娘から写真が届いた。

自分で育てた野菜でカレーを作ったよ、って。

「自分で作った野菜で作るカレーって最高😊」って。

 

黄色いズッキーニ、なす、ピーマン、大葉。さらに地元でもらったタコまでトッピングしてある。

すごいな、これ。なんと豪勢な一皿だろう。

畑もやっていて、草取りが大変だとよく聞いていた。

 

でも「ご褒美があるから頑張れる」って言うんだよね。

 

その言葉が、なんかじんわりきた。

 

自分で育てた野菜が食卓に並ぶって、そういうことか。

 

写真を見ながら、こっちまで嬉しくなってしまった。

 

 

草取りの大変さも、こういう瞬間があるから続けられるんだろうな。

 

私のベランダ菜園なんて、まだまだプランターの世界。

 

娘の畑には、全然かなわないなと思いながら、何度も写真を見返した。

 

りん

正直に言う。

 

今、もがいています。

 

今の仕事を辞めたら、空っぽになりそうで怖い。


だから今のうちに、夢中になれることを作っておきたくて、あれこれ手を出している。

 

ブログを書いて、ステッカーを作って、菜園をやって、絵本を描いて。

 

傍から見たら、落ち着きがないように見えるかもしれない。

 

60代って、微妙な年齢だと思う。

 

若くはない。でも高齢者でもない。

 

体力は確かに落ちてきた。でも、やる気だけはしっかりとある。

 

例えるなら、子供の運動会で、気持ちは走っているのに、足がついてこない感じ。

 

この感覚、わかってもらえますか。

 

 

でも、考えてみれば。

 

もがきながらでも、動いてはいる。


試行錯誤しながら、少しずつ前に進んでいる。

 

それでいいのかな、と最近思うようになってきた。

 

答えはまだ出ていない。

 

でも、もがきながらでも続けていこうと思っています。

 

同じように感じている人が、どこかにいるといいな。

 

りん

以前、トマトの花がうまく実にならないと書いた。

 

ベランダは風も少なく虫も来ない。自然に受粉されにくい環境だと知って、人工授粉を試してみることにした。

 

道具は綿棒一本。

 

花から花へ、そっと花粉を移してあげる。それだけ。

 

数日後、ベランダをのぞいたら、緑の小さな実がたくさんついていた。

 

ひとつ、ふたつ、みっつ……

 

思っていた以上にたくさん。

 

思わず声が出た。

 

綿棒一本で、こんなに変わるものなのか、と少し感動した。

 

みんな赤くなってくれたらいいな、と思いながら眺めた。

 

一方、ナスは今年は諦めることにした。

 

1本だけ植えてみたのだけれど、花が1つずつしか咲かない。受粉させようにも、相手がいない。

 

来年は2本植えてみようと思う。

 

菜園、なかなか奥が深い。

 

やってみて初めてわかることばかりだ。

 

りん

みんながやっているのを見て、真似してみた。

 

豆苗を食べたら、根っこを捨てずに再生させる「リボベジ」というやつだ。

 

やってみると思ったより簡単で、水を入れた容器に根っこを置いて、窓の近くに置いておくだけ。

 

数日後、ぐんぐん伸びてきた。わ〜いと喜んだ……

 

でも、なんだかヒョロヒョロ。細くて頼りない。

 

こんなはずじゃなかったんだけど、と思いながら調べてみた。

 

 

原因がわかった。

 

日光不足だったのだ。

 

日中は家を空けるので、レースのカーテンをしていた。それが原因らしい。

 

豆苗は光を求めて上へ上へと伸びようとする。

光が足りないと、ひょろひょろと細長くなってしまう。

これを**「徒長」**というそうだ。

 

 

次回は帰宅後にカーテンを開けて、できるだけ日に当てるようにしてみようと思う。

 

リボベジ、うまくいくかどうかは育ててみないとわからない。

 

それがまた、面白いのかもしれないけれど。

 

食べた後の根っこだから、上手にできたらラッキーくらいのつもりでやってみよう。

 

りん

大きな荷物が届いた。

 

開けてみたら、魚、魚、魚。

 

イカ、太刀魚、タコ、タイ、イサキ、アコウ。それだけじゃなく、イカはそのままのものと沖漬けが2種類。

タイとアコウは昆布締めまで入っていた。

 

娘が、また送ってくれた。

 

数日前、スーパーに行ったら35センチほどのイサキが1800円もしていた。

思わず二度見した。

 

そのイサキが、今、冷凍庫の中に何本も眠っている。

 

タイの昆布締め、アコウの昆布締め。

 

そんな手のかかるものまで、仕事をしながら準備してくれたのかと思うと、頭が下がる。

 

嬉しいような、申し訳ないような。いつもの気持ちがまたやってくる。

 

冷凍庫を眺めながら、今日は何を食べようかと考える。

 

こんな幸せな悩みがあるだろうか。

 

おばあちゃんや親戚にもお裾分けするね。ありがとう。

 

本当に、ありがたいことです。

 

りん