小さな恋の物語 | 水脈のブログ

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読みきかせ記録(絵本等の紹介)と、自分の心に生じた想いや、刻まれた記憶を思いつくままに綴っています。
当ブログ開設当初から好きだった東方神起やジェジュン、ユンジェに関して。そして、2021年以降は、防弾少年団(バンタン:BTS)のことに、思いを馳せることも。

昨日(24日)、
小学校の校庭で、
地域の夏祭りが催されました。

夫と私は、同郷で、
現在、(私にとっても広い意味では、)
「故郷」に住まいしているのですが、
夫の実家と私の実家とは、
地域が離れているので、
私はこの小学校の卒業生ではないし、
知人もほとんどいません。
夏祭り自体はずっと以前から
毎年開催されていたようですが、
私は、初めてでした。

夜には、花火あがりますが、
お祭りの開会は、午後1時半から。
一番暑い時間 、
しかも照り返しのきつい校庭で!! (⌒-⌒; )

でも、「読みきかせ」にも行かせてもらってるし、
せっかくだから、一目見ておこうと、
日傘をさして、出かけてみたのです。

校庭の中央に、
盆踊り&餅まき用の櫓が組まれ、
櫓を取り囲むように、
テントがいくつも設営されています。
焼きそばや、かき氷などの食べ物系のテント、
フリーマーケットのテントや、
金魚すくい、スーパーボールすくい、射的等
子どもたちが遊べるテント、
ストラックアウトのコーナーも有りました。

そして、ちゃんと
ステージも用意されていました。
司会進行役を務められているのは、
長きに渡って活躍されている
ローカル局ながら、
プロのベテランアナウンサーの方です。

カントリーバンドの演奏と歌、
地元中学校吹奏楽部の演奏、
キッズやジュニアのダンスの発表等々。
私が来場した時には、
高校一年生という二人の女の子による
ダンスパフォーマンスが始まっていました。

司会者の話では、
彼女達は、小学校の六年生のころから、
この夏祭りのステージに出演している
常連さんだとか。
一曲フルで踊るスタイルではなく、
数曲のサビ部分をつなげた
ミックススタイル。

エグザイルや嵐の楽曲に混じって、
突然、流れてきたのは、
東方神起の、夏歌『OCEAN』
「♬ウガ・ジャカ・オラ!ギミビー!」
(≧∇≦)
しかも、一方の女の子の首には、
ビギの赤いマフラータオルがかけられている!
こんなところで、
トンペンの生息を確認できるとは!!
感激に浸っていたら、
突如、
見覚えのある顔に遭遇したのです。

中学校時の同級生二人、
ご夫妻です。
他のお二人を加えた四人のグループで、
「昭和歌謡」と「フォークソング」を歌う
というバンド活動を3年前から始め、
今回初めて、
このお祭りのステージに招待された とのこと。
15年前に出席した同窓会以来の対面でした。

彼らとは、2・3年生の時、同じクラスで、
彼女と私とは、部活も一緒でした。
彼は、バスケ部所属で、
背が高くて、スポーツ万能で、人気者。

たしか、最初は、
彼女の片思いだったように記憶しております。
彼女は、小柄な女の子で、
そのころ、流行っていた
みつはしちかこさんの漫画
『小さな恋のものがたり』の主人公に
(みなさーん、ご存知でしょうか?)
ご自身をなぞらえて、
恋の悩みを語ってくれたものです。

中学校を卒業すると、
彼女は西隣りの市のミッション系の女子高へ、
彼は、東隣りの市の高専へ
それぞれ進学。
接点が無くなったように思われたのですが…
なんと、
彼は、高専在学中に、
彼女の実家に同居し、
バイク通学を始めたとのこと。
(自分の実家から通うより、
同一市内でも東寄りにある
彼女の実家の方からが近くて、便利だから
とかの理由だったような…)

彼が高専を卒業すると、そのまま
一人娘の彼女の家に婿入りする形で、
二人は、めでたく結婚。
二人のご子息にも恵まれました。

今では、そのお子さん方もご結婚なされ、
お孫さんもいらっしゃるお二人です。

グループ内では、
彼女はキーボード担当、
彼は、ベースとギター担当。

小さな恋を育んで、
大きな愛を実らせ、
長い長い時を積み重ね、
共に歩み、
今また、
同じ目標を持って、
ステージで一緒に演奏し、
歌を披露されていたお二人。

「夫婦」であり、
「同志」でもある。
堂々として、本当に楽しそうなお姿。
なんだか、
とても素敵な関係性を見せてもらったようで、
私まで幸せな気分に浸れました。

それに、やっぱり、
別々の音を、声を合わせ、
一つのハーモニーを奏でる ♬
「音楽」って、とてもいい!!
*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
と、改めて思いました。

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