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文筆家hideの徒然ブログ

文筆家、そして経営学の大学教員として活動するhideが、日々の雑感を徒然なるままに綴る。
日々の取材のこと、出会った人々、世相・ライフスタイル、音楽、美術、読書、歴史、旅、そしてグルメなど。

 

気管支炎でダウンしてから、もう1カ月以上になるが、

未だに治らないえーんダウン

 

体力も尽きかけてきた。。。

 

こんなに長引いたのは、人生初ゲッソリ

 

ところで、米国大統領選は、トランプが勝利、それも圧勝だメラメラ

 

彼の政策は、

徹頭徹尾、「内向き」であり、

その通りに実現されれば、

極東アジアは、米国の退潮と共に、

経済・外交・軍事面で、中国やロシアが相対的に力を強め、

日本の周辺環境は不安定化するだろうポーン

 

ただし、北朝鮮が米国本土に到達する核弾頭の開発に成功すれば、米国が北朝鮮に先制攻撃を加えることも検討され得るようだ。徹底した米国中心主義の当然の帰結だろうチーン

 

 

思えば、2016年は、

英国のEU離脱、そして、想定外のトランプ勝利など、

「現状否定型」「非連続型」の環境変化が続発した年であり、

そういう意味では、世界史において、今後、長く記憶される年となるだろう。

もし、年末のプーチン大統領との日ロ会談で、

膨大な対ロ経済援助などが決定しようものなら、

それもまた、英国EU離脱やトランプ勝利に匹敵するインパクトを

世界に与えることになるだろう。

とくに、シベリア鉄道を、日本にまで延長することが決まったらたいへんだあせる(まさか・・・とは思うけれど)

国際関係は地滑り的に大きく変貌していく可能性がある。

 

 

グローバル環境変化の「乱気流水準」が最高度に達する中で、

 

果たして、この先、漂流や難破することなく、

 

日本は荒波を乗り越えていけるのだろうか!?

 

日本にとって多難な時代が始まることにならなければよいのだがおばけくん

 

長引く気管支炎で身体が弱っているせいか、妙に心配してしまう(苦笑)

 

ここ1~2週間、気温が一気に下がってきているが、

それにうまく対応できず、

風邪を引き込んでしまい、

挙句、すっかり、こじらせて、

気管支炎になってしまったようだゲッソリダウンダウン

 

市販の薬を1箱飲み切ったけれども、

症状は悪化するばかりで、

とうとう夜から朝にかけては咳が止まらず

一睡もできない状態になってしまったえーんあせる

 

それで、ついに、たまりかねて病院に駆け込みDASH!DASH!DASH!

 

今は、胸にシール状のものを貼っているグラサン

 

これを貼ると、薬を皮膚から吸収し、その効果で気管が開いて、呼吸がしやすくなるのだそうだ(初体験)OK

 

それに加えて、吸い口から微細な粉状のものを吸引する装置を渡され、

 

さらに、毎日服用するよう、あれやこれやと、お薬を渡され、

結局、1日当たり、実に16錠も飲むハメとなったびっくり

 

なんだか、気分は、すっかり「重病」って感じだ(笑)

 

現在は、自宅で、シューベルトの最晩年の傑作、ピアノ・ソナタ第21番を、

内田光子さんの演奏で聴きながら、静かに過ごしているおばけくんおばけくん

ちなみに、この楽曲は、NHKの土曜ドラマ「夏目漱石の妻」で

第1楽章が使われており、人気に火がついているらしいメラメラメラメラ

ドラマでは田部京子さんの演奏が使われているようだ音譜

 

私に言わせれば、こんな美しく魅惑的な音楽が、

今まで日本でほとんど注目もされなかったことの方が不可解だ叫び

 

でも、遅まきながらでも、注目されるようになったのは歓迎すべきことだろう合格合格

 

 

さて、ブルーレイに録画したまま放置してあった

フィギュアスケートの「ジャパンカップ2016」

をようやく見たが、

これが非常に面白かったドキドキ

 

なんといっても、引退から3シーズン経った織田信成さん(29)が登場し、

なんと、自己最高得点を、楽々と更新したのだからポーンアップ

 

女子では、

宮原知子さんの今シーズンのプログラムが素晴らしい!!

ホルストの組曲「惑星」をたいへん効果的に使っており、

その結果、メリハリの立った非常に見応えのあるプログラムとなっているニヒヒ

日本のエースとして、今シーズンの活躍が楽しみだ!!

 

ロシアのメドベジェワは、相変わらず、圧倒的な演技を見せており、

彼女を打破するのは、どこの国の選手となるのだろうかはてなマーク

日本のジュニアの紀平さんあたりが、成長して対抗馬になるといいんだけど。。。

 

 

吉祥寺東急百貨店で、毎年恒例、秋の本格到来を告げる(はてなマーク)、

「福岡県の物産展」が開催されており、

本日、行ってきたニコニコ音譜

 

四半世紀にわたり、皆勤賞で通い詰めているこの物産展、

今年は、天候に恵まれているにも拘わらず、

売上が伸びていない様子えーんあせる

 

私が見る限りにおいても、たくさんのお客さんが来ていて、

各売場には、人だかりができているのだけれども、

それは、試食待ちや試飲待ちをしているだけで、

味を確認すると、みんな足早に立ち去ってしまうポーンむかっ

 

長いつきあいの店主も、しぶい顔ゲッソリダウン

 

昨年にも増して、人々の消費マインドは落ち込んでいるのかショボーン

 

私は、自分の日常生活の必需品なので、

しっかり買い込んだが、

店主は、「あなたが買ってくれても焼け石に水ですよ」と言わんばかりの表情えーん

よほど売れていないのだろうハートブレイク

日本は、デフレに戻ってしまっているのかムキーッ

政府肝入りの●●●ミクスは、いったいどうなってしまったのかはてなマーク

 

 

秋の本格到来は、同時に、フィギュアスケートのシーズン開幕をも告げているウインクラブラブ

 

今季初、浅田真央さん(26)の演技を、ユーチューブで見た目

 

復帰初年度の昨シーズンよりも、

さらに調子が悪いようだ滝汗あせるあせる

ひざの故障が長引き、

かなり、練習不足なのだそうだダウン

「練習の虫」の彼女としては、不本意であろうメラメラ

 

あと2週間もしないうちに、「グランプリシリーズ」に出場するのに、

大丈夫なのかな・・・と、懸念されるショボーン

 

ちなみに、今季は、ショートプログラムも、フリーも、同一曲を使用する、という初の試みを行っている。

 

楽曲は、「リチュアルダンス」だというので、

「いったい何だろうはてなマーク

と思ったら、何のことはない。

ファリャの名曲中の名曲、バレエ音楽「恋は魔術師」の中の、

これまた誰でも知っている「火祭りの踊り」なのであった。

 

約100年前に作曲されて以降、日本では、ず~っと、「火祭りの踊り」として、

名称的には普及・定着・確定しているのに、

なんで、わざわざ、妙な英語名に変えて表現するのか、

理解に苦しむムキーむかっむかっむかっ

 

たとえば、ベートーベンの「運命」を使った選手がいたとして、

「曲は、『デスティニー』です」

と言っているようなもの爆  笑

 

違和感を覚えること夥しい叫び叫び叫び

 

フィギュアスケートの世界、そして、それを放映するテレビ業界ではよくあることだが・・・・

 

ま、それはともかくとしても、いよいよ私の大好きなウィンタースポーツシーズンが始まる!!

 

うれしいドキドキドキドキドキドキ

ゴーストライター騒動で、一時世間を賑わした新垣隆さんゲッソリ

事件後は、テレビのバラエティー番組によく出演しては

独特なおとぼけキャラで人気を博していたが、

このたび、作曲家として自分の名前で

新曲を発表した。

その名も「交響曲<連祷>」

いたってマジメな楽曲だ。

          ↓

https://www.youtube.com/watch?v=Nl0d7bJElVI

 

上記のリンクから「さわりの部分」を試聴することができるが、

20世紀前半くらいまでの音楽語法にもとづいた

聴きやすい音楽のようだOK

 

すごいのは、あの世界に冠たるDeccaからCDが発売されるということガーンあせる

 

クラシック音楽の世界では、Deccaと言えば、DG(ドイツ・グラモフォン、ハンブルク)と並ぶ

名門レーベルであるビックリマーク

 

早くも、タワーレコードオンラインの予約数ランキングで第1位になっているポーン

 

このCD、世間的にも話題になり、かなり売れるのではないだろうかはてなマーク

 

私も全曲を聴いてみたい気がするドキドキ

 マルティノン指揮フランス国立管のサンサーンス交響曲全集(EMI1975)。3番以外は一般に聴かれる機会が少ないですが、マルティノンの気品高く洗練された指揮により、初期の作品、特に第1番が瑞々しい魅力に満ち溢れた作品として胸に迫ってきます。LP初出の時の新鮮な感動が蘇りました。2011114

 

 

 

「メサイア」全曲をリヒター指揮ミュンヘン・バッハで。一般にはロンドン・フィルとの再録音が評価されていますが、私はこの旧録を採ります。この演奏には現世で汚れた魂を浄化し高い所へと引っ張り上げてくれるような力があります。高校時代に初めて聴いて以来、変わることのない感想です。2011118

 

 

 

ターリヒ指揮チェコ・フィルによるスークの弦楽セレナード。ナチス・ドイツによるチェコ併合直前期のSP録音のCD復刻。その後失われゆくチェコ・フィルの民族的情感が胸を打つ演奏。若書きの作品のハズなのに、せつなくも懐かしい風情、人生を回顧するような感情が惻々と迫る美しく儚い演奏。2011425

 

 

 

近年の演奏は、グローバル性・現代性に優れたものが主流であることは言うまでもありません。しかし、その対極を行くローカル性・歴史性こそが時代と国境の壁を超えて人々の心を打つことを示した演奏…そのひとつがターリヒ指揮チェコ・フィルによるドボルザークの交響曲第8番のSP復刻盤です。2011425

 

 

 

震災後、内省的な音楽を聴く傾向が強まり、ヘンデルの「メサイア」全曲を聴く機会がさらに増えました。特に第3部冒頭のソプラノ・アリア「我は知る、我を償う者は行く」は、干天の慈雨の如く渇き切った私の魂に吸い込まれてゆきます。演奏は勿論、リヒター指揮ミュンヘン・バッハで。2011425

 

 

ケーゲル指揮ライプツィヒ放送響他によるマーラー交響曲第2番「復活」。80分を超える演奏時間があっという間に感じられ、しかも、演奏終了後、かつてない充足感に包まれる演奏。ここまで曲想を抉り抜いた演奏はかつてなく、凄みという点で比肩するものはないのでは。2011425

 

 

 

ケーゲル指揮ライプチヒ放送響のマーラー第122枚組。2は前述の通りですが、第1番も名演奏です。多くの名盤が第4楽章では曲の弱さが露呈して浅薄に響きがちですが、このケーゲル盤はその第4楽章が圧巻!2011425

 

 

ワルター指揮ウィーン・フィルのブルックナー第953820日のザルツブルク・ライブ。従来ほとんど市場に出回らなかった稀少音源をアンドロメダ盤で。音質は明快。厚み・奥行きはありませんが鑑賞用には耐え得るレベルです。なだらかにカーブを描いてゆくような叙情的なブルックナー。2011426

 

 

ケーゲルのマーラー「復活」は、第2楽章あたりから、ティンパニの一撃にも暴力的・破壊的なエネルギーが満ち溢れ、…しかし終楽章に至って浄化と再生への巨大なエネルギーが一挙に放出され、激しく胸を打ちます。非連続な破壊の後に訪れる再生への希求!日本の将来を暗示していたかのよう! 2011430

 

 

 

エーダーの「ハフナー協奏曲」を85年の初演ライブで聴く。フルート独奏シュルツ、サヴァリッシュ指揮VPO。往年の前衛を想起させる雰囲気はあるものの聴きやすい音楽。第3楽章でモーツァルトの「ハフナー」交響曲第2楽章の旋律がフルートで断続的に現れ楽しめます。2011430