ふたりの女王(邦題)
原題は
Mary, Queen of scots
やっぱり。
どっちかっていうと、メアリーの生涯に焦点をあてた作品。
邦題だとダブル主演ぽく聞こえます。
フランスで育ち、蝶よ花よと扱われ
教養抜群。おまけに美人。
でも、この人の不運は、その生れと育ちのよさ。
危機感を知らないから、いまいちシリアスになり切れない。土壇場で恋愛優先だったり、うっかり老獪な臣下に足元すくわれたり、、、
母親はかのアン・ブーリン。庶子として育ち、王位の血筋正統性でいったらメアリーの方が上。
そんな苦労が、彼女を女王としての確固たる地位を守るのに役立った。
常に陰謀に怯えて、冷徹に振る舞う。
他を寄せ付けない雰囲気でも、寂しさ漂うエリザベス。
お互い男社会を生きる女王として、分かり合えるのか?みたいなテーマですが
私の独断の答えは、否。
考えてもみてください 笑
ライバル関係で、お互いがお互いにないものをもっている。
メアリーには、配偶者、息子、美貌
エリザベスには、王位
はぁ?なんであんたが! 怒
みたいな感じだったのでは、と。
でも、きっとそれは見る人なりのお答えが。
ところで、メアリー役のシアーシャ ローナンさん
知らないなぁ、と思っていたら
こちらの方だったんですね↓
実際映画をみると、仕草、笑顔が可憐で引き込まれる魅力のある方でした。
メアリーもきっとこんな感じなんだろうな。
映像も綺麗で見応えあります。
やっぱり映画はいいですね。