面白かったです。
森見登美彦『太陽の塔』。
かたっくるしい文章書いてる気がしてさけてましたが、読んでみれば意外や意外、すらすらと読み進めることができました。
京大の卑屈な大学5回生が主人公。
異性交遊に浮かれるなど情けない。という態度。
モテナイ冴えない異性との関わりなんて無い。
恋愛成就している人を幸せと呼ぶこの世の中が間違っている。
羨ましいんじゃないぞ?
彼女が欲しいわけじゃない。
恋愛なんぞに現を抜かすなんぞ情けないと思え!
決して羨ましくはないんだぞ。
決して・・・・・・
そんなスタンス。
そんな彼らが挑むは日本に蔓延るクリスマスという一大イベント。
いかに潰すか。
なんだかその卑屈すぎる発想が可笑しくて仕方ない。
ほんとは羨ましくて仕方ないのにそれを認めてしまうと自分がカワイソウなやつみたいだし絶対認めないけどでもやっぱり・・・・・・・
可笑しくて可笑しくて、このままコメディー調で終わるのかと思いきやでも最後は少ししんみりして。
してやられました。
中には電車男などを思い浮かべる方もいるようですが、あんなくだらないストーリーと一緒にして欲しくないですね。
レベルが違うと思います。
あー、なんだか太陽の塔が見たいです。