1. 稼働背景と初期投資における
リスクヘッジパチスロにおける
中長期的な収支の安定において
前日データと当日環境のギャップを
埋める客観的な戦況分析は不可欠です。
今回の検証対象は
『L交響詩篇エウレカセブン4
HI-EVOLUTION』となります。
当該台のデータカウンターを確認すると
前日の総ボーナス回数は40回でした。
一見すると高設定の据え置きや、いわゆる
「不発台」の据え置き狙いが成立しそうな
数値を示していました。
しかし、当日のホールの特定日ではない
営業背景、および周囲の稼働状況から冷静に
推測するに、設定状況の期待値は
決して高くなく、低設定への下げ
調整が行われている可能性を
考慮すべき局面でした。
このような状況下で選択すべき
選択肢は「打たない」こと、もしくは
「リスクを最小限に抑えて投資を行う」
ことの二者択一となります。
今回は貯玉カードの再プレイ特典が
利用可能であること
数260ゲーム過ぎという
一定のゾーンや天井までの投資を
抑えられる段階からのスタートで
あったことから、投資効率を
考慮して打ち始めることとしました。
打ち始め直後から
レア小役(スイカ・チェリー)の出現率に
大きな下振れが見られました。
エウレカ4において内部状態の昇格や
初当たりの契機となる各種レア小役が
合算確率を大きく上回る重さを見せ
液晶ステージも基本の街並みを
行き来するのみに終始しました。
しかし、貯玉再プレイの範囲内での
運用のための想定内であり
500ゲームの到達時点でも
立ち回りの修正を行わず
淡々とレバーオンを継続しました。
2. 確定画面におけるフラグと
初期恩恵の検証500ゲームを過ぎた段階で
液晶にPUSHボタン演出が発生しました。
ボタン押下に伴い強カットインが入り
リール始動時には払い出し音やスタート音の
矛盾を伴う違和感音
(オカシイ音)を確認しました。
液晶表示は赤文字です。
リール停止時の出目は
中段チェリーでした。
そこから右下がりに一直線に並ぶ形で
プレミアムフラグである
「黒BARボーナス」が確定しました。
本機における黒BARボーナスの恩恵は
ART「コーラリアンモード」の突入確定に
加え、初期ストック数が
「3セット以上」優遇される点が挙げられます。
打ち始めのレア小役の下振れと
いうマイナス要素を、フラグ単体の
ポテンシャルによって一気に
相殺する形となりました。
なお、ボーナス消化中に関しては
「狙え!」のカットインは一度も発生せず
ボーナス中の自力上乗せは
「なし(ゼロ)」というデータに留まりました。
したがって、この後の展開はすべて
初期保有のストックと
ART中のヒキに依存する形で
進行することとなります。
3. レア小役の下振れ継続と3セット目の
瀬戸際突入したART
「コーラリアンモード」は
白夜ステージの背景を消化していく
オーソドックスな展開となりましたが
通常時からの懸念点であった
「レア小役の重さ」は依然として
継続していました。ART中であっても
スイカやチェリーの出現率が改善されず
小役契機によるゲーム数・セット数の上乗せ
あるいはボーナスの重複当選が
見込めない時間が続きました。
初期ストックの貯金をただ消費していく
挙動は、事前の「低設定推測」を
裏付ける客観的なデータと言えます。
そのまま大きな上乗せアクションを
起こせないまま、1セット目、2セット目を
消化しました。
ついに、黒BARボーナスによる
初期ストックの境界線である
「3セット目」の準備状態(C-MODE準備中)を
迎えました。
ここを抜ければ通常時へ転落する
リスクが極めて高い、文字通りの勝負
どころでしたが、この準備状態中に
リアルボーナスを
引き当てることに成功します。
ただし、当選したのは出玉純増面で
有利なビッグボーナス(BB)ではなく
獲得枚数約35枚の
「レギュラーボーナス(RB)」でした。
4. RB中における初手ミスからの4連続
正解データ本機におけるレギュラーボーナスは
獲得枚数こそ少ないものの
消化中に発生する押し順6択当ての
成否によって、ARTストックを
大量に獲得できる仕様となっています。
設定状況に期待が持てない
今回のような実戦においては
この押し順の正解率が後半の
展開を決定づける
最重要ファクターとなります。
1回目のレバーオンでは、選択した
押し順は外れ、液晶には
「Miss ✕」が表示されました。
しかし、以降のゲームにおいて選択の
偏りが劇的に変化します。
2回目のナビ発生時、慎重に選択した
押し順が的中し
「Success 〇」が点灯しました。
ここを契機に、3回目、4回目、長5回目に
至るまで、選択したすべての
押し順が正解となります。
結果として、初手のミス以降を
すべてリカバリーする
「4連続正解(5回中4回成功)」という
確率の上振れデータを記録しました。
エウレカのシステム上、RB中の4回正解は
ARTの大量セットストックが確定します。
それまでのレア小役不足によるマイナス
要因を、わずか5ゲームの押し順当てで
完全に払拭しました。
これにより、データカウンター上でも
「10セット目」までの継続が
事実上担保されることとなりました。
5. レギュラー偏行の克服と
最終考察10セット以上の継続が
確定したART後半戦においては
白7が斜めに揃うビッグボーナス(BB)の
当選も数回確認でき
最低限の純増スピードを維持
することができました。
しかし、終日を通したボーナス比率としては
確率以上に
「RB(レギュラーボーナス)」に
偏る展開が目立ちました。
通常、BB先行の方が一撃の出玉性能は
高くなりますが、今回は3セット目に引いた
「RB4回成功」による莫大な
アドバンテージ、およびその後に引いた
RBでも適宜正解を重ねたことで
セットストックが枯渇するリスクを
完璧に回避しました。結果として
セット数は大台の10セットを優に超え
まとまった出玉を獲得して
実戦を終了しました。
今回の実戦を総括しますと
打ち始めの小役下振れというリスクに対し
貯玉による260Gからのリスクヘッジが
機能したこと、そして自然体で臨んだ
勝負どころで
「RB4回成功」を引き当てたことが
最終的なプラス収支へと繋がりました。
確率の偏りを仕様の理解によって
カバーする、パチスロの自力感と奥深さを
改めて再確認できる有意義な
検証となりました。
これで終わりです。
最後まで読んで頂き
ありがとうございます。


