マルよトレイル

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俺の前に道は無い 通った跡にペンペン草

電動ラジコンカーを中心に役立つことを書きたいつもりのブログ

 

ホリデーくんの現時点におけるレベルをチェックする記録動画のつもりでしたが、キッズが参戦してきたことによりチキチキ猛レースになってしまいました(≧∇≦)

 

 

 

 

ロングセラーのエントリーモデルとして今なお人気の高いタミヤホリデーバギー。

ベースに採用されているDT-02シャシーの評価も高く、低価格ながらもかなり遊べる満足度の高いパッケージとなっています。
ということで、サーキット走行を楽しむにはどれぐらいの装備でどれぐらいの走りが可能なのか? その目安になれば幸いです。

 

宮崎県EMTオフロードサーキット
540モーターを積んだホリデーバギーで握り倒すのにちょうどいいサイズ。アクションも抑え気味でエントリーモデルにも優しい設計。

ただ攻めるほどに味わいの増すレイアウトが素晴らしく、バチっと1周決めるのが難しかったりします。攻め甲斐があり飽きずに一日楽しめますよ~。



バジェットな設定でレース参戦のハードルを低く抑えつつ、ロースピードながらも見応えのあるモータースポーツが楽しめる、そんなイベントの動画をご紹介。



24/9/22 くしろベースTT02 540レース決勝Aメイン(上からの撮影)
出典:スガ@RC

24/9/22 くしろベースTT02 540レース決勝Aメイン(下からの撮影)
出典:K RC-ch

◆動画について
これは2024年に開催されたイベントです。
劇的なラストシーンが印象的ではありますが、何度も見返すと全体的に興味深い内容がいくつも含まれており、原プロへのインタビューを含めいろいろと調べてみました。

◆イベントの概略
北海道のくしろベースサーキットにて、一番人気の540TTレースに原プロが参戦した時の動画となります。基本レギュはTT02、540、ニッケル水素スティックパック、タミヤオプション可といった内容。

ストック状態からでも遊べるし、仕様の汎用性が高いほど参加への負担も少なく嬉しい設定ではないでしょうか。

◆原仕様のTT02
ゲスト参戦の原プロが用意したマシンは、フルベアリング投入以外はノーマル仕様。
以下本人のコメントです。
「TT02を走らせるのが初めてだったので、まずはノーマルのポテンシャルをしっかりと把握すべく敢えてフルノーマルに。今後、より多くの新規ユーザー獲得を目指すうえで、TT02は重要な位置付けにあるマシンの一つなので、組み立ての難易度や耐久力、発展性も知るため」
なのだそうです。
低予算で誰もが手軽に楽しめる、いわゆるバジェットなカテゴリー構築を提唱しているので、そのコンセプトにピッタリのイベントに実践テストも兼ねての参戦といった流れですね。

 


◆予選結果
実質のシェイクダウンとなった予選。キット標準のフリクションダンパーだと安定性はそれなりだったそうですが、それでもベストラップ方式にて2番グリッドをゲット。上位で戦える位置に付けます。

◆雨が味方した決勝?
決勝は小雨降るウエット路面のなか決行されることに。これがノーマル仕様のハンデに大きく影響することになります。
「TT02は取れる舵角範囲がかなり少ないので、履くタイヤのグリップが高かったり路面コンディションが上がるほどアンダーステアが強くなる傾向に。

ノーマル仕様だとセッティングでの対応も難しいところだが、ウエットコンディションによりスライドさせて小さく曲がれるようになった。スロットルとブレーキできっかけを作りラインをトレースしていくドライビング。これによりトップ争いできるペースで走れた」

余談ですが、かなり以前に本人から聞いた昔話しを思い出しました。

近所の公園で父親指導の下、絶対的なグリップの低いオフロード、しかも食わないタイヤで速く走る技術を身に着けることをテーマに特訓していたというエピソードです。幼少期に培ったテクニックがそのまま生かされてるんだろうな~と、動画を見ながら懐かしく思い返しました。

◆痛恨のミス?!

中盤で原選手がハーフスピンするという、勝負の明暗が分かれそうな波乱が起きます。

念のために詳しく解説すると、ここで刺せるかなとインに切り込んだが締められて無理だと悟り緊急回避した、というシーンなんですね。
あさっての方向に滑って行ったのでイージーミスに見えるかもですが、せっかくの好バトルが台無しにならないように、大きく後退するリスクを負ってでも接触を避けた形です。

そしてすぐ後方には3位争いが迫っていたので非常に切迫した状況でした。しかしこれもよく見ると分かるのですが、スピンし始めた時からもうリカバリー方法を考えてるんですよね。流れるように復帰しているし、後続の位置もしっかり把握できています。
アクシデントが起きた瞬間からコンマ1秒でも早く立て直す方法を考える。トップドライバーの必須条件を実演したという一幕でした。

加えて言うならば、 先行車がコントロールを失うような接触ゼロというのも驚異的です。ワーチャンだから当たり前っしょと思うかもしれませんが、この滑る特殊な状況では制御しようにも物理的な限界があるので、相当ドライビングには気を遣ったばずです。

自分だったらあっさり激突してグダグダになってるな~(≧∇≦)

◆ドラテクについて
さすがプロドライバー、神業的なライン取りっていう印象ですよね。その中でも個人的には特にスロットルワークに目がいってしまうんですね。

こういう状況だとどうしても突っ込み過ぎてオーバーラン、マシンを振り過ぎて失速しがちです。そこをきっちりとしたブレーキングで丁寧にクリップを突き、ぐいぐいマシンを車を前に進めている。スライドさせながら速く走るのって相当難しいですよね。

◆競技で大切なこととは
でもやってることをシンプルに表現するならば、極めて基本に忠実なスロットルワークとライン取りの繰り返し。どれだけ冷静にそれが出来るかといったところでしょうか。

どんな競技でもそうですが、基礎が大切ですよってメッセージが伝わってきます。 車のセットは場所によって変わるかもですが、基礎テクニックは世界中どこに行っても通用しますからね。

貴重なことに2方向からの動画がUPされており、ベーシックなマシンでしかもロースピードゆえに、どんな操作をやっているのか、何が差となって表れているのかをじっくりと観察することができます。

また地元の方ももの凄く上手いので、ラインがクロスする「駆け引き」が何度も生まれているんですよね。本来レースの大切な醍醐味なのですが、近年のハイエンドなスピードだとそれが失われがち。
見て学ぶことができるとても貴重な教材だと思いました。

◆RCホビーについて
当イベントに限らず、こういうバジェットな意識を持つ大切さ、負担の軽いベーシックなスタイルでも十分に充実したモータースポーツを堪能できると、そういうことを長年実践されている方が、全国的に少なからずいらっしゃいます。

奇をてらう事なく安定したポリシーでユーザーファーストのイベントを継続する。これって大切ですよね。
この業界にまだまだ足りてない部分であり、自分もささやかながらベクトルが同じイベントにはできる限り協力しておりますが、その勉強のため今回興味深く取り上げさせていただいた次第です。

 

どうも、マルよ・スカイウォーカーです。

映画スターウォーズシリーズ屈指の名シーンを再現してみました。

デス・スターのトレンチに突入し、爆弾投下から無事帰還するまでをギュッと凝縮。

自分で操縦しながら撮影するというフォースを使っています。

 

 

 

 

なんのこっちゃ分からないという方は、「エピソード4/新たなる希望」をぜひご鑑賞ください。