全国ツアー中の
雪組『愛するには短すぎる/
ジュエル・ド・パリ!!』
岩手県の北上公演を観劇してきました
北上さくらホールも
ミルハス同様新しくキレイ

大中小のホールと
音楽スタジオや会議室が沢山あって
各階に椅子や机も沢山設置
ソワレの幕間の時間でも
地元の学生さんが友人どうしで
多数勉強?されていました

天井も窓ガラスになっていて
コンクリート造り、窓も多く
全体的に白くて
開放感がありました
で、その開放感ある広々した上部に
コレですよっ

むちゃくちゃ大きな
両面刷りの全国ツアーポスターが

だいぶ大きいですよね〜
遠くからでも文字まではっきりわかる威力!
一幕はまたしても
こんなに観てるのに
何かが更新されたのか
フレッド&アンソニーの歌声に
やられました





楽しかった

ああいう掛け合いっぽい歌
歌声の重なりが大好物なんですけど
もともとふたりの並びが好きで、
ふたりの話の掛け合いが好きで、
まぁ普通に
朝美さんアンソニーが
喋りまくってるのも好きだし
会話してる時の表情の様子とか
観てるだけで嬉しくなってるのに、
そこからの歌声



ソワレはノリノリがさらに増して感じて
…もう、好き
ってなりました



単独のソロ歌唱も
それぞれ好きなんですけどね



アンソニーは冒頭ソロも
バーバラとのシーンも
短いから、
え、もう、また終わっちゃった

ってなってしまうけど…

フレッドのソロは
だんだん歌詞を噛み締めるように
歌声に余裕があって
より伝わってきますね

夢白さんのソロもだんだん良くなってて
お芝居の深まりが加速してるので
歌声も伝わってきます

そういえば
透真副組長のロバートさん
なんか雰囲気が
だいぶ変わってきましたよね?
代役されていた天月さんとは
より違った雰囲気のロバートに。
それに伴って
叶さんのウェンズワース
一禾さんのヘンリーも
ニュアンスが変わってきていて
面白いです

ちょっと、コメディ味を抑えた感じも。
コメディなんだけどね
ちょっと全体的に上品になって
それも良き

あ、叶さんのウェンズワースは
阿部寛に似てるなって思っていたけど
そこまであからさまで
はなくなったような。見た目は似てるけど。
アンソニーさんもいつのまにか馴染んで
安蘭さんっぽいって思わなくなったもん。
諏訪さんオコーナーは
感情の流れがよりわかりやすくなって
面白いけど
ちょっと気の毒で
まわりもセリフのニュアンス
差し込み方が自然さが増してますし
ちょっと和やかなのが
面白みを増す感じ
救命胴衣のダンスシーンも好きです
アンソニーを観ちゃうけど
なんかね、いろいろ戸惑うアンソニーさん
振り回されつつ
ダンスに混じりつつ
単独で動くアンソニーさん
別行動ながら
ダンスチームとのバランスも良くなってて
浮き上がることなく
ひとつのパーツでありつつ
違う動きをしててっていうのが
画としては面白いんだけど、
それが馴染んできたなぁって思って
さらに好き

もちろんまわりのほぼ全員のダンスもね

混乱の中?訓練ではありますが笑
アンソニーがカラマンディス夫妻と
絡んでて
客席以上にアンソニーたちは
乗船している人同士
顔見知りなんだなぁと感じたり

『かもねっ』ソングも
メリハリがさらについて楽しい

若干、『アンソニーがいてくれて
良かったよね、うん』
のくだりが何について言ってるのか?
って思ったり歌詞なんだけどね
たぶん、真理を追求しがちな
アンソニーのおかげで
盗難の謎もバーバラに関わりあるし
恋や人生の謎も
見えてくる!だから知り合えて良かったねっ
って感じなんだろうけど?
わかるけど
フレッドは
もうバーバラのことしか見えてないし
落ち着いたら
アンソニーが居てくれて良かったって
思うだろうけど、
この時は?まだそんな気持ちになるかな?
とか。
聞いてるときの違和感の理由を考えてみた
ちゃんと歌詞が聴こえてるから
そう思うっていうのもある?かな
ぜんぜん違うかったりして…
さて、全国ツアーといえば
ご当地アクセサリー
ご当地アドリブ
が楽しいので
わかる範囲でメモ。
と言っても、SNSから大夫助けてもらい
自分の記憶とすり合わせ

アンソニーさんの白色スーツのチーフは
白色と水色のギンガムチェック🩵
あれ?岩手と何の関係が?
って思っていたら、
どうやら文字入りだったそう

文字は『じぇ じぇ じぇ』
3つの文字がちゃんと
見えるように折りたたまれていて
文字は手書き

あまちゃんって岩手だったんですね〜

スープは
マチネは野菜かぁ♪って言った気がしたけど
ソワレは分からず

たぶん魚介らしい??
アンソニーがスプーンで掬う様子
食べてる様子が楽しいです

ショーは
ルノワールさんのパレットは
マチネがオレンジのトパーズ🍊
ソワレは黄色

ルノワールさんを観る時はいつも
ボーっと魅入ってしまってて
朝美さんがちょっとでもこちらを
見てくれている感じだと
雰囲気と瞳のようすなどに
さらに魅入られてしまうんですけど

今これを書きながら、
ルノワールさんって
あんな短いオープニングの時間に
すごくいろんなことしてくれてて
ひとつも無駄な動きがないよねぇ

視線もウインクもその他も
いろんな方向に飛ばしてくれてるなーって、
何、この神がかったシーン



って改めて思っちゃった

今回始まりのパレットの前とか
ラストのサインするとこも
ルノワールさんがこちら向きだったので
惑わされたのは言うまでもない

違う方向いていても様子を観てうっとりだけど
こちらを見ていると
表情と瞳に吸い込まれる〜

でも、手の、腕の動きも好きで
目で追ってしまって
目が足りない

って、惑わされてるのいつもやん笑
彩風さんの冒頭は
マチネ「C'est parti 岩手!」
ソワレ「C'est parti 北上!」
やっぱり北上だと
客席の反応がいいですね



私もやっぱ
『大阪!』より『(地元)!』
の方がかなり特別感感じそう。
だって普通言ってくれないですもんね

ドーファンさまの指輪は
マチソワともに
わんこそばのお椀
中味ありだったそう

ヴィオレットの掛け声アドリブは
マチネ
彩風:わんこそば!
凛城:冷麺!
朝美:ジャージャーめん!
三人:来たぜっ、岩手!
ソワレ
彩風:宮沢賢治!
凛城:平泉!
朝美:大谷翔平ー!
三人:北上〜!おもさげながんすっ
お、大谷翔平??って一瞬なったけど
岩手県民なんですね
岩手の人たちはよく知っていそう

大谷選手に合わせて?
カンカンで
朝美さんたち上手チームと彩風さんが
バッティングとキャッチボールの振りを
わちゃわちゃしてました

客席降りは
一階だとジェンヌさんの
華やかな圧が強くて
わーっ居る!ってなりますね

バスティーユも
諏訪さんがラストに
『(たぶんフランス語)北上ー!』
って言って
会場が盛り上がっていました

大劇場の時も楽しかったけど
諏訪さん中心のバスティーユも
カッコいいです

諏訪さんはちょっと大人っぽくて
ダンスがビシッとしてるのがポイント

まわりのメンバーもフレッシュで
元気いっぱいなのは同じだけど
北上公演も弾けていて
一禾さん、壮海さん、華世さんなど
ひとりひとりアピールが
しっかり観えて、
岩手の方々のハートを掴めてそうだなぁ
そうならよいね
って思いました


そうそうカンカンはね、
マチネももちろん楽しかったんだけど、
ソワレの朝美さんの髪の毛が
サラッフワで
ご本人はどう思ってるかかわからないけど
髪の毛がぴょんぴょんしたり
手でサッって直すっていう
ボーナスポイントが加算されて
めっちゃ楽しかった

それに朝美さんも
めちゃくちゃ楽しそうに見えて
それが楽しかった



客席への煽りの振りも
ほんまに煽ってるよねっていう感じで
それも楽しかった



あと、夢白さんが北上公演は
特にキラキラして観えてびっくり

カンカン始まりから
惹きつけられました

カンカンだけじゃなくて
一幕の劇中
華世さんとのダンスからそうだったの

ただ、そのシーンは
私はいつもまわりのダンサーたちを
くるくる観ているけど
今日は真ん中を観てるから
私の感じ方が違うんかなって思ったけど、
そうじゃなかったみたい

表情もイキイキして観えました

カンカン始まりは
歌とかも堂々としてるしこれは前からだけど
夢白さんはもともとダンスが素敵だけど、
やっぱり良くて
北上のマチソワは
それプラスたぶん
夢白さんの機嫌が良くて??
迫力が凄かった

ま、ダンスといえば
私は朝美さんなんですけどね

白黒のサンジェルマンの
白の朝美さん
毎回目に焼きつけたいって思って
オペラでも
オペラなしでも
ほぼ凝視状態なんだけど、
『う、美しい…
今の振りのところ観た?誰に話しかけてるの
振りから振りの流れが美!』
という感情を
高速で繰り返しているうちに
ラストの顔たちのところへ。
暗転…
…
終わっちゃったよ〜


っていう感じ。
あ、朝美さんが舞台奥をふんわり移動して
くるって回ってみんなに合流するのも
毎回観てて
遠目だからなおさら妖精みたいだと思い、
ひとりで踊る時とか、合流した時とか
前方でガシガシ踊る時は
大劇場以上に激しさというか
厳しさとか力強さを感じて
諏訪さんとの白✖️黒の時に
バチッ
って一瞬音がする気さえして

なんか、戦っているみたいな
そんな全国ツアーバージョンも
好きです

だって、彩風さん扮する白と黒の人物の
心象?ですもんね?勝手に解釈
そして、凱旋門

もう、何回書くねんって言われそうだけど、
このシーンの男役ダンス大好きだし
朝美さんのダンスが好きなので
釘付け

手、脚、顔、腰、すべての角度
振りから振りへ移るタイミング
無駄がない動き
そして表情も

目線の動きさえ無駄がないの
美だわ
🌹

マチネのカテコで
彩風さんが美味しいと紹介されたお菓子
北上名物『五郎がびっくり焼』は
残念、見つけられず…
SNSで流してくれた方がいらして
胡桃と砂糖が美味しそう

ソワレは
『岩手、北上の素敵な街、素敵な会場で公演できて嬉しいです。また北上に来たいです』
というようなことを仰ったら
『居て〜!』って
客席から聞こえて、笑いが起きました

そして、ソワレ2回目の
『おもさげながんすー』
前日に石割り桜を見に行ったので
尚更、雪組『壬生義士伝』を
思い出しました

彩風さんがいつも
カテコで仰ってますが
オンディマンドもあることですし
北上にお越しの方々が
身近な?物語『壬生義士伝』も
視聴されたりして、
今度はタカラヅカに観劇に来たいなって
思うようなったらよいな

そうそう、
北上さくらホールは
少し小さめ?なホールということもあるけど、
舞台と客席のフラットな感じが強くて
尚更近く感じました
大抵、前方は客席の首あたりが
舞台床だと思うんだけど
北上さくらホールはもっと舞台が低くて
客席へ降りる階段も低い
今日からは仙台の
名取市文化会館ですね