『中学受験』合格を勝ち取るための小6の6月の過ごし方とは? | マリオボーイの冒険日記

マリオボーイの冒険日記

2026年中学受験までの息子の学習記録です。日常の出来事を綴っていきたいと思います。

お疲れ様です。

 

6月も早半ばを過ぎてしまいました。

夏休みに向け、受験生はもとより小学4・5年生も頑張っています。

 

そんな中、テスティーの繁田和貴先生が『合格を勝ち取るための小6の6月の過ごし方とは?』という動画を配信されていましたので拝聴してみました。

我が家としては1年後の6年生6月を迎えるにあたり、どのように準備してよいのかシュミレーションができました。

とても参考になりましたので、ご紹介したいと思います。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

受験の天王山と言われる夏期講習を有意義に過ごすためにも、夏以降の成績を伸ばして志望校合格を近づけるためにも、6年生の6月というのは非常に大切な時期なんです。

今回は小学6年生の6月の過ごし方で重要なポイントを3つに分けてお伝えします。

 

【ポイント1つ目】

・小学5年生の積み残しの解消

 

6年生になると集団塾の通塾日数も増えて、日ごろの宿題の量も増えて、小学4年・5年に比べるとかなり忙しくなるのではないかと思います。

そんな中、授業の復習や宿題に加えて、5年生の復習もやりなさいというと、かなり過酷な話のように思えるかもしれません。

 

ただ、それでも何とか取り組まないといけないのが『5年生の復習』です。

もちろん、5年生の内容を一から順番にすべて復習する必要はありません。

5年生の時のテストやテキストを見返して、いまいち理解して出来ていないと思う単元や間違った問題の多い単元をピックアップしておきましょう。

 

苦手と向き合うことこそ、成績を伸ばすための近道です。

6月のうちに是非ピックアップしておきましょう。

特に算数に関しては、入試で出題される主要な内容はほとんど5年生のものです。

5年生までにやった内容を応用したものというのが、6年生でやるものです。

 

つまり、6年生の内容というのは5年生までの内容が前提になっています。

よって、5年生の内容を多く積み残してしまうことは合否に大きく影響をしてしまいます。

平日に復習する時間を確保するのが難しければ、土日のどちらかでまとめてやるようなやり方でも構いません。

 

算数のように単純な暗記で済まないものは『原理原則その法則』をしっかりと理解することが極めて大事です。

その原理原則を理解すれば、その基本問題の解き方の手順を暗記することを積み重ねることで、6年生の応用問題に着手できるようになるのも事実です。

 

原理原則を理解した上での解き方のパターンの暗記という風に理解して下さい。

そういった解き方のパターンというのが沢山出てくるのが5年生のカリキュラムなんです。

だからこれを復習することにはとても意義があります。

 

復習は夏休みに一気にやるから大丈夫と考える方がいるかもしれませんが、夏休みは連日の夏期講習で時間的にも体力的にも大変ですし、夏休みに入ってからいきなり5年の復習を日ごろの学習に取り入れるにも大変です。

 

夏休みが始まるまでのこの時期にこの復習の習慣を確立しておくことで、夏期講習が始まってからも夏期講習の内容と復習を両立できるようになるはずです。

日々の授業や復習で大変かとは思うのですが、6月の内にこの習慣をしっかりと身につけられるようにサポートしてあげて下さい。

 

【ポイント2つ目】

・志望校を意識した学習に切り替える

 

6月からは少しずつ志望校を意識した学習スタイルに切り替えていきましょう。

ただ、過去問を解きましょうとか、日ごろの宿題や復習に加えて志望校に特化した勉強をしましょうとまでは言いません。

 

基礎がこの時期にある程度固まっている、偏差値でいうと60を超える人というのは、そういったスタイルにこの時期から切り替えていっても構いません。

 

ここでお話したいのは、志望校の実際の入試問題に目を通して、出題傾向を理解して、取るべき対策を考えておきましょうということです。

 

例えば

・算数なら頻出の単元は何か?

・国語なら記述問題はあるのか?

・物語文 or 説明文 or 漢字or 配点はどのくらいなのか

こういったことですよね。

 

こうした志望校の入試問題の傾向をこの時期に知っておくことはとても大切です。

 

『受験当日までに全ての科目の全ての範囲をすべて完璧に理解すること』これが受験勉強における目指すべき理想と考える人がいるかもしれませんが、それは無理です。

 

どんなに賢い子でも完璧は無理です。

だからこそ、優先順位を決めて受験勉強を進めていく必要があるのです。

特に志望校で頻出の単元、かつ自分が苦手とする単元というのは、最優先で取り組むべき単元です。

 

【ポイント3つ目】

・選択と集中に慣れる

 

6年生はこれまで以上にジレンマの連続です。

5年の復習が大事だとは分かっているのに復習する時間が取れない、やならければいけないことが沢山あるのに時間が無い!

その板挟みの中を進み続けなければなりません。

 

そして夏、秋と受験本番が近づくにつれ、そんなジレンマや葛藤を強く実感する日が増えると思います。

となると、やるべきことは『選択と集中』です。

 

遅かれ早かれ、受験生は『選択と集中』を迫られることになります。

限られた時間の中で本当に今自分がやるべきことを見極めて、効率的に取り組むことが求められます。

 

ただ、この『選択と集中』というのは、口では簡単に言えても実際にやるには思い切りと覚悟が必要なんです。

 

本当にここはやらなくてもいいのか?

最近あの辺の単元をやっていない気がするけど大丈夫かな?

そんな不安や迷いが常につきまといます。

 

だからこそ今のうちに、保護者の方が『選択と集中』に慣れておおくことが大事です。

 

あれもこれもやらなきゃ!となって広くやった結果、復習が疎かになって全部定着しないなんてしまったら本末転倒ですし、自分の今のレベルに合わない難しい問題までやらなきゃ!という意識にとらわれてしまって、結局それをやってもなかなか定着しない、時間だけを使ってしまうということもよくある非効率なやり方です。

 

秋頃になっていよいよ『あれもこれも無理だ』と気付いた時に、保護者の方が決断できずに迷っていては、当然お子さんも迷ってしまって日々の学習に集中できなくなります。

 

心理学の用語で『ツァイガルニク効果』というものがあります。

何かやらなきゃいけないなというのが引っかかっていると、そこにエネルギーを奪われてしまって、やるべきことに集中できない、ある意味全部が中途半端になってしまう、エネルギーが湧かないみたいな経験って誰しもがあると思うんですよね。

 

すべてやろうとして、どれも中途半端になってしまうくらいなら、これはやらない!と決めて、これは完璧!とした方がよっぽどいいでしょう。

 

有限な時間を効率的に使うためにも『選択と集中』この練習を是非この6月にやって下さい。

 

今回お話した3つのポイントを実践いただくことで、間近に控えた夏期講習を有意義に過ごせるのはもちろん、秋以降の受験前期に成績を伸ばし、ぐっと合格を聞かづけるはずです。

 

6月に万全の準備を行って、晴れやかな気持ちで夏期講習を迎えられるようにしていきましょう!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

いかがでしたでしょうか。

 

6月の過ごし方のポイントを整理しますと

【3つのポイント】

・小学5年生の積み残しの解消

・志望校を意識した学習に切り替える

・選択と集中に慣れる

になります。

 

5年生の我が家においては1つ目のポイントがすべてでした。

1年後の6月には、この5年生の積み残しを最小限に留めることが受験戦略として必要不可欠であるということが分かりました。

 

6年生が始まる2月までに既習範囲の『原理原則』の理解を徹底させ、問題演習も何周も回してその定着をはかっていくことが必要であることを指摘頂いたような気がします。

 

そして、入試を迎える2月1日までに『どれだけ完璧に近づけるか』、いいかえれば『苦手な単元をどれだけ潰していくか』、改めて再認識できたような気がします。

 

我が家では銀本を進めておりますが、確かに各中学の特色を見ることができます。

学校によっては漢字を出題しなかったり、物語文の長文のみであったり、解き進めていくといろいろと傾向がみえてきます。

 

愚息は5年生なので、『選択』はまだしておらず、ほとんどの問題に着手できていますが、6年生になった時にはしっかりと考えていかなければならないですね。

 

集中』はときどき欠くこともあるのですが、そんな時は

我が家の聖帝様の容赦のない『槍』が飛んできます。

愚息にとっては死をかけた闘いになります。

 

今回この動画を拝聴して、1年後のシュミレーションができたのは我が家にとってとても大きな収穫でした。

 

6年生の皆様も大変だとは思いますが、夏期講習に向け、いっそう充実した6月を過ごされることをお祈り申し上げます。

 

<追記>

開業してから体重が徐々に減ってきております。

原因は昼食を食べる時間がないことにあります。

挨拶回りやメーカーさんとの面会など診察以外にも日常業務に追われる毎日です。

結果、この1か月で約4kg体重減少となりました。

肥満体形の私としては嬉しい結果ですが、健康的ではありません。

 

毎日体重計にのる習慣ができたのも一因かもしれませんが、私とともに愚息も体重計にのるようになりました。

遺伝なのか、甘やかしなのか、愚息も最近メキメキと肥えてきました。

もはや、小学5年生の平均体重+4kg!

このままでは糖尿病専門医になるどころか、糖尿病患者になってしまいます。

もちろん、まだ内因性インスリン分泌能は十二分にありますので、すぐに糖尿病が発症する訳ではありませんが。。。

 

間食はしないので、1回の食事量を制限するほかないのですが、

成長過程でもありますので、過度な食事療法を行なう訳にもいかず、子どもの体重コントロール、勉強以上に悩ましいところです。

可能であれば

体重減少の効果が高い、血糖降下薬のSGLT2阻害薬やGLP-1受容体作動薬を使用したいところですが、それも叶わず。。。

 

そこで食事や薬剤ではなく、活動量を増やすことにしました。

スイミングもやめてしまったので、定期的な運動は基本的にはしていません。

本日のような雨天が多いこの時期において家でも出来る運動といえば。。。

スポンジ野球です。

愚息にとって電車の次に好きなのが『野球』です。

もちろん、リトルリーグなど本格的にやっている訳ではありません。

勉強の合間に父子二人でやっています。

ワンアウト交代制ですが、やっているうちに段々と本気になって、最後は汗だくです。

 

時に打球が聖帝さまの方に飛んでいくことがあります。

そんなときは・・・

理不尽に奥義が発動します。

ボコられた父子は素直に勉強机へ戻ります。

 

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

また1週間頑張っていきましょう!