強く『にゃっ!!』
朝美さんは低音ボイスで『にゃ〜〜』
ソワレ→ご当地名に『にゃー』をつける
杏野さん『にゃかつきっ(高槻)』
朝美さん『あにゃみじゅんですっ』
マチネ
『オレの血潮が爆発したっ!』
縣さんを見る、縣さんちょっとびっくり
ラスト
カーテンコールのあと
幕が締まりかけてから閉まるまで
朝美さんがサンバを踊ってくれていて
観えるのが脚だけだけど
わ〜っっ
ってなりました
めっちゃ華麗な足捌きで
まだまだ舞台を終わらせないで
っていう気持ちが増して
名残惜しかったです
朝美さん、素敵
ミュージカル
『仮面のロマネスク』
~ラクロ作「危険な関係」より~
脚本/柴田 侑宏
演出/中村 暁
ショー・パッショナブル
『Gato Bonito!!』
~ガート・ボニート、美しい猫のような男~
作・演出/藤井 大介