マルよトレイル

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俺の前に道は無い 通った跡にペンペン草

電動RCカーを中心に役立つことを書きたいつもりのブログ

 

 

ボールデフの一般的な特性とライフの関連性を図に表してみました。
自分の頭の中ではこんな感じです。
オフロード2WDリヤデフのイメージですが、他のカテゴリーでも共通する部分はあると思います。

ベーシックなギヤデフに比較して、走行性能を向上させる重要なアイテムなのですが、その分扱いも繊細になるので要点を以下に書き出してみました。



◆調整範囲の現実
実際の調整可能範囲( A~C間 )は、表のイメージより極めて狭いのです。

例えば原プロのボールデフ動画(アソシ版)の中では、半回転戻しただけで激滑りしましたよね。
つまりベストな位置はかなりピンポイントで、アジャストを行うにしても数分の1回転まわせるかどうかという繊細な部分となります。

またA、B、Cのどのポイントも、調整ネジを締め込んでいって

「ここ!」「カチッ!」

っていう手応えがあるわけじゃありません。非常に中途半端な位置です。

事前に行うスリップチェックの手感に対して、実走行でマッチするかどうかは経験から学んでいくことになります。

なお調整ネジを最大に締め込んでいきガツッと突き当たるところがDポイントになるわけですが、ここまで締め込んで走るということは通常ありません。もしそこまで締めないと滑るのであれば、組み間違いまたは何らかの異常を疑うことになります。


◆知識で変わるもの
調整可能範囲はボールやデフグリスのセレクト、リング研磨、そして慣らしのテクによって変化します。

ライフの山の高さも含め、製品のグレードによっても異なります。



といったややこしい話を分かりやすく説明してくれる動画が配信されましたので必見ですよ。お馴染みちょんまげプロデュース原プロレクチャーのタミヤDT版。

ボールデフデビューに伴うリスクを限りなくゼロに近づけてくれる神動画です。




 

 

◆役に立たない概念図!?
さて話しは戻りまして、

初めてボールデフを組む方がトップの図を見て
「なるほど分かった!」
と簡単に組み立て・調整ができるようになってくれたら嬉しいのですが、むしろデフを組んで走って実感するまでは、ピンとこないんじゃないかと思います。

ただ初めてのボールデフ体験だったとしても、何か一つ感触が掴めればなんとなく全体像が見えてくるもの。この図はそこからの手助けにはなるのかなと。

またはベテランの方が手伝ってあげるときに、
「今説明したのはここの部分になりますよ」
とイメージしてもらう上では役に立つかもですね^^;


◆締め具合いの正解とは?
 

ベタに表現すると、

一番よく走るところ

ってなります。


スリップせずしなやかに作動するところがもっともグリップ力を発揮するし、 ついてはそこが一番長持ちします。
そう考えながら走れば、面倒な調整も少しはポジティブに楽しめるのではないでしょうか。

 

それでは良いRCライフを!

向上心を持って何かに取り組んでいるとき、例えば壁を感じたり行き詰まったら気分転換が必要です。
視点を変える意味で、別競技や別業種から新しい発想を得るのもその一つ。そういうスポーツ選手の話を何度となく聞いたことがあります。

 

 

 

【普遍の真理】
さて、おすすめからなんとなく眺めていたこの動画ですが、はっとさせられるシーンがありました。序盤の1:27~2:05で語られている内容は、そのまんま何にでも通用するんじゃないかと。 

超一流選手でさえも、ルーティーンで基本練習を怠らないんですね。偉大なる実績を支えるのはやはり基礎力でありその心掛けかなと。

これ、今さら自分が言うまでもないごく当たり前のことなのですが、優れた人物に明言されると改めて身に沁みます。


【基礎トレ】
無理矢理こじつけるつもりはありませんが、つい自分のホビーライフに置き換えて考えてしまいますね。
やはりRCカー競技もモータースポーツですから、華麗なるドラテク、その切れ味やライン取りの美しさに魅了されますし、自分もああいうアクションが出来たらと憧れるのは自然の流れだと思います。

だたそこで見落としがちなのは、それを支えている基本スキル。その応用編がギャラリーを熱くさせる走りへと進化するのであり、すべては地道な努力の積み重ねの上に成り立っているわけです。

 

 

 

 

【バジェットの意義】
以前にもご紹介しましたが、そういう時にくしろベースTTレース動画はものすごく分かりやすくて勉強になります。エントリーモデルでロースピードという設定は、ドライバーの基礎力向上に大きく貢献するスタイルだと思います。


スピード・パワーに頼れなければ、必然的に最も効率の良いライン取りを目指しますし、タイヤのグリップが低ければその限界値を引き出そうと努力します。
原プロがそのお手本となる走りを見せてくれているわけですね。

 

誰よりも速度を稼ぎつつ失速させないラインを通り、ものすごく握っているのにきっちりクリップにマシンを寄せるスロットルワーク、挙動を破綻させず出口に真っ直ぐマシンを向ける正確さ、などなど。

ほー、ノーマルTTでもそんな動きができますかー?!って感心しますよね。
果たして今の自分はどこまで出来るのか?

って考えながら走れば、こういうバジェットな装備でも十分に楽しめます。むしろそのほうが分かりやすいので、セルフチェックしながらテクを磨けるわけです。

 

ベストラップを狙い過ぎてコケてばっかりの1パックより、遅くていいからこの周のラインは決まった!という成功体験を多く得られるほうが人は前向きになれるはずです。

 

 

 

 


【等身大でGO!】
逆に、自分の力量を超えるハイグレードなマシンやタイヤ、手に余るスピードで走ると、どうしてもそれに振り回されてしまいます。

 

セットは難しいし上手く組めたとしてもマシンが先へ先へと勝手に進んでしまい、それに合わせる操縦に追われ慣れるのに精一杯。 自分の思い描いたラインに乗せられないのなら、基礎を身に付けるどころか変な操縦癖が付いてしまいます。

ガシャガシャと接触するハプニングも面白さの一つかもですが、クロスするラインでしびれる展開のモータースポーツが味わえるのもRCカーの醍醐味。

出来ることなら互いに磨いた技と技とのぶつかり合いのほうが、満足度も高いのではないでしょうか。
 

また見学する一般の方に好印象を与えるのは速度よりも質じゃないかなと。
速すぎてゼッケンが見えない、車種も分からない、こんなの自分には到底無理だと思われるようではもったいないです。


【余談ですが】
この雑談魂チャンネルに登場する方々ってものすごくトークのレベルが高くて驚かされます。雑談メインといいながら興味深い技術論も織り交ぜつつ笑いも取る。

トップアスリートって頭の回転も早いからなんでしょうね。お笑い番組より面白い。

昌さんの回も大爆笑だし(≧∇≦)

上原さんってものすごいスーパースターなのに、ゲストを和ます人柄が深いい話をスルスルッと引き出している。それに緩急を付けて絶妙な間を作るのが上手いんでしょうね・・

 

ピッチャーだけに。

 

 

それはズバリ!

ギヤデフよりもよく走っちゃうからです。

 

ということで、キット付属的なギヤデフを走行性能の中の中と位置付け、ボールデフとの比較と一般的な傾向を表にしてみました。

自分の頭の中ではこんな感じ。

 

マシンはオフロード2WD、PU(パワーユニット)はミドル以下、平均的なダート路面での走行というイメージですが、他カテゴリーでもこれに当てはまる状況は多いと思います。

 

 

◆ アドバンテージが得られる条件

走行開始のAポイントでさっそくボールデフが高い位置からのスタートを切っていますが、それには「良好に組み上がっていること」が必須条件となります。

それでも構造上の宿命として劣化の進み方はギヤシステムよりも早い。

 

走行回数を重ねていくとBポイントに到達、ギヤデフと並んでしまう日が来ます。

スタート地点をより高く、そしてここに達するまでの時間を延ばすには、それなりの知識や繊細なスキルが必要です。

 

Bポイントを過ぎるとかなり走りが厳しくなってくるわけですが、Cポイントに至ってはもうギャリゴリジャリジェリ状態で、泣きたくなるぐらい走らなくなっちゃいます。こうなる前にメンテしてあげてください。 

 

 

 

 

◆ 神動画降臨

さて、そんなこんなでボールデフを断念してしまった方々を救済するために、原プロが解説動画を作ってくれましたね。上手く組む方法、長持ちさせるコツ、やっちゃいけないことなど、本来のポテンシャルを引き出すノウハウをこと細かく実演してくれています。

 

バシッと組めたボールデフの走りというのは、まるで格上のマシンに変貌したかのように快走してくれるんですよね。

この動画を参考に、パーツ箱の隅で眠っているボールデフユニットを蘇らせて、ぜひ再チャレンジしてみてください。

 

逝ってもうたユニットのレストアに便利な情報はチームチョンマゲHPをご参照ください。

【保存版】ラジコンのボールデフ組み立て術!失敗しない調整と異音のセルフ診断法

 

 

◆ 補足

近年では競技志向のギヤデフも進化し、ワイドなセッティング幅をもたらすパーツとして積極的に使用される場面も少なくありません。

ゆえにマシンの仕様やPU、コース環境によってはボールデフとの関係性が大きく変わります。当記事はデフシステムの基本的概念の一例としてご参照いただければ幸いです。