やっぱりあの女性とデートしていて。。。
どうしてもどうしても許せなくて。
ごく普通に、けろっとした顔で、
『イライラしてる?』とか聞かれて、
もうだめだった。
もう許せなくて、冷たい態度をとった。
近づいてきても基本放置したし、
何を言われても『気にしないで』の一点張り。
自転車の鍵を返して、もう二度と行かないアピールまでした。
『今日来ないの?』
『行かない』
『明日は来ないでしょ?今日来なよ』
『いい、行かない』
夜、電話がかかってきて、話し合い。
『そんなに信じられないの?』
『行かないって言われて、すごいツライ。胸に刺さった』
『シアワセにしてあげられないから、俺は本音を言わない。だからあなたは俺の気持ちがわからないし、俺も伝えようとしてない』
『私は一緒にいることがシアワセ。将来もしも一緒にいれなくても、今、一緒にいる時に、ずっと一緒にいたいって思えることが大事。私はあなたを好きだって言ってる。ごまかしてない。未来がなくたって、そのときに裏切られたなんて思わない』
『本当は、いなくなられるのは嫌だ。』
そんな話し合い。
で、車で迎えに来てくれて、一緒に高原へ。
世界に2人だけみたいだった。
彼の上着を着て、世界中の誰よりも、彼の近くにいれました。
丸い空と、朧月。
霞みがかってはいたけど、輝いていた夜景。
星空の撮影。
冷たいけれど、澄んだ空気。
野生の狐と野生の鹿。
秘密の場所。
『今日は居場所がなかった』
って彼の言葉。
私って本当にだめだな。
彼を追い詰めたかったわけでも、居場所を奪いたかったわけでもない。
ただ、私が子供で、不機嫌だっただけ。
でも、私の行動は、確実に彼を追い詰めたし、
彼の居場所を奪っていた。
そんなこと、絶対に思わせたくなかったのに。
彼の居場所になってあげたかったのに。
本当にダメだな。
もっと大人にならなきゃ。
でも、昨日は本当に幸せで。
今回のいさかいで、少し距離が縮んだ気がする。
なんだか、愛を感じました。
車の中でつないでくれた手。
ぎゅっと抱きしめられたぬくもり。
髪を撫でながら見つめてくれる瞳。
全部に、愛を感じました。
だから、すごく幸せだった。
もしも次の瞬間とんでもない不幸が訪れても、
彼と愛し合えた実感があるから、
きっとそれは真実だから、
ありきたりだけど、あの瞬間は永遠だったから。
ずっとずっと、私の心の支えになるよ。
彼を信じると、決めました。