１日（木）つづき、
今月は１部顔見せミニショー、芝居、舞踊ショーの構成で行くとのことでした。
ショーは、纏めるとして芝居についてあっさりと。
外題は「紅千太郎 仁義旅」。
プロローグは、辻占の老女おしげ（三條千賀子）が按摩の大五郎一家の若い者に絡まれている。
それを助けた千太郎（座長）が事情を聞けば、上州高崎から江戸に出た息子を
探して連れ帰りたいと言う。
今じゃ人斬り伊の松（一城風馬）と呼ばれるやくざ者になっていると。
千太郎は路銀を渡して、見つけたら伝えてやると別れる。
そこへ盲目のやくざ者が通りかかり、仙太郎にぶつかってくる。
顔を見れば、弟分のやらずの清吉（一條春己）ではないか。
どうしたんだと訊くと、兄貴が大五郎の額を割って旅に出た後、
親分（出ません）が大五郎に闇討ちに遭い、一家は散り散りバラバラ。
最後に残ったオイラは目つぶしを食らってこのザマだと。
俺のとこに泊ってくれと三軒長屋に連れて来ると、
目の見えない清吉の世話をするお里（一條拓真）という娘がいた。
このお里を変顔メイクにして笑いを取ったところはマイナスだな。
後は、大五郎の用心棒に雇われたご先生が伊の松で、
清吉はおろかお里まで斬殺されてしまい、千太郎と伊の松の立ち回り。
千太郎が伊の松のドスを叩き落し、弟分の仇と刀を振り下ろしたとき・・・・・・・
まぁ、よくある大衆演劇の筋書きには敢えて何も言わないでおきますが、
主役千太郎が終始カッコいいのよ、三代目は台詞回しも所作も筋金入りの役者。
必死で絡む春己、拓真、相手役の伊の松役の副座長も見せてくれる。
ただ見劣りしたのは（ゴメンね）按摩の大五郎親分、
本来はこの日留守にしていたプレジデント勇希がやるんだろうなと思ったよ。
スーパー兄弟を何度も観てるけど、別々の月にはTEAM劇龍しか見てませんでした。
（オッサンホイホイなので龍魔裟斗が居る方ばっかり）
こちらの南條劇団もレヴェルが高いなと思いました。（偉そうでスミマセン）
三代目の存在感は圧倒的で、兄の龍美麗とは路線こそ違えど
どちらも ザ・大衆演劇の名座長です。
舞踊ショーも一睡もしなったのが その証左じゃないかな。
花形 一條春己は明るくて楽しいキャラかな。
副座長は、小型版の龍美麗を思わせる美しさ。
座長も出る出るミニショーから。
千太郎の姿で口上あいさつ、前売り券販売、休憩を挟んで三部に突入です。
これはオープニングの女形、曲はさわぎだったかな、見とれる美しさ。
続いて長山洋子のたまゆら。
副座長はJUJUの酔っぱらっちゃったを、ちょっと面長 美川慶二ほどしゃくれてないか。
南京弥と三條千賀子の相舞踊は天童よしみ 夜明け。
済州エアポートを一條嵐志、こんなに丸々しとったっけ。
北条めぐみは花ざかり、ボケとるけど載せとこ。
一條拓真も細いねぇ、変顔にしなきゃ美しいやん 恋は天下のまわりものを。
花形春己この日一番の見せ場、早面替えで俵積み唄。
副座長は桜の花の散るごとく 細川たかし。
若手三人衆で仁義 撮れたのは拓真だけやけど。
立ちも決まるねぇ 座長は吉幾三 酒よ。
愛の迷宮 パラディッソ 一城風馬。
座長の歌唱は、お役者変化雪之丞 エエ声や～。
係長倉之助と二代目コピー隆は同い年の１０歳。
やくざ若衆祭り唄とめ組のひとを。
ラスト前に二代目南条隆登場、渋い声で布施の思い出や南條劇団の話をして
九州の小屋がたくさん出てたから玄海版かな 花道ひとり旅 沁みるぅ～。
ラストは定番 アジアの海賊 東南西北。
決まりました～。
見応えがあるからでしょう 居眠り侍まったく発動せずじまい。
観劇で疲れちまったのか、八宝菜の予定は反故。
冷え込んだので急遽保育園迎えして、青葉スーパーに寄ったらタイミングばっちり。
半額シールに捕われてしまった。（手抜きとも言う）
寒かったので豚ちり鍋と。（豚もモモ肉にしてるのに痩せん）
残念ながら これは嬉野温泉調理水じゃないよ。
半額で２１４円（税別）と思えぬ美味しさ、大手スーパーのより断然。
ワタクシが食べたかった鶏五目🍙はムスメに強奪されてしもた。