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文筆家hideの徒然ブログ

文筆家、そして経営学の大学教員として活動するhideが、日々の雑感を徒然なるままに綴る。
日々の取材のこと、出会った人々、世相・ライフスタイル、音楽、美術、読書、歴史、旅、そしてグルメなど。

ベートーベン交響曲第7番、フルトヴェングラー指揮BPO1943、メロディア原盤)。その真価をオーパス蔵盤で再認識。同じオーパス蔵で出ている名盤の誉れ高きフルトヴェングラー指揮VPO1950EMI)と比較し、より一層の覇気と表現意欲に満ちており、動的表現の凄まじさは、火を噴くかのよう。20101221

 

 

 

クナッパーツブッシュ指揮BPOのベートーベン交響曲第8番をターラ盤で。クナBPOの一連の演奏の中でも特に傑出したもの。ブルックナーの第8では後年のミュンヘンPOとの録音に、第9ではシューリヒトVPOに及ばない感もありますが、このベートーベンは一つのスタイルを極めた名盤。20101221

 

 

 

フルトヴェングラー指揮VPOによる歌劇「ドン・ジョヴァンニ」全曲(映像、ハイビジョン・リマスター版)。往年の名歌手ディ・ステファノが、フルトヴェングラーが振ったのは序曲だけと証言していましたが、その真偽はともかくとして、56年も前の映像が見違えるように鮮やか、かつ精細な画質で蘇ったことを喜びたいです。20101225

 

 

 

トスカニーニ指揮NBC響の映像を観る。ヴェルディの「諸国民の賛歌」。トスカニーニは自ら熱唱しながらの指揮。反ファシズムを貫き通した彼の思いが溢れた演奏ですが、そうした背景を抜きにしても純粋に感動的な演奏ですね。20101225

 

 

 

タワレコ試聴。ベーム=ウィーン国立歌劇場の1955年再建記念公演での歌劇「フィデリオ」全曲(オルフェオ盤)。音質が著しく改善されています。ベームの表現は70年代の晩年様式と異なり、引き締まった軽量級の演奏です。最初、整音の影響かとも思いましたが同時期のモーツァルト「レクイエム」も全く同傾向の演奏 20101225

 

 

待望久しかったザンデルリンク=ベルリン響のブラームス交響曲全集がプロフィールレーベルから復活。カプリチョレーベルで出た当時(95年)、滞在中のニューヨークのホテルの自室で繰り返し聴いたのを懐かしく思い出しました。しみじみとした感慨深い演奏の数々! 復活に感謝! 20101225

 

 

クライバー指揮の喜歌劇「こうもり」全曲。CDで聴くのは久しぶり。今の耳で聴いても、天才的煌めきに満ちた鮮烈な演奏。名盤として有名なベームVPO盤(71年)と録音年が4年しか違わないのが信じられないほど現代的。バイエルンの歌劇場を振っているのにVPO以上にウィーン的な瞬間が多々あるのも驚き。20101227

 

 

 

レヴァイン指揮フィラデルフィア管のマーラー第10。クックによる全曲版ながら第1楽章だけでも深い充足感。寒々しい渇き切った表情の中に、時折、慰撫するように現れる瑞々しい歌! ラトル指揮BPOの美麗極まる演奏も魅力的ですが、個人的にはレヴァインのこの演奏に惹かれます。20101229

 

 

 

ウェルザー・メスト指揮VPOのニューイヤーコンサート2011の録画を1週間遅れで見る。「青きドナウ」「ラデツキー行進曲」などヨハン・シュトラウスの作品は往年のウィーン・スタイルを想起させる典雅さ。「我が人生は愛と喜び」などヨゼフの作品は強音部に含みが乏しく、より豊かな情感があればと。201118

 

 

 

カルロス・クライバー指揮シュターツカペレ・ドレスデンによる歌劇「魔弾の射手」全曲を久しぶりに。やはり素晴らしい! 1970年代初頭に、ドイツ・オーストリア系の音楽で次代を担う指揮者が世界中で求められていた中、この録音を引っさげて颯爽と現れたのがクライバーでした。今聴いても、その時の衝撃がそのまま蘇ります。2011110

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タワレコ試聴。レヴァインのマーラー交響曲選集、2500円弱。第9は、第1楽章、情緒に濡れたワルターVPOと異なり、ドライでソリッドな響きながら、こちらの方が楽曲の現代性が際立っていますね。第2楽章は、克明な表現ですが、流石にワルターVPOの意味深い表現に1日の長があると感じます。2010121
 

 

 

タワレコ試聴の続き。レヴァインのマーラー第6は、第1.2.3楽章の冒頭部分を聴きましたが、覇気に満ちた推進力溢れる演奏ですね。明るめの響きながら、曲想を抉り抜いているので、楽曲の姿・魅力が的確に伝わってきて、聴き手に深い満足感を与えてくれます。同曲最高の名演奏かも。2010121

 

 

 

広瀬香美さんのインタビュー記事を書かせて頂いてから1年。お陰様で記事は広瀬さんご自身に気に入って頂き、多くの方に読んで頂けました。久しぶりにベストアルバムを聴きました。ご招待下さったライブは圧巻でしたが、CDも「DEARagain」や「二人のBirthday」などは泣けますね。2010122

 

 

 

マーラー第9。クレンペラーVPO1968)テスタメント盤。第1楽章が印象的です。ゴツゴツした感触で様々な楽器が軋み合いながら音楽が進行する感じ。楽器間のバランスが独特で、丁寧に均された感のあるワルターなどと比較し、楽曲の本来の独自性・異質性・新奇性が露わになっていると言えます。2010125

 

 

 

ミトロプーロスVPOのマーラー第9。アンダンテ盤ですが、音が混濁加味。彼ならではの、聴く者の肌に粟がたつような凄絶、悲痛な響き、唸りをあげるような轟きは影を潜め、もうひとつ堪能できず。第3楽章で少しだけ片鱗を垣間見れますが。もっと状態の良い盤が現れるのを期待したいですね。2010126

 

 

 

歌劇「ヘンゼルとグレーテル」全曲をシューリヒトNDRSO他の演奏(1962)で。シューリヒトのオペラ全曲盤は希少価値大ですね。飄々としつつも千変万化するニュアンス! 思わず笑みがこぼれるような場面にも事欠かないチャーミングな演奏です。2010126

 

 

 

デゾルミエール指揮パリ音楽院管弦楽団のテスタメント盤。イベールのディヴェルティメントの愉悦感、イワノフ「コーカサスの風景」の懐かしくも牧歌的な雰囲気、ドリーブの「シルヴィア」「コッペリア」の洒落っ気、ロマンティシズム…2枚とも私が愛聴してやまないもの。特に「シルヴィア」は極上。2010129

 

 

 

 

ベートーベン第9聴き比べ。フルトヴェングラー・バイロイト(1951)のオルフェオ盤とオタケン盤。フルトヴェングラーVPO1953)ドリームライフ盤。ワルターVPO1955)オルフェオ盤。演奏と音質両面から総合的に見て、フルトヴェングラー・バイロイトのオルフェオ盤に軍配。20101216

 

 

 

カルロス・クライバーVPOの「驚愕」。クライバーとVPOの芸術的相性が抜群だったことを今更ながら痛感。アーノンクール、メスト、ブーレーズらによるVPO自主制作盤のハイドン集と比較しても、クライバーによってこそウィーンの芸術的伝統が現代に生きることが再確認されます。20101216

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プリンツ、ウェラー、ヒューブナー、シュトレンク、シャイヴァインによるモーツァルトのクラリネット五重奏曲。これは素晴らしい! 私はウラッハ盤よりも上位に置いています。プリンツはもとよりウェラー率いるウィーン室内合奏団の芸術性の高さは比類ありません。VPO室内楽黄金期の遺産ですね。20101110

 

 

 

プリンツさんの演奏を聴いていて思い出したのがシュミードルさん。最近見ないけど元気なのかな? 大の親日家で、内輪の集まりでも、「鳥取駅の立食い蕎麦が最高に美味かった」とおっしゃっていたのを思い出します。VPOもここ数年で名物奏者が次々にフェイドアウトしつつあり、様変わりしていますね。20101110

 

 

 

アーノンクール=VPOの「太鼓連打」は素晴らしい! これまでアーノンクールには馴染まなかった私ですが、この演奏は愛聴することになりそうです。ブーレーズ=VPOの「ロンドン」も、シューリヒトあたりと比較しなければ充分に楽しめますね♪ VPO自主制作盤ハイドン交響曲集を満喫しています。20101118

 

 

 

タワレコ新宿店で試聴。オルフェオから正規盤発売されたマーラー第4番、ワルターVPO1950ザルツブルク・ライブ。前座のエグモント序曲(完全初出)からしてワルターの荒ぶる魂に震撼。史上最も凄絶なエグモントか。マーラーは既出盤よりも音に奥行きがあり、演奏の特徴がよりよく伝わってきます。20101119

 

 

 

久しぶりにヴィラ=ロボスの「ブラジル風バッハ」をカポロンゴ指揮パリ管で。第2番の終曲「カイピラの小さな汽車」とか、いつ聴いても楽しいですね~♪ 2569番、どれも満喫。ピアソラは勿論ですが、中南米の作曲家にはバリオスを初め本当に素晴らしい人がいますね。20101124

 

 

 

VPO自主制作ハイドン交響曲集3枚組。アーノンクール、メスト、ブーレーズの名演の陰に隠れがちですが、一番心に残るのはメータの第22番。インド人ながら、メータこそは旧き佳きウィーンの情緒を今に伝える唯一無二の存在としてウィーンのオールドファンの支持が厚いのも納得。20101124

 

 

 

クナッパーツブッシュVPOの「フィガロの結婚」全曲ハーグ・ライブ(1940)を最近繰り返し聴いています。第4幕終盤が欠落しているなど問題のある音源ですが、演奏のクオリティは、その3年前のワルターVPOの「フィガロ」ザルツブルク・ライブと並ぶ傑出したものです。音質も悪くありません。20101129

 

 

 

ギーレン指揮南西ドイツ放送響のベートーベンを聴く。14567番、いずれも男性的で切れ味鋭く素晴らしい! 4番はVPOとのザルツブルクでの公演では両者共に窮屈そうでしたが、90年代前半の、手兵とのこれらレコーディングは、ギーレンの偉大な遺産ですね。20101130

 

 

 

ギーレンのCDでベートーベン以上に魅力的なのはブラームスのピアノ四重奏曲のオケ版です。第3楽章など男の真情を吐露するかのようで、胸を打ちます。あと、ギーレン指揮で現代オペラの舞台に接したいと念願していましたが叶いませんでしたね。今後は若いメッツマッヒャーに期待でしょうか。20101130

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

AUDITEのクナッパーツブッシュ指揮ベルリン・フィル録音集成の収録曲は、ほぼターラの既出盤で聴けます。小品集やベートーベンは、ターラだと音の抜けが悪くモコモコしています。AUDITEは多少明澄とは言え、期待ほどではなく。ブルックナーは低音域の効きが悪いターラに比べAUDITEは低音域が雄弁にモノを言い。20101025

 

 

ブルーノ・ワルターのウィーン・フィル告別コンサートを聴く。「神のよう…」と言われたこの演奏会。「未完成」もマーラーの第4も、ウィーンの往時を懐かしむ回顧的な情感を湛えつつ、魂を揺さぶる演奏。繰り返し聴くには向きませんが、聴き手も真剣に対峙すれば強烈な感動を約束される演奏。20101026

 

 

 

1959年のクナッパーツブッシュ指揮ミュンヘン・フィルによるブルックナーの第5のライブ録音。音質は十全ではなく時にこもったり混濁しますが、流石に演奏は素晴らしいです。奔放なまでの豪快さと、いじらしいまでの濃まやかな感情表現!20101028

 

 

ホーレンダー総監督の告別ガラ・コンサート(映像)。在任中の新演出上演の中からアリア・重唱を、それを歌った歌手たちが披露。ウィーン国立歌劇場の層の厚さを感じさせる充実ぶり。指揮者陣の中ではウェルザー・メストが安定感大。ホーレンダーによって音楽監督に登用された小澤氏が出演していないのは寂しい限り。2010111

 

 

マレーネ・ディートリヒの晩年のアルバムを聴く。ボブ・ディランの「風に吹かれて」とか、「花はどこへ行った」などの反戦歌が味わい深いのが興味深いですね。戦時中「リリー・マルレーン」を歌って戦場の兵士たちを鼓舞していた彼女ならではの思いが込められているのでしょうか。2010112

 

 

 

エドワード・ホッパーの絵を観ていると、その孤独感、寂寥感に胸を締め付けられそうになります。画面の中に人が描かれれば描かれるほど寂寥感や疎外感が強まるのがホッパーの特徴ですよね。16年前にニューヨークのホイットニー美術館で大回顧展を見て以来、魅了されています。2010112

(ホッパー作、ナイトホークス、1942)

(出典:Wikipedia)

 

 

 

難しい執筆作業中にインスピレーションを喚起してくれるCDは、私にとって貴重な存在。ムラビンスキー指揮レニングラードのモーツァルト交響曲第39番は、そのひとつ。自分自身の意識レベルを高い所へと引っ張り上げてくれるのかもしれませんね。2010118

 

 

 

ジョージ・セル指揮ウィーン・フィルによるベートーベンの劇音楽「エグモント」全曲。「セルが巨匠扱いされるようじゃクラシック音楽もおしまいね」とマリア・カラスは語りましたが、これは名演奏です。序曲からして、(もちろんフルトヴェングラーとは比較にもなりませんが、)デッカの優秀録音もあって曲の魅力を満喫できます。20101110

 

 

ジェームズ・レヴァインのピアノ、ヘッツェルのヴァイオリン他による「ます」。92年にヘッツェルが山で亡くなる直前に生で聴いたモーツァルトのディベルティメントでは、ヘッツェルのソロが安定を欠きましたが、CDに聴くこの「ます」は何度聴いても素晴らしい! ブラームスのソナタ集と並ぶ彼の遺産です。20101110

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハイサワー美尻カレンダー10月バージョンポーンアップ

 

昨年初夏から始めたダイエットは、毎月、650グラム平均で

ジワジワと体重が減ってゆくという、好ましいペースで進み、

1年間で7kg減合格

さらに、この2か月で、3キロ減となり、トータル10キロ減実現音譜

 

以前は、スーツがパツンパツンになってしまい、仕事を終えて自宅に戻ったら

パンツのお尻部分がばっくり裂けていた・・・という悲喜劇も(写真参照)↓えーんダウン

 

ところが、ウェストがいくぶん細くなった現在、

今度は、スーツのサイズが合わなくなってしまい、

パンツがずり下がってしまい困惑の日々チーンあせる

 

とはいえ、これも自分の健康のためチョキ

学生時代の49kgに戻すのは、無理にしても、

あともう少しだけ、ダイエット、がんばってみようと思う今日この頃ウインクメラメラ