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マルよトレイル

俺の前に道は無い 通った跡にペンペン草

 

現在オーストラリアで開催されているIFMAR 1/10電動オフロードカー世界選手権において、コヨーテスタッフとして現地入りしているプロRCカードライバー原篤志が15分以上にわたるロングインタビューに応じた動画の続きです。
 

前回の【注目選手について】に引き続き、今回は路面について、6:18:30~から語っている部分がこれまた興味深い話だったのでピックアップしてみました。

(このインタビューは2WDクラスの予選前に収録されたものです)






6:18:30~
AH「やっぱバギーはこういう土路面でやるのが最高だよね。(しっかりと固められた)この土路面ってどういう混合で作られてるの?」

 

インタビュアー「土にmolasses(モラセス)を少量混ぜてるよ。あとは水を加えてローラーで圧縮だね」

 

ふだん聞けるような話じゃないのでほぇ~っと感心しちゃいました。

インタビュアーも言って理解できる相手じゃなかったらこういう話しませんからね。

ということで昔から言われていることですが、日本とはグリップを上げるとかサーキット作りに対する概念が全く異なるんですよね。もちろんそのスタイルを持ち込めばいいとかいう話ではありませんよ。文化や思想、または環境の違いによってラジコン一つにおいてもそれぞれのお国柄を感じられる興味深いお話しだと思った次第です。

(モラセスは自分でググってね~)

 

ついでにもう少し教えてもらったのですが、
「乾いてくると締まった路面になってギャップが出来難い。ラバーも乗って結構ハイグリップになってた」

のだそうです。


「使ってるフロントタイヤが懐かしのリブタイヤだからね」

なるほど、自然なバギーの動きに見えるな~って感じてたのはそういう事だったんですね。なにもオイラは土&フロントリブの絶対主義者ってわけじゃありませんが、やはりオフロードカーとしての動きがナチュラルで見やすいですよね。マシンの挙動やドラテクの個性もわかり易いですし。

 




ついでに仕入れたラーハー情報をもう一つ。

A2 FINALで優勝が確定した2WDクラスですが、残る表彰台を賭けたA3 はこれまた激熱な戦いが繰り広げられました。ミスも目立ったので、トップドライバーでもああいうしびれる場面になると手元が狂うんかねぇ~とのんきに聞いてみたところ、こういう返事が返ってきました。

 

「最後のA3 FINALは風が強くてみんな影響受けてたね。バカでかいウイング付けてたから余計に影響したのかも。土路面でしかもコントロールタイヤがバリ食いって感じじゃなかったからトラクション確保の狙いかもだけど」

 

またもやほーっと感心させられました。外野の思い付きでテキトーなこと言っちゃいかんなと。

確かにジャンプでの姿勢の乱れもらしからぬ動きでしたからね。コースサイドにあるのぼりのはためき方からもけっこうな風であったことが分かります。

それを踏まえて再度見てみると、また違った印象を受けますよ~。

 

9/21に鹿児島県で行われた昭和ラジコンレース大会

企画も会場も素晴らしく、また居心地のよいほっこりな空気に包まれたイベントとなり本当に行って良かったなと思いました。

 

 

参加者の皆さんも同じ印象だったと思うのですが、ところでその総エントリー数はなんと116台(マルよ調べ)という、いわばナショナルレベルのビッグイベントだったんですね。

しかもタイム計測を行う競技形式だったので、当然それをこなすだけの設備や運営力が必要となります。

 

 

レンタルポンダの管理はもちろんですが、車両自体がオートラップシステムを前提としたピュアレーサー設計ではないので、電源確保や搭載位置に支障がでる場面もありました。そういうときもじっくり時間を掛けて丁寧に動作確認を行い対処されていました。

 

ローカルレースでは当たり前のシーンなのですが、今日は大丈夫かな?と内心ハラハラ・・

加えて勝ち上がり制も導入されるなど、盛り上がりの演出と引き換えとなるハードルの高いシステムで進行していったのです。

 

 

基本的にはファンミーティング的志向の強いイベントでしたから、レース形式に慣れていない人も少なくなかったと思います。それでも流れを掴んでもらうまでの丁寧なアナウンスとスタッフの的確なサポートでカバーされていました。

 

 

と、前置きが長くなりましたが、

そういう状況の中で集計~表彰~抽選会から会場撤収まで、楽々日没前に終わらせちゃったんですね。もうそれはとても驚異的なことなんです。簡単にできる仕事じゃない。事前準備も相当頑張られたのだと思います。

 

 

撮影係の自分は客観的にこのイベントを見られる立場にあったので、そういう俯瞰で見た印象が強く記憶に残っていました。

主催者&スタッフはもちろん、ビンテージカーをちゃんと走れる状態にして集まってくれた参加者の皆さん、盛り上げてくれたゲスト陣、そして快く快適な設備を貸していただいたトヨタ車体研究所さんなどすべての気持ちが一つになったからこそこれだけの大イベントが成功したわけなんですよね。すでに次回案がアナウンスされているので今回参加できなかった方もお楽しみに!

 

 

 

 

ちなみにMCと計測を担当されていたのはEMTのお二人。都城へ行けばいつでもあの平和なテイストが味わえるのでございます。

コースはフラット基調でジャンプ台も低めとビンテージやエントリーモデルに優しい作りです。一方で絶妙なジャンプ位置や路面が変わるセクションが設けられたりと、攻めたい人も飽きのこない設計。キッズウェルカムな方針なのでラジファミリーならなおおススメです。

 

 

普段の週末でもプチイベントで楽しませてもらえたりするので、レースデビュー前のイメトレだったり計測システムの確認が出来たりとお得な体験ができますよ。

 

EMT都城ラジコンサーキット

 

 

 

現在オーストラリアで開催されているIFMAR 1/10電動オフロードカー世界選手権において、コヨーテスタッフとして現地入りしているプロRCカードライバー原篤志が15分以上にわたるロングインタビューに応じています。

いくつもの興味深いトークがあったのですが、今回はその中から今大会の注目選手について語っている部分をピックアップ。

 

 

 

インタビュー時点までに速いラップを叩き出している注目選手について、6:19:40~から次の3名をピックアップしてその印象を語っています。

Davey Batta アメリカ/チームアソシエイテッド

彼のこれまでの経験値など情報を持ち合わせてないので、どれくらいのポテンシャルを秘めているか未知数。始まってみないと分からないね。世界戦という大舞台に呑まれずどれだけの実力を発揮できるか、そこがポイントになりそう。


Davide Ongaro イタリア/チームアソシエイテッド

EP、GPで計4回の世界タイトルを獲得している。速くて強い。勝ち方を知っている最強ドライバーであり最有力候補


Marcus Kærup デンマーク/チームアソシエイテッド

先日行われた1/8th E-Buggye世界チャンピオン。今回も勝利に向かっているいい表情に見える。乗れているか、ナーバスになっていないかなど人は精神状態が顔に出るので、そういう部分もバロメータとして観察している。

 

 

さて実は、なぜかこの動画だけ日本語自動翻訳が上手く作動しなかったので、チャットで本人にこっそりフォローしてもらって、その時もらった補足も加えて書き出してありますのでご参考まで。

 

なおその他にもトラック、路面についての貴重な情報やビンテージイベントに至るまで濃いトークが繰り広げられていてネタ多すぎ!

追ってぼちぼちUPしていきますのでよろしくお付き合いのほどをm(__)m

 

 

追記:Q4までの総合リザルトです。