最近思う「税金」に関するエトセトラについて記します
(源泉徴収システム)
・このシステムは税務署にとって極めて便利なシステムです
・「天引き」で税金を徴収するのだから「取りっぱぐれ」があり
ません
・しかも「徴収手続き」が極めて「省力化」されます
・以前そのことが気になって「国税局職員」に質問したところ
「事務手数料」は1銭も企業に払われていないそうです
・この事務コスト軽減は「人件費」にすると相当額になると想像
されます
・この「給与からの源泉徴収システム」を考え出した当時の官僚
は実に頭の良い人です
・このシステムを実行している国は世界的に見ても僅かで「ドイ
ツ、インド、韓国」など数か国です
・一方で企業にとってはデメリットばかりでないことも知りまし
た
・企業は社員から「源泉」した税金を実際の支払いの翌年まで
「滞留」させることが可能なのでその間「運用」もできるから
です
・大きな企業になれば「運用額」も相当額になると推定されます
・社員にとっては「源泉」された「所得税」を取り戻すためには
「年末調整」をすることになります
(9・6・4=くろよん)
・以前から言われてきた「所得税の捕捉率」についてのサラリー
マンからの「抵抗感」を示す「揶揄」の言葉です
・つまり 給与所得者 9割 自営業者 6割 農業・林業・
水産業 4割 の捕捉率だから給与所得者は正直者で損を
しているようなあという嘆きなのです
・その後さらに 10・5・3 などと言われることもあります
・所得税は「累進課税」となっており「5%~45%」までの
税率が所得に応じて定められています
・所得の多い方は比例的に所得税が増加するのではなく「増えれ
ば増えるほど税率が幾何級数的に増加」するということです
・一方で消費税などは誰でも同じ税率を課せられることになり
「所得税」の増税に比較して「消費税」の増税は「低所得者」
の負担が相対的に「厳しくなる」という主張がされます
・同じ増税でも上記のことがいつも議論されることになります
本日も政治家の揶揄まで届きませんでした。次回こそ政治家の
「雑所得」に「所得税」を課すところまでいきたいと考えます
次回は「③政治家の雑所得に課税せよ」です