昨日5月18日に月組トップコンビ
鳳月杏さんと天紫珠里さんの
次の大劇場公演での退団が発表されましたね
今日はそれぞれ記者会見でした![]()
ピッタリお似合いのふたりだったので
さみしいです
先日月組公演を観劇した時に
鳳月さんがすごく生き生きしていて
幸せそうだし楽しそうで、
この二作品が好きなのだなと感じ、
天紫さんの貂蟬としての踊りが
すごく美しかったので、
観劇の時は素敵だなと
感じただけだったけど、
なんとなく
発表に納得するような感じもあります![]()
『NINE』は東京のみ![]()
大劇場は
『天穹のアルテミス』
『Belle Époque(ベル エポック)』ですね🌕
楽しみ![]()
さて、雪組感想の続きです…
瀧昌の父の友人の柴原邦光(真那 春人)は
優しく穏やかな瀧昌の上官
真那さんは
今までもそういうポジションの役を
されているけど、
今回は少しプライベートも明らかになって
両親を失った瀧昌を妻と世話していたことや
妻との過去の物語も出てきます
妻の柴原郁子(麻花 すわん)は
しっとり艶やかで
しっくりハマってましたね![]()
配役は知って観ているのだけど、
一瞬、郁子さんは誰がされているのかと
思う瞬間が何度かありました![]()
世話好きだけど
少しおっとりした部分を感じて
美しくて優しいご婦人ですね
郁子が邦光のプロポーズシーンを回想して
幸せを実感するシーンがあって、
そのあと現れる邦光とのやり取りからも
その幸せが本当だということが感じられて
素敵なふたりです![]()
回想シーンは
真那さん、麻花さんと若き日の
邦光(風立 にき)と郁子(桜菜 みのり)が
歌うシーンがあって、
4人ともハリのある歌声で素敵だったけど、
桜葉さんは歌声が
素敵なんだなぁと思いました![]()
あと、
二幕の船が台風に遭遇した場面は
この作品の起承転結の"転"ですね![]()
終始穏やかな日常がほとんどで
戦前戦中の背景を感じながら
その中の人間模様や日常のしあわせを
しみじみ感じるのが
この作品の良いところですが、
やはり舞台作品なので
起承転結は入れるようにしたのかな?
というのが、初見の印象でした。
それでも変ではなかったけれど、
観劇するたびに台風の場面が際立ってきて
作品の締まりが良くなって感じました![]()
それにしても、今回、
台風の場面は
船のセットが平面的で動かないので
臨場感を出すのが
かなり難しかったのでは![]()

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それを皆さんの身体能力と演技
そして歌声の力強さで表現していて
それがだんだんピタリとハマってきて
凄かったです![]()
特に熊谷のロングスライド![]()
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凄かったですよねー![]()
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海を表しているダンサーのみなさんも力強く
船上と海上の表現が合わさって
台風と荒波の様子、緊迫した状況が
伝わってきました![]()
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船が衝突して
相手の船の自力走行が無理になり
台風の荒波で救助も難しくなった時に、
瀧昌が父親のことを思い出して
なんとしても助けると言う場面も
観劇のたびに真に迫って涙がでました![]()
始めは助けるのは無理という
雰囲気に包まれていて、
宮口大尉は全員が助からない危険を危惧して
相手の船と自分たちの船を繋ぐことに
反対します
でも、助けようと決めたあとの
みんなの結束力がすごくて、
その迫力が
観るたびに増して胸にひびきました![]()
この台風の場面の緊迫感が高まったのは
それまでの江端家の回想シーンが
より印象深くなったからかなとも思います![]()
瀧昌の父の江端大尉(桜路 薫)は
私のイメージの中の昭和初期の軍人というか
堅物と言われる瀧昌の父らしい江端大尉![]()
海難事故の印象が台風の場面に繋がるのですが
my初日は海難事故からの過去の印象が
少し弱かったかな
徐々に繋がる感じがして
物語に厚みを感じるように。
ほとんど嫌な人が登場しないこの作品で
瀧昌の親戚は人の嫌な部分をぶつけてきます
両親が急に亡くなって
ひとり社会に掘り出された瀧昌
その瀧昌の思い出語りを聞いて
子どものように怒るなつ美。
瀧昌は父親の同僚の柴原中佐に
助け出されます
瀧昌は不幸見舞われる中でも
幸運だったのだけど、
同じ時代の幸運だけを掬い上げた物語も
ありだと思うんです
不幸な部分だけを掬い上げることも、
両方掬い上げることも、
その分量も。
物語だからできるし、
その作品で
どういう手段で
どんなことを表現して、
何を伝えたいか。
瀧昌の親戚とのことに焦点を当てれば
また違う物語になるけど、
この物語は
瀧昌が幸せを見つける話だから
親戚たちは過去の影で
瀧昌となつ美の心が通う様子を表す
ただの背景と飾りになっているんですね
瀧昌の幼少期の
瀧昌の母(妃華 ゆきの)
瀧昌(少年)(結翔 恋)は、
江端大尉が亡くなった知らせを受ける時と、
瀧昌がなつ美を
特別な場所に連れて行った場面で登場します![]()
1度目は記憶の一部なので
舞台奥で演じていて、
表情とかが観えないし、
どなたがやっているのか
わからないのですが、
幼少の頃にぶつかった不条理と孤独が
良くわかりました
2度目は
舞台手前で父母子3人の
楽しそうな様子が観れるのですが、
いつも通り、
上部にいる瀧昌となつ美を観るのに
集中するため笑
なかなか目が足りない場面でもあります
蛍を見に行きたいなと
懐かしく思いました
あ、身近に蛍がいたことはありません笑
『波うららかに、めおと日和』
原作/西香はち
「波うららかに、めおと日和」(講談社「コミックDAYS」連載) ©西香はち/講談社
脚本・演出/小柳 奈穂子
演出/雑賀 ヒカル

