星組 『バレンシアの熱い花/パッション・ダムール・アゲイン!』(2023ツアー) | ラピュタをさがして

ラピュタをさがして

宝塚のこと。
気ままに。
自由に。

3月26日は

御園座で

『ドリームガールズ』の大千穐楽星


同じ日に

梅田芸術劇場メインホールで

初日を迎えた

星組ツアー『バレンシアの熱い花/

パッション・ダムール・アゲイン!』

どちらもおめでとうございます花束花束


星組ツアー初日を観劇してきました〜星

わーん…ポスター写真撮るの忘れた…

雨だし後から撮ろうと思っていたの…



カテコで凪七さんが

『(今日の舞台で)何回“愛している”って言ったかなはてなマーク

って仰っていたけど、

ほんまにねっニコニコ気づき

もう、一幕も二幕も

物語でもレビューテーマでも

《愛》でいっぱいやけど、

セリフに歌詞に

コトバでも《愛》でいっぱいで

そういうの好きな私でも

観劇しながら

『愛している』って

めちゃくちゃ言ってる〜〜って笑い笑い

なった笑ううさぎ

さすが柴田&岡田コンボ!って感じなのかなはてなマーク


『柴田先生を感じながら、

お稽古していました』と凪七さん花

過去作に凪七さんが出演された時、

柴田先生はご存命で

演出・指導されていたんですねおねがい


とても素敵な二本立てでしたブルーハーツ

タカラヅカらしくて

ツアーにピッタリだと思いましたおねがい流れ星

この良さをタカラヅカを知らない

たくさんの方に伝えたくなるような星





星組公演




観劇で思ったことを少し。

物語の結末にも触れてます



お芝居『バレンシアの熱い花』


だいぶ以前に

過去作のどれかは

視聴していると思うけれど、

観劇前に予習せず

主要なメンバーが多いみたいだ

という情報だけで観劇しましたニコニコ


幕開けからダンスも沢山あるし

曲、歌も多く

しかも芝居歌も多いけれど、

静かな場面もしっかりあって

お芝居を味わうシーンが多くて

こういう舞台が好きだな〜と

思いながら観劇おねがい


舞台セットは

全ツだからというのもあるでしょうけど

すごく簡易に見えたけど

ツアーだしね

後からプログラム読んだら先生も書いていた


ゴージャスだったり

お洒落でセンスの光る舞台セットも

大好きだし

大劇場とかだと

やっぱりタカラヅカ観てるって

圧倒されて

それだけで楽しい乙女のトキメキ乙女のトキメキ


でも、なんだか簡易なセットが

だんだん良く観えてくるのが不思議で目

たとえば

たくさんの場面になっている

レオン将軍邸とか、

バレンシアの邸宅のバルコニーから

海が見えていて

その絵はすごく簡易なんですけど

言い方あせるすいません

芝居が進むにつれて

演技の様子を追っていると、

スペインのちょっと広々として

装飾が鷹揚で

喧騒とは無縁のパティオというかに

みんなが居て

話しているんだなって、

向こうの海は穏やかで

空気が乾燥していて雑味がない

とか感じてきて

それがいい感じでした照れ



芝居という意味では

レオン将軍(美稀千種)

フェルナンド(凪七瑠海)

セレスティーナ侯爵夫人(紫りら)が

出番がしっかりあったこともあって

しっかり手堅く

物語の安定、安心をくれて

セリフからして

ずっと聞いていて飽きないし

リラックスして観れました照れ


フェルナンドは

安定しつつも

初々しさというか

若々しさがあるんですよねー

初登場してからしばらく

それを感じて驚きました気づき

若い侯爵に全く違和感なくて

衣装も似合ってカッコ良かったです流れ星

他の登場人物とのやり取りも

さらにいい感じだし星

後半のイサベラとのシーンも美しいキラキラ



ラモン(瀬央ゆりあ)は

面白みのあるキャラクターが

真面目な芝居のやり取りに緩急を花

憎めないお役がお似合いで

楽しかったですし、

後半でイサベラ(舞空瞳)を想う

歌の場面が素敵でしたおねだり

フィルナンド

ロドリーゴ

ラモンと、

同じ歌を一幕を通して歌い継いでいく

『♪瞳の中の宝石』ブルー音符

ラモンの歌声とお芝居に涙しましたぐすん



そして、ロドリーゴ

実は極美さんがすごく違って観えて

一瞬誰かわからないまま

しばらく観ていました

オペラであんまり観察しなかったので

書くのが少し不安ですが、

どうしたの?って思うくらい

良くなって感じましたおねがい違いましたよね!?

もちろん伯爵の衣装とかお似合いでしたし、

シルヴィアを奪われた憎しみや

シルヴィアを想う苦悩が

大人っぽく男らしくて良かった乙女のトキメキ

こういう極美さん、良いですね



イサベラをはじめ娘役は

ちょっと作中の比重が

少なめに感じましたが、

イサベラの強気で

でもいじらしい感じが

舞空さんに似合っていましたし

フラメンコシーンでは

ラモンと踊っていてカッコいい流れ星


そして

フラメンコで歌声を響かせていたのは

都さんですね音符



シルヴィア(水乃ゆり)は

やっぱりドレスが似合って素敵だし

ロドリーゴを想う気持ちが

切なかったですおねだり


ただ、もう少しラストに繋がる

気持ちというか

決心というかが伝わってきたらな。

そこまでハッキリわかるのはダメだけど

余韻?

わざとらしくない心の表れ?

極美さんもだけどね。

ロドリーゴはシルヴィアの決心に

気づいてないんだけれども

気づいてないならないなりに

ラストに繋げてほしいというか…


そしたら

最後の『シルヴィアは死んだ』が

もっと響くような気がするんだけど…

そして、そのあとに続く

フェルナンドの『イサベラは死んだ』

もさらに引き立つというか…。

普通に悪くはなかったんですけどね

文句だけは多い私…



そして、もう一人のヒロイン

マルガリータ(乙華菜乃)

可愛らしいいかにも娘役な役どころふんわりリボン

初めは少したどたどしく感じたけど

だんだん

可憐で優しい雰囲気が自然になって

歌声も良かったです音符

少しだけだけど

ウェディングドレスも着ていましたねドレス


あと、印象に残ったのは

ラモンの妹ローラ(綾音美蘭)

気が強いけど

薄幸そうなロマの娘を

上手く演じていました星



全体として物語は

ちゃんとわかるし楽しかったんですが、

文句をつけるとしたら

もう既に文句書いてるやんね…

実は後から書き直したりしていて

どれが先かはその時まかせ…

フェルナンドとイサベラの恋の始まりが

わかりづらいことかなうーん


急に離れがたいふたりに

なってるって感じで

一瞬違和感ありましたあせる

一回離れがたいって認識した後は

大丈夫なんですが。


たぶん

イサベラの登場前に

フェルナンドにはマルガリータがいるって

印象づいている上に、

酒場では

どちらかというと

イサベラはロドリーゴに

気があったみたいに観えていて

こっぴどく振られますが

いつの間にフェルナンドとはてなマーク

ってちょっと思うんですよねあせる


まぁ、フェルナンドがイサベラに

今夜会おうって言うシーンがあるから

そこで、おや?って思うんだけど、

そんなに互いに想い合っていて

離れるのが辛いとまでは

思わないというか…あせる



ルカノール侯爵(朝水りょう)は

悪さは際立ちにくいかもだけど

イケオジで侯爵が似合っていました


ホルヘ(大輝真琴)は

ちょっと難しい役どころ

ラストの顛末は良い感じだけど、

少し前からのフェルナンド邸での

たどたどしい振る舞いから

謎だ…って思っていたけれど、

シルヴィアを庇ったのには

少し驚きました

シルヴィアへの気持ちは

少し唐突だった気も。

誰の味方かと思ったら

シルヴィアの味方だったんですねびっくり


そして、実はホルヘの息子だった

カルデロ(天飛華音)

天飛さんはなんでもそつなく上手い

カルデロだって

ちょっと怪しく癖のある人物を

ちゃんと浮かずに演じてました

でも私はいつも

もう一歩踏み込んでほしいと思ってしまう…

ほんま偉そうな私…でも

天飛さん結構好きなので

余計に気になるんですよね…

こういう人物ならこうっていう

模範回答じゃなくて

天飛さんのカルデロ。

今回は特にそれとは別に

ドンファンを冠するカルデロって?

ドンファンって?って思っちゃった

全くドンファンの意味を知らない人に

ドンファンってこんな感じって

伝えてほしいな…とか


ルーカス大佐(夕渚りょう)は

振る舞いが軍人らしく

剣の立ち回りが良きキラキラ


ルーカスだけじゃなく、

剣の立ち回りは結構あって

ゆったりだったり

はげしかったり

迫力がありましたスター


あと、前後しますが

幕が上がったときに

フェルナンドを真ん中に

3人のシルエットが赤い背景に

浮かび上がるんですけど

美しくて印象的キラキラ

動きとかも美しくて

それに続くダンスがやはり華やかスター

幕開きをダンスでみせるのは

やっぱり良いなと思いましたおねがい



そして

『パッション・ダムール』 

凪七さんが

雪組生とバウでされたときも

とても好きだったし

今回も好きじゃないはずもないんですがウインク

初めて観劇するシーンもあったし

楽しかったですルンルン

禁断の園のシーンは

ちゃんとありましたね〜ウインク



ランダムに。


二幕始まりから

ずーっと観てきて

演出的に流れが最高潮な

シーンだからかもしれないけど、

フィナーレ前の『♪愛の歌』

燕尾服で踊るシーンが素敵でしたおねがいキラキラ


このシーン

途中で扇形になるんですけど

凪七さんの下手横の

美稀組長に目を奪われた私目ラブラブ

燕尾ダンス素敵だった〜キラキラ


もちろん真ん中の凪七さんも素敵だしキラキラ

まわりの方々も

すべて合わせて素敵だったんですが、

丁度目線の先にいらしたこともあるけど

組長の踊りに

ぎゅーっと目を奪われたまま

まわりのキラキラと

雰囲気もあって

ラスト付近涙ぐむというおねだりキラキラ

やばいですね、私あせる

娘役さんたちも一緒に出ているし

黒燕尾群舞とはちょっと違う?んですが

燕尾服ダンスは特別だなぁと思うなどおねだり


続く瀬央さんと男役四人のシーンも

素敵でしたウインク



《愛の誘惑》のシーンは

始めの禁断の果実の歌手が

極美さんだったんですが、

とても良かったブルーハート

いつものギラギラカマキリ色の衣装に

セミロングの薄紫色の鬘

青色の林檎の色と

赤い背景?が

妖しく似合って

歌声も良かったです音符

なんだか低めの歌唱がいい感じ


そして、アダムは瀬央さんだった!!

プログラム見ていたのに

凪七さんのイメージがあったので

始まってから

あ、瀬央さんだっ!ってなった私笑

瀬央さん、なりきってて

カッコよかったですブルーハーツ

芝居がかったダンスシーンはやはり好き

そしていつもの

ラメラメゴールド!!舞空ちゃん

スレンダーなドレスが

似合いますよねウインク

音咲さんの歌声も素敵でしたむらさき音符


ただ、今日観た感じだと

二幕は舞空ちゃんのダンスは

いつものキレがなかったかな…

スカート捌きとかもイマイチでしたアセアセ

みちるちゃんや蘭乃さんの

キレキレダンスを思い出してしまった…ごめん

一幕はデュエットダンスとか

普通に良かったけど。


そのかわりビックリマークと言ってはなんですが

《ノスタルジア》のシーンで

白いドレスで歌う歌声がね、良かった音譜

わりと本格的な?曲で

え、こんなに歌えるんだねって

失礼ながら思って

聴き入りましたウインクピンク音符


今まで、叫び系の曲が多くて

そのせいで

カモフラージュできてるよねって

思いがちだったけど、

今回聴かせる系の歌声を披露されて

これからますます楽しみに音符

次の本公演

礼さんとのデュエットきっとあるよね音符


このシーンをはじめ

お芝居味のあるダンスが

結構好きですいつも言ってるけど笑

凪七さん、舞空ちゃん、瀬央さんの

恋模様に釘付けで

凪七さんと、舞空ちゃんが

赤色の灯り飾りと

ちょっと深緑がかった黒色を背景に

踊ったり、やりとりする様子が

素敵でしたたぶんこのシーン


ところで、この場面のはじめの方

舞踏会のダンスを織り交ぜた

振りつけのひとつとして

想い合う凪七さんと舞空ちゃんの間に

スパって割って入ったのって

極美さんですよねはてなマーク

結構びっくりして印象に残りました目



《ロマンス!!》では

薄紫色のドレスと帽子と帽子飾りの

舞空ちゃんが可愛くてハット

天飛さんの水色の

キラキラタカラヅカ衣装乙女のトキメキ

美しいダンスに歌声

ロマンチックで素敵でした乙女のトキメキ



ガウチョの場面は

凪七さんに釘付けで

なんと言ったらいいのか、

ダンスも形も美しくて素敵なのですが

踊り出す前とかの余韻というか

物語の中で

踊りが始まるという

そんな雰囲気に魅入りましたおすましスワン


始めに一緒に踊る

夕渚さんのキビキビした動きとか

天希さんのちょっと優しい感じ


そして、凪七さんとペアをされた

水乃さんブルーハート

水乃さんのダンスが

文字通り水が流れるようで好きですが

今回はリフトもあり

凪七さんとの並びも素敵乙女のトキメキ

都さんや朝水さんも観たし

まわりの方々も観たのにな…なかなか覚えきれない


水乃さんといえば

今回なんとロケットにびっくり

最近も大劇場でもでてらしたかな??

今回のロケット、

ちょっと時間も長くて?

構成も凝っていて?

見応えがあって楽しかったです爆笑キラキラ

というか…

メインメンバーで踊られている時は

水乃さんにほぼロックオン状態で照れ

え、水乃さんだよね?

って何回も確認したのもあるけど

生き生きしていて

可愛くお似合いでしたスター

水乃さん以外でも

都さんとか

乙華さんかな?

下手の方も目を惹きました花


そして

エトワールは舞空ちゃんびっくりピンク音符

フィナーレまでが

突然パレードになったようで

少し混乱しましたが


凪七さんが尾羽付き大羽根ふんわりウイング

瀬央さんも大羽根ふんわりウイング

華やかでしたおねがいキラキラ


ミュージカル・ロマン『バレンシアの熱い花』 

作/柴田 侑宏

演出/中村 暁 

ロマンチック・レビュー 

『パッション・ダムール・アゲイン!』 

作・演出/岡田 敬二


エトワール 舞空 瞳(尾羽付赤色大羽根)

天飛 華音

極美 慎

瀬央 ゆりあ(赤色縁の白色の大羽根)

凪七 瑠海(尾羽付赤色大羽根)


4月11日までのツアーが

始まりましたね〜星

梅田芸術劇場(大阪)3月26日〜29日

市川市文化会館(千葉)4月1、2日

上野学園ホール(広島)4月4、5日

周南市文化会館(山口)4月6日

福岡市民会館(福岡)4月8〜11日


無事にクローバークローバークローバー



雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶雪の結晶


帰りに阪急電車の改札前階段でおねがい

とうとう雪組公演も近づいてきた感じ


エスカレーターを登ると

フランツに見つめられましたニコニコ角度!!




さくらさく