Xさん(茶々丸さん)から何度かいただいたメッセージを纏めて
掲載いたします貴重なノウハウでもありますので「然るべき時」にお役に立つものと期待しております
(メッセージ)<特に社会的治癒>
以前、書ききれなかったことを補足させていただきます。
1.審査過程では直接ヒアリングの機会はなく、書類審査のみであることから、「病歴・就労状況等申立書」(以下申立書)によって結果が左右されると認識し、特に「社会的治癒」の概念を理解したうえで作成した。
2.まずは、申立書作成の前段階として基礎資料の作成に着手した。出生から現在まで1年ごと(年・月・年齢・学年・生活状況・学校行事等)に分けたエクセルシートに「この頃は、こんなことがあったよね。」と記憶をたどりながら記載していった。
これを基に申立書を作成した。
3.「私の場合は社会的治癒に該当すると思う。」のような主張は記載せずに、あくまでも申立書表面にある「記入する前にお読みください」で求められている事実関係のみを漏れなく記載し、時系列の事実と添付エビデンスから、読み手の方が社会的治癒と判断できるような建て付けとした。
4.書類審査のみ、とはいえ自身に有利になるようなウソの記載はしなかった。そこから矛盾点が生まれるリスクがある。
5.初診としたクリニックの「受診状況等証明書」と手術した病院の「診断書」に記載されている事項を申立書に盛り込むなど、平仄を合わせるよう意識して作成した。
6.職歴証明書を添付した。(当方転職はなく、1社のみ)
具体的な職名(○○課長など)を記載してもらった。
加えて特記事項として、「①令和4年○月△日~○月△日
人工股関節置換手術入院による療養欠勤 ②これ以外の療養欠勤はない 」ことも記載してもらった。
➡️厚生年金加入記録は機構側にあるが、療養欠勤のない通常勤務と昇進実績を証明するため➡️社会的治癒の判断につながるのでは、と考え会社に発行依頼した。
受給申請を社労士に依頼するとしても、申立書のベースは、あくまでも申請者御本人が作成することが出発点となるはずです。
これから申請される皆様の一助になれば幸甚です。
私のように障害厚生年金のことを知らずに手術された方は多いのではないかと推測されます。
一人でも多くのかたが受給できれば良いと思います。
(これまでのXさん<茶々丸さん>からのメッセージ纏め)
2023年2月20日 思考回路、請求準備、スタンス
2月25日 「就労状況等申立書」
2月27日 文章の書き方(全般)
4月14日 途中経過
5月 4日 (受給決定)思考回路、準備
5月 6日 「喜びの声」「年金事務所の指摘と対応」
(当ブログから補足)
*本記事は茶々丸さんが「障害年金自力請求」の過程で纏められ
たノウハウとも言えます
*最後に書いておられるように「あらたに請求される方へのアド
バイス」として利用されて「1人でも多くの方が受給できれば
良いなあ」という考えによりご提供していただいたものです
*内容は少し難しいのですが「特に自力請求の方」にとっては
必要な知識でもあります
*また「社会的治癒」による請求ですが全体から見れば「稀」で
あります
*上記情報は「請求マニュアル」の一部として蓄積しておくこと
が「お役に立つ」という考え方で掲載したものです
*茶々丸さんの「ご厚意」には感謝いたします!
次回は未定です