運命を信じて
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序曲(セレナーデ)

彼女の手が震えているのが分かった

先の事を考えたら、どれ程の恐怖が来るのか検討もつかない
心配するな!オレが何とかするから晙

これが精一杯だった
何とかすると言っても、何をどうすれば良いか何て全く解らない。

残りの帰り道、僕はただ意味のない後悔をしていた。

もう一分早く帰っていれば
あと三秒遅く帰っていれば
見つからずに済んだのに…

こんなときに何もしてやれない自分が憎かった。


ただ、これは序曲にしか過ぎなかった。

序曲(セレナーデ)

仕事を終え

二人で昼御飯を買い
家に帰る途中

家まで後100メートルも無い所で事件は起きた

階段を降りていた時一台のタクシーが目の前を曲がって行った。

二人の足が止まった

彼女が言う

今のタクシーに乗ってた人って、〇〇さんやった…

マジで?

解らん…一瞬やったからはっきり見えへんかった。

向こうはこっちに気付いてた?

多分…こっち見てた…


バレた。

しくじった

この日が来てしまった。

店のお客さんに見られてしまった。

しかも、店のNo.1の娘の指名客に!

2009/04/25

突然彼女は
「プロミスを付けよう」!
と言う。

「プロミスって、小学校位の時に流行ったサッカー選手がよく付けてるヤツ?」

「そう! イヤ?」

「いいけど、怪しまれへん?二人で付けてたら。」

「う~ん。」

「まぁ大丈夫か!付けよ!」

何て言ってたけど、 ほんとはね、僕もめちゃくちゃ付けたかった!

指輪を付けることが許され無い二人だから。

レゲエ色のプロミスを二本買った。

お互いの左足に付け合った。

何を願ったかはお互い内緒だ。

今は僕の左足にだけに残った願いの輪。
君はあの時何を願ったの?

君の願いは叶ったの?

僕の願いはまだ繋がったまま…
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