関節温存(自骨)手術か人工股関節手術か?(分類①医療情報) | 変形性股関節症患者のためのノーサイド主催情報交換広場

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①病気そのものの情報②社会福祉制度、社会保険制度③障害年金④障害者就職情報⑤民間保険制度⑥政治家の揶揄、社会への提言などについて語ります。とりわけ③については受給に向けてアシストすることを私のライフワークと位置付けて積極的に行います。

前回 症状と年齢による手術の適用について述べました。
 
手術を決断したとして、可能であれば体内に異物を入れたくないと考える方も
多いのではないでしょうか?
 
その場合、関節温存(自骨)手術を選択することになります。選択できるということは
できない方に比較して恵まれているとも言えます。
 
他方享受しなければならない問題点もあります。わんわん
 
*入院期間が長い(人によりますが3~4ヶ月)
*従って勤務先の事情や家庭の事情が許さないとできない
*人工股関節と比較して手術後の状態が良くないケースが多い
*結局、何年か後、人工股関節手術になってしまうことがある
*傷跡が残る
*自骨手術のできる医師が減少しており将来が心配
*自骨手術の後に人工股関節手術をする場合、難易度が上がってしまうのでは
 ないか心配
 
などです。
 
自骨手術可能な病院(医師)は減少していると述べましたが、分かる範囲で列挙
してみます。実際にご自分が手術を受ける場合の参考にしていただければと
思いますが、医師の転職や病院の方針等によって変化をしていることもあります
ので、その前提でご覧下さい。
 
北里大学、金沢大学、順天堂大学、日産厚生病院、慶応大学、埼玉医大
柳川リハビリセンター、佐賀大学、大阪市立大学、神奈川リハビリテーション
旭川医科大学、広島大学、昭和大学、佐賀社会保険病院、久留米大学
 
次回は人工股関節手術について述べます