「あの子のことだけが心配なのよ」 | ひきこもり★自閉症の息子とともに

ひきこもり★自閉症の息子とともに

2019年、年明け早々に不登校になった、19才で、自閉症スペクトラムの息子。
上に大学生、少し天然な娘。
いまだひきこもり続ける息子の様子を中心に、娘のことや私の仕事のこと、夫のことなどをつづっています。

先日、夫と二泊三日で、温泉+山登りに行ってきました。

お天気にめぐまれ、素晴らしい景色と出会うことができましたニコニコ


立山雄山山頂からの眺め


室堂平



出発前、母と電話で話したときのことです。
今回の山行の予定について伝えたら


あんぐり「えっ?また行くの?こんなこと言ったらあなたに悪いからずっと言わなかったけど、子どもたち二人だけ残して大丈夫なの?あの二人の関係性から言って、もしぶつかったら、それこそ最悪の事態が起こるかもしれないわよ!」


あんぐり「私はとにかくあの子のことだけが心配なのよ。私はもう人生でやりたいことはやったし、満足もしてる。だから他のことは何にも心配してない。だけど、あの子のことだけが心配なのよ。」


と言われ、一瞬にしてモヤモヤ、ドヨーンとした気持ちになりましたショボーン


プンプン「最悪なことってなに?あの子がお姉ちゃんに暴力を振るうっていうこと?事件になるっていうこと?」


あんぐり「そうよ。あのくらいの年頃の子はね、何があるか分からないんだから!」



もう、話をするのが嫌になりました…



母は息子のことが心配だ、って言うけど、その言葉からは


あんぐり「あなたの対応なんて、信じられない。あの子のことも、信じられない。とても見てられないから私がなんとかしてやらないとだめね。」


あんぐり「今のあの子なんて、認められない。あれじゃあ、可哀想だわ。もっと外に出て、人とつきあったりしゃべったりできる人間にならないと。」


なんていう気持ちが、あからさまに伝わってきます。



プンプン「お母さんは、あの子や二人のことを心配する必要はないよ。心配するとしたら、それは私の仕事。」


って言いましたが、結局、母に変わってもらうのは無理なんですね。




こういうことがあるたびに、幼い頃の母とのできごとを思い出さずにいられないので、苦しいし、嫌なんです。


背中に蕁麻疹ができて、母に薬を塗ってもらうとき

あんぐり「気持ち悪い」

って言われたこと


一緒に寝ていた寝室でタバコをプカプカと吸うので、その匂いに頭が痛くなってしまったこと…




いいかげん、私は過去から解き放たれて、今を生きたいのです。