アントニオ猪木全集異種格闘技戦PART2 | マットガファリによろしく

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ジャイアント馬場さんの命日に送る。
盟友アントニオ猪木、異種格闘技戦のお話。

①昭和54年4月3日
福岡国際センター
VSレフトフックデイトン

隠れた名勝負です。
レフトフックデイトン。
名前で解る通り、打撃の選手です。
得意技は勿論、レフトフック。
ビルドアップされた体から繰り出す打撃は一級品。
そんな強豪選手を相手に猪木さんは頭突きで活路を見いだします。
相手が可哀相なくらいの頭突きの連打。
最後のバックドロップもかなりの急角度。
相手を認めればこそです。

②昭和55年2月27日
蔵前国技館
VSウィリーウイリアムス

新日本と極真のプライドをかけた戦い。
試合の内容以上にエキサイティングな戦いです。
大技ばかり目立つウイリーですが、正拳突きや下段で確実に攻めれば違う結果が出たのかもしれません。
さすがに膝蹴りが効いたのか、場外での猪木さんの十字固めは意地以外の何物でもありません。
鬼気迫る一戦です。

③平成元年4月24日
東京ドーム
VSショータチョチョシビリ

アントニオ猪木異種格闘技戦、唯一の敗北。
この試合以降、裏投げを使うプロレスラーが増えました。
しかしあの戦慄を越える事は不可能だと思います。
世界トップレベルの柔道家の裏投げの凄さに背筋が凍る思いです。