プチへ
あなたが旅立ってから、1週間がたちました
お母さんは元気でいるので安心してください
ただ、あなたのいない家は空気が冷たく感じます
トラくんもまだ、あなたのいないことを、理解できていないようです
あなたと過ごした2年4ケ月
初めて会ったのは、お向かいのお家のガレージ、暑い夏でしたね
お母さんは、あなたに「暑いから日陰にいたら」と声をかけましたね
翌日も翌々日も・・
そして、がりがりのあなたに「お家に来てね、ご飯を食べようね」と話ました
そんな日が1週間も続いたある日、外テラスの布団で気持ちよさそうに眠るあなたを見たときは、ほっとしました
疲れていたのか、安心したのか、昏々と眠っていましたね
ほかの子たちが、突然の来訪者にとまどっていましたっけ
最初は、ミルクを少し飲んで、気持ちも落ち着いて、にゃあと初めて声を出してくれましたね
その後は、すぐにシャンプーもさせてくれて、見違えるあなたのかわいさにびっくりでした
身体もしなやかで、美猫のあなたは、我が家にやってくる野良ネコ君たちにもモテモテでした
そのたびに、あなたは、しなやかな体で木の高い小枝まであがって、野良ネコ君は登れずにあきらめていきましたね
ホントに賢い子でした
私が帰宅の時には「プチ」と声をかけると、真っ先にどこからともなく出迎えてくれましたね
あとで、ダンナさんが教えてくれました
「プチはあなたが帰ってくる10分くらい前になると、外に出ると催促して、あなたが帰ってくるのがわかるみたいだね」って
お母さんはそんなプチが愛おしかったです
もう一つ、私の布団で一緒に寝たいのにいつも、はなちゃんがいるので遠慮して足のほうで寝ていましたね
はなちゃんがいなくなってから、初めて枕のそばでゴロゴロ言いながら寝ていて、それからずっと一緒でしたね
最初に仲良くなった黒猫フーちゃんとは2階のタンスの上の布団で仲良く寝ていましたね
その後にチロが来て、あなたが一番にかわいがってから、チロにフーちゃんが近づくと怒って、あんなに仲良かったのに・・・と母性の強さを感じました
それでも、秋以降あなたが病気がひどくなってからは、またフーちゃんが寄り添っていましたね
あなたを思うとき、お母さんは短い間だったけど、時間ではない繋がりを教えてもらいました
あなたがに来てくれて、私の娘でいてくれたこと、一生忘れません
ありがとう プチ
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年末のあわただしい中、今年最後のブログはプチへの手紙にしようと決めていました
ブログを初めて2ケ月あまり、拙い文章ですが、おつきあいいただきありがとうございました
また、来年もよろしくお願いします
良いお年をお迎えください
はなひぃ