こんにちは。
兵庫県川西市でイケダ社労士オフィスの代表をしております社会保険労務士の池田洋平です。
 

連合は、いわゆる「年収の壁」や年金に関する意識・実態を把握するため、「年金に関する調査2024」をインターネットリサーチにより2024年3月27日~29日の3日間で実施しました。全国の15歳以上の男女1,000名の有効サンプルを集計しました。

年収の壁について質問したところ、103万円の壁、106万円の壁、130万円の壁など、いわゆる年収の壁を理解しているか聞いたところ、「理解している」は43.6%であったのに対し、「あまり理解していない」が40.5%、「まったく理解していない」が15.9%で、合計した「理解していない」は56.4%となりました。


男女別では理解している人の割合は、男性では48.0%と、女性39.2%と比べて8.8ポイント高くなりました。
世代別では、理解している人の割合は、50代以上では半数を超えました。

年収が一定の水準を超えると社会保険料の負担によって手取り収入が減ってしまったり、扶養から外れてしまったりするケースがあります。また、配偶者控除や配偶者特別控除を受けられなくなったり、控除額が減少したりするケースがあります


有職者に労働時間を一定に抑える調整をしているか聞いたところ、「調整している」は13.3%、「調整していない」は86.7%となりました。

配偶者が働いている人に、配偶者は労働時間を一定に抑える調整をしているか聞いたところ、「調整している」は13.4%「調整していない」86.6%となりました。また、子どもがいる人といない人に分けてみると、調整している人の割合は、子どもがいる人では14.7%と子どもがいない人と比べて5.9ポイント高くなりました。

労働時間を一定に調整をしている人に、労働時間の調整をするにあたって意識している収入を聞いたところ、「年収103万円」(53.7%)が突出して高くなりました。いわゆる年収103万円の壁を意識している人が多いようです。

 
本日もご覧いただきまして、ありがとうございました。

労務管理のご相談や就業規則の作成、助成金の申請なら、当事務所にお任せください。

ご希望に応じて、ご訪問による面談、電話相談、メール相談、オンライン相談にご対応させていただきます。
どんな些細な疑問やご質問でも大歓迎です。ご連絡をお待ちしております。

ホームページ↓
https://office-ike.com