身体障害者雇用の実態①(分類 身障者雇用) | 変形性股関節症患者のためのノーサイド主催情報交換広場

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①病気そのものの情報②社会福祉制度、社会保険制度③障害年金④障害者就職情報⑤民間保険制度⑥政治家の揶揄、社会への提言などについて語ります。とりわけ③については受給に向けてアシストすることを私のライフワークと位置付けて積極的に行います。

初めての記事は「股関節症患者の障害者雇用」にしました。
 
手術を受けたが職場復帰が難しい、という悩みをよく聞きます。
 
一定規模以上の企業は身体障害者の雇用に積極的である ということをご存知ですか?身体障害者とは身体障害者手帳所持者のことを指します。身障者雇用は「障害者の雇用の促進に関する法律」で事業主に義務づけられており未達の場合はペナルテイーを払うだけでなく社会的なイメージダウンになるからなのです。現在は民間企業で法定雇用率が 1.8%ですが平成25年4月からは2%になるということも追い風になります。私の知っているある企業でも数十名の身障者雇用を本年度の目標としているということでした。
雇用率のカウント方法は簡単ではありませんがパートであったり「特例子会社」での雇用などでもOKとなっております。
 
職場復帰が難しい場合には①身障者手帳を取得して身障者として職場復帰する方法(仕事は当然配慮してもらう)②身障者として新たな職場を探す の2通りが考えられます。
身障者雇用はハローワーク、人材斡旋会社、個別企業のホームページ などを通じて探して下さい。手術後で行動制限などある場合はそのことを条件にしておくと入社後の配慮も得やすいでしょう。また特例子会社を持っている企業は同じ境遇の方を子会社に集中させますので「働きやすい職場」の可能性が高いでしょう。なお一般的には一定のパソコンスキル、高卒程度の常識は要求されるケースが多いと思われます。正社員登用が可能な企業もあります。
仕事の心配なく安心して手術に望めると良いですね!