橘炎鷹、二代目橘魅乃瑠で圧巻の河内十人斬り | 今日もグダグダ千鳥足2

今日もグダグダ千鳥足2

大衆演劇にどっぷりの爺が戯言、鉄道とドラゴンズも大好きなのだ。
皆さんワタクシのことを「めんじい」と呼びます、麺好きのジジイなので。
インスタもたまーに推しウーマンを揚げとります。

 17日(土)午前4時半の朝ご飯、レンコンの明太マヨ、豆腐とワカメの味噌汁、

 

鶏ササミ中心のサラダ、梅干し、アロエヨーグルト。

この日も朝ご飯を食べて寝るという変則生活、まぁ少しは寝とかないとね。

 

9時過ぎまで寝て出発、今日も あっつ~い。

 

待ち合わせは久々の「大寅食堂」

今月から大阪短期留学再開のNっしゃんとバンビちゃんが先に着いてました。

 

さすが鍋大好きのバンビちゃんでも この日は鍋食べてなくて安心。

 

唐揚げ定食やら炒飯やらホルモン焼きそばでグビグビ。

 

ワタクシ夏風邪が癒えず、喉が痛い~。

 

 

 で、浪速クラブに到着。

 

劇団炎舞 橘炎鷹座長 この日の芝居は何と「河内十人斬り」。

 

河内十人斬りと言えばの浪花劇団 近江新之介座長がゲストでした。

 

ただ、近江新之介座長は熊でも弥五でもなく、おぬい(橘あかり)の強欲な母おかく役。

 

城戸熊太郎は橘炎鷹、弟分の谷弥五郎は実弟二代目橘魅乃瑠でした。

 

長丁場になるので、短めの舞踊ショーからスタートでした。

若手勢ぞろいで泉州祭節。

 

浪花劇団座長 近江新之介 女形で越前岬。

 

  

橘炎鷹 三代目🅹soulの秋桜。

 

   

二代目 橘 魅乃瑠 親父節。

 

  

吉幾三 酒よから男酔いを橘炎鷹。

 

  

近江新之介座長 遠き昭和の……

 

  

ラストショーは じょんからよさこい。

 

 

 お芝居 河内十人斬りに少しだけ触れておこう。

 

明治に実際に起きた凄惨な事件を題材にしたこの芝居は、どこの劇団でも観れる

 

訳ではない。

 

傑出した主人公、熊と弥五を演じる役者が二人揃うことが絶対条件。

 

ワタクシが最初に観たのは浪花劇団で、近江新之介が実兄蛇々丸と演じてた。

 

城戸熊太郎の身の上に起きた(内縁の)妻おぬいの不貞、地元の顔役松永傳次郎(橘もん太)による、

 

借金の踏み倒し、おぬいの母おかくという稀代の悪女の存在。

 

血気盛んな弟分谷弥五郎を演じる役者の一途さ、狂気が事件を最悪の結末に誘う。

 

最後には、十重二十重に囲まれて金剛山で自害するのだが、その判断も城戸熊太郎。

 

愛する妻おぬいを寝取った虎が、十人斬りの舞台で、宇治?へ出かけていて居ないと

 

言うのもこの芝居の肝なのかも知れない。

 

弥五郎の妹おやなとの別れ、金剛山での「えひめけん」との再会の場面の役割も

 

必要なのかも知れません。

 

えひめけんの息子 飴虎を演じた橘そらりの可愛さが浮きだっていました。

 

 劇団炎舞版の河内十人斬り、滅多に観れないド迫力の舞台を観れて大感動です。

 

虎役の花形 橘鷹志の髪型が時代に合ってなかったのは一考してもらいたいところ。

 

 

 これまで劇団鯱、劇団丞弥(助っ人天海兄弟+神山大和)で見てる、TEBや長谷川劇団でも

 

外題に上がるらしいので、違う切り取り方の河内十人斬りもいつか観てみたい。

 

 

 

 いつもなら打ち上げ?呑み会となるのだが、ワタクシ体調がイマイチ。

 

みなとお別れして、天六まで戻って来て「サンマルク」で甘モンで休憩。

軽く食べて帰るかと、2軒寄ったのが連続で不発。

  

仕方ない、オオバコにしときます「スシロー」さん。

  

角ハイをグビっ。

  

もうちょっと食べたんやけどね。

 

スカちゃんに寄ったら、ギッチギチで咳をしてるワタクシなどが入ったら

 

迷惑をかけるので退散、LIFEで卵と食パンとヨーグルトを買って帰宅したのであります。