
ホイールやホイールスペーサーのマテリアルとその剛性で走りは変化するので、セッティングの一つとして見逃せない部分です。
けど面倒臭いことはしたくない!
などと、ものぐさな事を考えていたときにピッタリサイズのナイロン製ワッシャーを発見!
これならお手軽、ということで走りがどう変わるか1年にわたる長期テストを行ってきました。
結果としては、ギャップに対するマシンの反応や暴れ方が穏やかになり操縦が楽になります。
なおこれは走行する仕様や環境によって変わると思いますので、以下にテストを行った状況を書き出しておきます。
マシン>DT-02(ホリデー)、04(ネクスジェン)
モーター>すこチュン、540
バッテリー>リフェ、ショートリポ
リヤタイヤ>スクエアスパイク
ホイール>スターディッシュホイール
サーキット>
EMTオフロードサーキット(宮崎)
ワンズホビー(熊本)
344バギーサーキット小川(熊本)
ゴキゲンRCパーク(北九州)

ナイロンワッシャーのサイズは外径12×内径4×厚1.0mm。
なので「入れるか入れないか」だとトレッドの変化も加わってしまいます。
よって同じ1mm厚アルミスペーサーとの比較でテスト。
どこかのサーキットへ行くたびにDT02でも04でもコツコツとデータを取ってきましたが、ほぼ同様の手応えでした。
ナイロンに交換して違いを感じても、もう一度アルミに戻して再確認するという地味な作業を丹念に行います。こういうことは思い込み、勘違いが起きやすいので。

柔らかい素材が良いのならば樹脂ハブで良いのでは?
と思うかもしれませんが、残念ながらトレッド調整範囲が限られてしまいます。
そして精度や耐久性にも限界があります。
使い込んでいくほどピンは食い込むし、締め込み具合でクリアランスも変わっちゃう。
そこが変化すると好ましくないのは、以下の動画でお話ししたとおりです。

特にリヤは安定性向上を狙ってトレッドを広げがちですが、ホイールナットの掛かり具合には注意が必要です。
オフロードは大きな負荷が掛かり振動も多く緩みがちなのでほどほどに。
タイヤはなぜか本番の肝心な時に外れがち
というRCあるある(≧∇≦)

DT-04はフロントも六角ハブなのでこの作戦が使えます。
もちろんギャップに対する過剰な反応が和らぐ効果が得られます。
もしかすると回頭性に影響が出ているのかもしれませんが、特に2WDは暴れずラインが安定する方が結果的に速く走れるので前後投入で走らせています。

トレッドは広ければいいってものではないので、状況に応じてコントロールできるように薄型ハブも用意しておきます。
なおトレッドについての考察は以下の記事もご参照ください。

ホイールスペーサーで大事なのは精度。
両面の平行度が出てないとホイールが振れてしまうからです。
さてちょうど良いサイズのナイロンワシャーをネットで見つけたはいいものの、そういう部分についての精度はまず期待できないですよね。
120個入って1000円弱かぁ~。
よっしゃ人柱だと思って買ってみたところ、非常に良質なものでした。
けど単なる汎用品でありその精度はたまたまかもしれないので、念のためご案内は控えさせていただきます。(探せばすぐ見つかりますけどね^^;)
なおこれまでもそうしてきましたが、よく走ってるけどあともうちょっとマシンの挙動が治まればという方をお見かけしたらバンバン差し上げてます。
その代わりテスト報告をお願いしてますが( ̄ー ̄)

シンデレラフィットでした!
ほどよ~くホイール内に納まり、歪みで芯ブレすることもなく。
ポロンチョ落下でイライラすることもなく。
なお念のために言っておきますが、これをやったからといって全く走らない車が劇的に走るようにはなりませんのであしからず。
またハイグリップ路面、フラットなコンディションだったら効果が得られないばかりか逆効果に感じることもあると思いますので冷静な見極めが必要です。
季節やコースコンディション、マシンやPUの違いでどう変化するか分からないので、時間を掛けてじっくりテストしてきた理由はそこにあります。
そもそもセッティングに特効薬というのは存在せず、地味な努力を正しい判断で10個20個と積み重ねた上に良く走る車が出来るというのが持論なのでございます。
車高やキャンバー角などの基本的なポイントを中心に、誰でもできる簡単な方法かつリーズナブルに行える調整で十分楽しく走れる車が作れると思っています。