輪番停電という名の「特定地域・無期限・反復停電」!? | 文筆家hideの徒然ブログ

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昨日は不意打ちで「輪番停電」に遭遇しました。

不意打ちだと感じたのは他でもありません。一昨日に停電を経験した訳ですが、停電解除直後に民放テレビ番組で見た翌日(昨日)の停電予定第2グループの中に調布市の名前がなかったからです。

それを見た私は、「ああ、やっぱり輪番というからには、同じグループの中で日替わりで順番に停電してゆくのだな」と、輪番という言葉の意味を辞書的に正解に理解して、翌日はないのだと理解しました。


ところが……
翌日、突然の停電が……!!

この時、ようやく、私は、事の真相を悟りました。

輪番停電というのは、停電を実施する地域の住民を納得させるためのウソで、

真相は、特定地域対象・無期限反復停電なのだと……!!


知らぬが仏という考え方もありますが、私は、今回のような国家的な非常時にあたっては、国民を欺くような姑息な手段は使ってほしくはありません。


特定地域にだけ犠牲を強いたいのなら、ハッキリそう言えばよい!


政府であれ、東電であれ、停電対象から除外したい地域は、たくさんあると思います。

たとえば、官公庁が集中している地域、大企業の本社が集中している地域、交通の要衝、政・財・官界の幹部が多く住んでいる地域、高額納税者が多く住んでいる高級住宅街、社会的発言力の強い文化人・マスコミ関係者が多く住んでいる地域……などなど、日本の支配階級、上流階級の人々にとって不都合な地域は、自然と除外されるのは当然のことです。

古今東西、世の中とはそういうものでしょう。


だったら、正直にそう言えば良いのです。

「こうした社会的に重要度の高い人や組織は停電対象から除外します。でも、あなたたちは、社会的に重要ではないので犠牲になってください。そうすることで、支配階級・上流階級としても助かりますし、ひいては日本のためになります」と。


そう言われれば、不快ではありますが、致し方ないということで諦めもつきます。


ところが、現実は、輪番停電などという欺瞞的な表現を用いて、

「今、日本は未曽有の危機に直面しています。みんなで苦しみを分かち合い、力を合わせて困難を乗り越えてゆきましょう」的なメッセージを発し、あたかも、原則として、誰もが順番に停電を経験してゆくかのような、いわば、意図的に誤解を与えるやり方をしています。

このブログで繰り返し書いていますが、この無計画停電を反復されることによって、その地域の人や企業は甚大な損害を被ります。


であればこそ、ウソはやめてほしいものです。


かつて、太平洋戦争の末期、日本の陸海軍の高官たちは、

「貴様たちだけを死なせはしない。私も必ず、最後の一機に搭乗して敵艦に体当たりする。貴様たちは一億総玉砕のさきがけである」


そう言って、数千人の若い下級将校や下士官兵を特攻出撃させました。


ところが、最後の一機で自分も出撃するどころか、高官の多くが戦後の日本社会で要職に就いて、数十年にわたって、のうのうと生活しました。


日本には、そうした欺瞞の歴史がありますが、今回もそれに似たものを感じます。



情報公開・透明性が時代のキーワードになって何年も経ちますが、こういう重大局面においてこそ、情報をオープンにしてもらいたいものです。