モーモー先生の言葉から
![]()
高齢犬の安楽死
なんだか 懺悔の波に襲われた
さかのぼる事
時は 昭和
実家で飼っていた 番犬
当時 犬は 鎖に繋がれ
庭の犬小屋に
番犬として飼われる事が
一般的だった
ご飯は 残りのおかずにお味噌汁をかけたような
いわゆる残飯
ドッグフードは あったのだろうか?
時は 昭和の40年代
今の私だったら いたたまれない
これは ひどい 虐待だ
かわいそうと思う
実家の犬 シロ
シロは7歳の頃 何かの病気になり
手だてもないから安楽死をさせた
と知ったのはずいぶん後のこと
ちなみに 当時の犬の7歳は
寿命を全うしたと言われていた
当時 動物医療は 最先端は知らないけど 町医者には
天秤のような体重計があったくらい
遠い記憶
シロが安楽死された翌日
家族で春の旅行に出た
あの雲 シロみたいだねって
シロはどうしたの?
私が 無邪気に指さして言ったと
姉が話したことがある
シロ シロ 番犬として
がんばってくれてありがとう
短い鎖につなげていたよね
雪降る夜は
寒かったよね
どじゃぶりの時は
どうしていたんだろう
小さな私は 大きな君が怖くて
触ったことがないと思う
しっかり 抱きしめて
ありがとう を 言えなかった
あれから半世紀 時は令和 2022年
モーモー先生が
高齢になった犬が 認知症の発症に伴う 狂暴化により
飼い主から 安楽死の依頼がある
あったことを
ぽつりとつぶやいたから
走馬灯のように思い出ボロボロ
夜に泣いた
これだけ 動物医療が進んで
そのおかげで 長生きできるように
なった 犬や猫たち
そのまま 手放しでは喜べない 現実
認知症や介護の問題だ
医療の進歩による長寿社会を
そのまま手放しで喜べない
人間社会の問題でもある
プラン75
我が家のフランク君
ステーキだって 一番おいしいところを
梨だって スイカだって
一番おいしいところを
もうじき14歳
前庭疾患になった
犬友さんのブログで 高齢犬の前庭疾患のことは
知っていたので 落ち着いて対応できました
ありがとうございます
病気と闘うことの辛さ 切なさ 悔しさ
それに比べたら 老いに連れそうのは
贅沢なものかもしれないと
どの命もその終焉に向かうのだから
1歳半のマイケル君を事故で亡くしたとき
高齢の仔を亡くした人の悲しみには寄り添えなかった私
そんなに長い時間生きてくれたんだ 羨ましい
あーあ
かくも私は 自分勝手で自己欺瞞なニンゲンだ
実家で飼っていた猫 美香
私の脳裏に残る残像は ユリの花の隣にいた君だ
夜 帰宅すると 君はもう冷たくなっていた
7歳 当時は寿命だと言われた
おそらく その花弁か水か それが君の死因だと思う
当時 ユリの花が 猫には毒だと、、、
知りもしなかった
美香の仔 パト (猫)
母美香を失くして 出奔
自由に外に出していた
そのうち帰ってくるだろうと、、、、
ビラを貼るとか 迷子届けをだすとか
何もしなかった
結局 君は帰ってくることはなく
外で野良猫として死んだのだろうか
ご飯は食べられた?
病気になったの?
ブログで その子は母猫に逢えました
と言ってくださった方がおられた
家を出てからの君を思うと、、、、懺悔しかない
美香 パト
ごめんね 何もできなった
おねーちゃんだったね
ごめんね ごめんね
情けないおねーちゃんで
ごめんね 何にもしてあげられなかった
海の家の前に捨てられた4匹の子猫
今は 育てられないという と私の一言
4歳と2歳の息子の世話で
しゃもじも飛ぶ日々だった
メモ書きもなく ただ 段ボールに4匹
夜中に捨てに来るなんて
ふざけんな!![]()
押し付けられた 生殺与奪の権を
振るうことに
姉は 一生苦しんだんだよ
何もできず
警察に引き渡すしか(義兄が)
冷たい人間だよね 私
姉は乳飲み子を抱えながら2匹 引き受けるから
ともちゃん 2匹 どう?
そう聞いてきたんだ
私は 今は飼えないよと言った
ごめんね ごめんね
家の前に捨てられた子猫4匹
自分の中に こんなに自分を責めている自分がいる
潜在意識の海に眠っている
自覚のない意識
それが たまに出て来るのが
懺悔の気持ちなら
甘んじて受けよう
時には 懺悔の波に襲われる
そんな 夜が あっても良い
だから
自分にできることをいつも
考えている
できることしか
できないから
そしたら気が付いた
小さなマイケル君を事故で亡くした私を
助けてくれたのは マイケル君だ
お空から 何度も助けてくれたんだと
懺悔の海から 救ってくれたのだと
だから 美有ちゃんも
時間をくれたのだと
もう 感謝しかない
もう 愛しかない
偉大なるしっぽ達
ありがとう
![]()
10数年来のブログの友達が
4年にわたる乳がんとの闘病の末
永眠されました。
がんばりやさんで
心優しく暖かいおぱちゃん
お空でチャブ丸君とちっちと
マイケル君にも会えたかしら
ワンちゃんのタープに 右端 チャブ丸君 隣 マイケル
おぱちゃん作
おぱちゃん
ありがとう
おぱちゃんの事 大好きです
心からお悔やみ申し上げます



