前回 企業が障害者雇用に積極的であるというお話をしましたが
(そもそも)障害者の中には、知的障害、精神障害、身体障害 の3通りの障害があります。企業は障害者雇用という場合、そのいずれであっても良いのです。しかし受け入れる企業からするとやはり本音があります。
ずばり好まれる障害者は身体障害者、中でも股関節症患者は好まれる障害者ということができます。何故だか分かりますよね。企業は受け入れのための設備投資やヘルパーの準備など必要に応じてコストをかけて行わなければなりません。股関節症患者は車椅子の方が少なく一般的に自力による通勤が可能でヘルパーの準備も殆ど不要です。さらに上半身は全く異常がなく座って行う仕事であれば健常者と何ら劣ることなくこなすことが可能です。
企業は慈善事業ではありませんし、一方で社員の削減を行いながら積極的な障害者雇用をしているのです。それは法律で義務付けられていることと企業の社会的責任を果たして社会貢献しようという意図からに他ならないのです。
ですから企業が障害者雇用をする場合「誰でも良い」わけではなく「厳選」しながらの採用という部分もあるのです。前回も書きましたように一定のパソコンスキルと一定の基礎学力は求められます。また基本的に年齢条件は60歳としているケースが多いようです。以上のことを頭に入れながらチャレンジして下さい!