仙境に戻った謝憐、天界の面々の本音、思惑や如何に……






ネタバレ全開中
ご自衛ください







ざっくりあらすじ
仙境に戻った謝憐はリュウ金宴の真実と青鬼洞での出来事を報告するとともに
君吾が地師を使って
花城を偵察していたことを指摘する
天界の安全を保つためには
やむを得ないという君吾だが…

それぞれの思惑



当初の筋書きどおり
花城が極楽坊焼失を恨んで
謝憐を拐った説で
事態を無難に収めようとする
風師ですが

慕情が茶々を入れます



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私が思うに

太子殿下に怒ったから

乗り込んだのではない


慕情は何故

自信タップリに

そう思ったのでしょうね?


慕情と風信の

立ち位置の違い

謝憐への想いの違いというのは

なんだか気になるんです


その慕情の疑問を

牽制して

風師が

仙京の警備体制に

文句を言うと



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私の責任だ


と、いつになく殊勝な

裴茗


結局

裴茗、風信、慕情の

三人の武神は



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仙京の警備を固めよ


という帝君の指示に従って

協力するようですが


どう考えても

一枚岩ではないこの人達の

動向が気になりますね




君吾の思慮



鬼市にスパイを放ち
花城をチェックしていたのは
君吾だった…

まぁ
ニブい私でも
最初からそうだろなって
わかっていました

だから地師の救出を
信頼のおける
謝憐に頼んだんですもんね
それならたぶん
地師も花城も傷つかないから

君吾は
先に手を出したのは
花城だと言います
だから先取防衛の為に
情報が必要なんだと

わからなくもないですが

たぶん…なのですが
もし本当に花城が
先に手を出したのだとして

それは
謝憐を守るためなのでしょう

花城の行動原理
モティベーションは
ほぼそれなのだから

花城が何をどうして
天界の脅威になったのか
いまはまだ
わからないのが
なんとももどかしいですね

絶境鬼王の過去


君吾は謝憐に
花城になにもかも明かすなと
注意します


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絶となりし者は誰もが

常人では耐え難き

苦痛を経験している


上り詰めるか

破滅するか


銅炉山から出でた

絶境鬼王は

想像より遥かに恐ろしい


常人では耐え難き

苦痛を経験している…


このへんも

早く知りたい花城の

過去ですね

怖くもありますが……


さて…

報告を終えた謝憐は

思い出に突き動かされるように

天界を飛び降りて


懐かしい太蒼山へ……


それはまた次回✨