北海道旭川市出身、
歌人、小説家の

加藤千恵さん、短編集
『あとは泣くだけ』 です。




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小説でも短歌でも、加藤さんの作品は読者に「同じ体験をしたことはないのに、ここに書かれている気持ちの揺れを、自分は確かに知っている」と思わせる。

            解説  瀧井朝世   

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この作品は
この言葉につきると感じるのです。

不倫のような恋愛も

DVも

結婚できない、ここまでの理由も

私は経験したことがありません。
ですが、どの感情も、
確かに知っている、   のです。

手にとった時は、泣ける小説だと思っていました。

結果的にはどのお話を読んでも、泣くまでいきませんでした。

しかし、読み終えたあとに
ああ、あとは泣くだけ   だな。
とストンと胸に落ちるのです。

これほどまでに、タイトルが秀逸だと感じたのも初めてです。

加藤さんの小説は、
本当にさまざまな恋愛のかたちが登場します。

とても良い意味で「ふつう」の

辛い恋も、幸せな恋も
ただ、そこに存在してくれているのです。

それは私たちが経験してきた
例えば、誇れるほどではない恋愛も
人に言えないような恋愛も
決して否定することなく
受け止めてくれる。

加藤さんの作品はそんな力があると思います。

だから安心して読むことが出来るのです。

全ての女性におすすめできる作品です。


(…あっ、男性もです…(笑)‼)