プール大嫌い。。 -4ページ目

入学。

彼とは違うクラスだったが、近くだった。

お互いになんとなく避けていた。

相変わらず彼の近くには笑いとともに友達も途切れることがなくいた。

ある日、彼から電話があった。

『写真現像してくれねぇ?』『あたしが?』『うん。』『何で?』『金ねえんだ。』『わかった。』

何で返事をしたかわからない。

でも繋がりが欲しかった。



数日後、彼が彼女を作った。同じクラスの子だった。


私とは似てもにつかない、可愛らしい子だった。



ある日友達からの電話。


『彼が…。と一緒に歩いてたよ。すごく楽しそうに。』


なんなんだ?いちいち報告するなって思ったが、順調にいっている明らかな証拠だ。

目の前が真っ暗になり立ちすくんだ。


あるどしゃ降りの雨の日、彼が早退して傘も指さずに歩く姿を教室から見かけた。


仲良しの友達には『今がチャンス。傘貸してあげな。早く行きな!』といわれたが行けなかったかと。

彼女の事を思ってしまった。

私がその立場なら嫌だから。

ただ彼の歩く姿を眺めていた。


何ヵ月かたち、別れた話をきいた。

事実だったみたいだ。


でもその数ヵ月後数学のクラスが一緒だった彼と、隣の席になり、てがみがきた。

『明日の俺の彼女の誕生日なんだ。飲み物買いたいから金ほしい。』

もうどうでもよくなっていた。むしろ半分嫌いになっていた。

だからただだまって一万を渡した。


『サンキュ。』一言だった。



ばかじゃないの?


むしろいなくなれやとすら思っていた。





あのとき思ったからか、かれは一学期で学校をやめた。

イヤミ。

その後といったら酷かっただろう。


まだまだ好きだった私は、彼の好きな人は誰なんだろうか、嘘をついているのではないだろうか?なんて考えているうちに嫌な顔をしていた。


そしてある日公衆電話であった。


『好きな人わかった、…でしょ?』
『ふざけんなっっ。』

彼は怒っていた。

なりふり構わず荒れた。


するとその日の帰るときにかれはわたしが言った子とは違う子の腕をつかんで帰った。


のちに聞くと、告白したらしい。

その子も好きな子がいて結果断ったらしいが…。


それから学校でもお互いに自然と避けるようになっていた。

卒業式。


私は友達に彼に渡してほしいと今までの感謝のてがみと最後のプレゼントを託した。

もちろん、もらってくれるなんておもってもいないし、むしろ受け取っても投げられる覚悟で。


でも彼はうけとった。なぜだかわからない。


そしてそのまま何もなくすぎて、高校入学の数日前彼をみかけた。



指輪をしていた。


気持ちがたかぶった。

でもほんとの気持ちはつたえられない。

断られることがわかった。


でもそんなある日彼から電話があった。

『俺の制服買わないか?』『何で?』『二万で。』『うん。今からいく。』


お金より何より会いたかった。二人で会いたくて私はいった。


いったらどうにかなるのではないかと期待をしながら。


でもそれが私と彼をお金で繋ぐことになることすら考えもつかなかった。



別れ。

ホントに、幸せだった。

毎日、毎日、何もかもがたのしくて。


でも3年になって、クラスがわかれた。でも、はじめのうちはまだまだなかがよくて、怖いもの何てなかった。


中学校最大のイベント!修学旅行!

クラスは違ったもののお互いの部屋番号を確認して夜に会う約束。


もちろん夜には彼の部屋へ行き、押し入れでラブラブ。

途中先生が見回りに来たけど彼の友達が協力してくれて見つかることもなく。


そして一段落して部屋を出たと同時に自分の部屋まで走る途中にふと後ろを見ると…。部活の先生が黙って座ってた。


ちゃんと説明をしてたらこっぴどく怒られることもなく。(先生ありがとう)


修学旅行中は最後を除き彼とともに★


最後の日はなぜ行けなかったかといえば。


友達からの冷たい視線。だった。


彼には『ごめん。ねてたわ。』と。


心配をかけちゃいけないと思った。


修学旅行から帰ってきてもまだラブラブで。


でも今思えば、少しずつなにかの歯車が合わなくなってきていたんだろう。


冬になり、だんだん会わなくなっていた。





…。別れた。

好きな人ができた。


その一言だった。

1年半。幸せだった日々がその一言だった。


何もかもが嫌で、でもどうすることもできなくて。



だだひたすら泣いた。


それしかできなかった。



彼とつきあうことによって友達とも疎遠になっていたため、あたしに代理告白してくれた人と付き合っていた友達が心配で電話をかけてくれた。


その友達はただ泣かせてくれた。



有り難かった。