仕事 | 数え切れない引越しそして夜逃げ。離婚と裁判。運命の人との生活。   アパート暮らしを4年の後に念願の・・・


長女が生まれた後も父の仕事は、本当に忙しかったそうです。

特に忙しかったのは、やはりエンジニアの仕事です。
毎日予定が敷き詰めされていて1人じゃ難しい状態でありました。


そんな時父は、あることを考えたのです。
「会社を立ち上げよう。」
こう思った父は、即座に会社を作りました。
普通、新しい会社は、仕事を探しに行って仕事をもらって
そこからどんどん売り上げを伸ばしていく感じだと思うのですが
父の会社は、違いました。

もともと仕事を大量に持っていた父は、仕事を探す必要がなかったんだと思います。
僕が考えるにただ父は、人が欲しかっただけなんだな、と思います。

その後会社は、うまく行ったらしく売り上げも悪いものでは、なかったと聞いています。
けど、会社がうまく行くのも長くはありませんでした。

仕事がうまく行かなかったのではなく、人間関係がうまく行かなかったのです。
父は、もともとケンカっぱやく
よく、社員とケンカしていたのを覚えています。

ケンカの内容などは、知りませんが難しいことを喋っていたのは覚えています。


その結果予想通り会社は、うまく行かなくなり
ついに僕が、4、5歳の頃倒産しました。
お金の問題では、なく
父は、やっぱり1人でやることにしたんだと思います。

僕は、会社を潰したことは正解だと思います。
僕から見て父は、1人で仕事をしてる方が自由にしていて
楽しそうだからです。



その後父は、また1人で営業を始め
前と同じように好きな時間に仕事をしていました。




僕の将来の夢は、「先生」です。
中学校の先生だったり小学校、保育所だったりもします。

とりあえず、保育所の教員免許を取りたいと思っています。
そのため今は、苦手な英語数学を頑張っています。
辛いし、めんどくさいけど

父のように好きな仕事をやれるようにしていきたいです。


父は昔
お兄ちゃんに勝ちたくてキックボクシングを始め
勉強も死ぬほどやったそうです。
そのため高校は国立の高校に入り
運動では、キックボクシングで活躍し、そのままプロになったそうです。


このことを聞いて執念と努力さえあれば大抵は人間できるんだなぁ~と思いました。





(エピソード6:仕事)