熱中症注意報が出まくる毎日
日差しが当たると熱気でやられそうですね
オリンピックが始まったけれど
実感もなく
ただ連休を喜んでいます![]()
昨日は『婆娑羅の玄孫』の
東京芸術劇場プレイハウスの初日
おめでとうございます
少し前になりますが
配信直前に
観劇してまいりました![]()
全編通して
轟悠さんへの惜別が込められた作品
着流し、むしりの浪人髷、裃、青天…
立ち回り、啖呵、喧嘩…
神田祭『かっぽれ』
山神の悪霊退散
組子の子どもらと石先生
etc
轟さんが退団を発表されて
この公演が決まった時
大劇場で退団されないんだなと
不思議な気もしたのですが、
別箱だったからこそ
余すところなく
惜別することができるというのも
あるんだなぁと感じました
そんな轟さんへの想いが
目一杯詰め込まれた公演でした
まず
私が素敵だなと思った場面
◯ 神田祭『かっぽれ』
山神の悪霊退散は轟さんのソロ
『かっぽれ』は音波さんとのデュエット
どちらも轟さんの退団公演に相応しい
日舞の見せ場でした
私のように
日舞に詳しくなくても
『かっぽれ』は可愛らしく楽しめました
轟さんももちろん素敵でしたが
音波さんの踊りが愛らしくて釘付け
素敵なふたりでした
音波さんは着物姿が粋で
時代劇の美人といった雰囲気
ほんとうに似合っていました
◯獅子舞
すごく良くて
可愛らしくてこれもまた釘付け
誰が入ってるか事前にチェックしてなくて
最後に獅子を脱いだときに
あら、小桜さんに稀惺さん!!
と思いました
特に小桜さんの獅子は可愛かったな
ふたりとも素敵でした
獅子舞は華やかで良いなと思いました
ふたりが上手だったからかな
◯喧嘩
これも轟さんと音波さん
ふたりの江戸っ子?の喧嘩が良かったです
なんて言うか、
喧嘩も見せ場になるんだなーって
変に感心しました
◯蔵之介と小久保
小久保彦左(汝鳥伶)が出てくると
なんだか重みが増して
蔵之介と小久保のやり取りが
とても味わい深かったです
轟さんへの餞の言葉が
散りばめられた台詞でしたが
わかっていても
しらじらしく浮き上がらないので
しみじみしました
その他、
殺陣場面は
時代劇を観ているようで
覆面の武士たちがベタすぎて
柳橋に覆面
轟さんの啖呵と斬り回しが
ハマってカッコ良かったです
子どもたちが幕前に
何度も出てくるシーンは、
何度もあり過ぎて
ちょっともたつきを感じましたが
石さんを慕う子どもらと
石さんの優しい眼差しが
真実味があって
暖かい気持ちになりました
さて、ここからは
轟さん、音波さん以外について
◯阿部四郎五郎/西川頼母(天華えま)
頼母の襷掛け
立ち回り(二幕の一瞬の立ち回りが良き)
武士の青天と裃似合う〜
阿部四郎五郎は私的には軽すぎて(重量が)
”悪さ”が弱めなのと
歩き方?が少し気になり
難しい役に思いました
でも日本物の着物も刀も似合う
次の公演も楽しみ〜
◯五貫屋喜兵衛/小笠原俣三(美稀千種)
悪さは控えめに感じたので
時代劇の悪役って実は難しいのねと思いつつ、
(というか、自然に見えて実は大袈裟にしないと雰囲気がでないのねと思いました)
四郎五郎と五貫屋
頼母と小笠原
ふたりのタッグ感がよくて
渋さと重みがあるって
素敵だなぁと思いました
◯権六(極美慎)
狂言回しがいい感じ
歌声も良い感じ
見た目が
浮世絵から飛び出してきたみたい
またまた日本物の着物が似合う〜
◯長太(ひろ香祐)&お花(紫りら)
江戸の長屋のチャキチャキ住人
やり取りが面白かったです
◯お蝶(瑠璃花夏)[お花の娘]
子供らしく
でもキンキンしない声
観ていてだんだん注目してしまいました
◯ 長松(紘希柚葉)[長太の息子]
子供らしいけれどちょっと
年上な感じがでて
町人の子どもにいそうと思いました
◯麗々(小桜ほのか)
チャイナ服にチャイナな髪型が
とっても似合って
可愛かったですね
中国訛りの日本語を頑張って
喋ってました
なかなか難設定
◯真々(稀惺かずと)
大抜擢ですね
こちらも中国訛りの日本語を
自然に聞こえるように
頑張ってましたね
その他にも
子どもの登場が多かった
中でも
泣き虫な子の演技が可愛くて
目立って観えました
甚左(彩紋ねお)かな?
みんな一度は
名前を呼ばれていた気がするのですが
動体視力ならぬ動体聴力が弱く…
顔はガン見して覚えたつもりが
プログラムを見ても
どっちだったかな??とか
思っちゃうんですよね…
娘役さんにも可愛らしいお顔を
見かけたのですが…


全体としては、ほっこりと
『舞台って』と思い返す観劇でした
フラペチーノ #27
【大阪限定 ミックスジュース】
飲みました
暑さゆえに?
ツノがちょっとへたってますけど、
ミックスジュース味がちゃんとして
美味しかったです
ご当地限定とか言われると
いろいろ飲みたくなるなぁ
早く旅行が行ける日常になれ〜〜〜


