お疲れ様です。
入塾のタイミングについてはいろいろなご意見があるかと思います。
大手、小規模、個別と選択肢も様々です。
我が家は1年生の夏からエルカミノに入塾し、1年生の2月からSAPIXと浜学園最レに転塾しました。
4年生からは国語専科塾も併用しております。
戦略としては間違っていなかったと思っています。
そんな中、きよみず先生が『5年生からの入塾ってどうなの?いけるの?』という興味深い動画がありましたので、ご紹介したいと思います。
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この動画は5年生から入塾しようと思っている方や5年生から入塾したけど、もう詰んでしまっているというご家庭に一定の方向性を示す動画となっておりますので、該当する方は是非最後まで見ていって頂けたらと思います。
ひと昔前までは中学受験対策は5年生からでOKと言われていました。
現在は遅くても4年生からと言われるようになってきました。
結論からいうと、塾のカリキュラムが4年生からガチモード入っているので、5年生から入るのが厳しくなっているというのが本音のところです。
受験生に一番多く使われている予習シリーズ4年生算数のカリキュラムを見てみると、
・分数/小数の計算
・約数/倍数
・割合の基本
・角度を求める
・面積/体積を求める
こういうところを4年生で丸々やってしまうんですよね。
これを塾に通わずに小学校の内容だけで賄えるかというと不可能です。
さらにこの内容は5年生のカリキュラムに直結しています。
5年生に入った段階でこれらが当たり前のこととしてできている
前提でカリキュラムが始まります。
これが出来ていないのであれば、5年生からの内容にはついていけないということになります。
ではもし5年生からやるよというのであれば、4年生の単元を巻き取っておく必要があります。
がしかし、5年生のカリキュラムというのはかなりハイペースに進んでいきますので、その間にこれをやるというのは余程出来る子でない限りは厳しいと思います。
ということで
『5年生から入塾するのはダメなの?』
『どうすればいいの?』
ということに対してお話をしていきたいと思います。
今回は四谷偏差値で52~53くらいの学校を目指す呈でお話したいと思います。
まずはじめに『大手塾は止めておいた方がいい』かと思います。
ここまでの段階で家庭学習で中学受験カリキュラムを触っていたとか通信やZ会をやっていた場合を除いて、結構キツイかと思います。
その上で私の考える最適解答は『進度がゆっくり目の教材を取り扱う集団塾』です。
これがほとんどの生徒にとって合っている形になるのではないかと思います。
具体的には『新演習』だとか、オリジナルの教材でゆったり目に進度が設定されている塾だとよいかと思います。
ちなみに集団塾といったかと思いますが、何故これが個別ではないのか?というところなのですが、個別でペースを作るのは結構難しいです。
集団塾と同じようにペースメイクをしてもらおうとすれば、集団塾と同じコマ数を取るようなイメージになってしまいます。
経済的には倍以上の値段がかかってしまいますし、逆に少ないコマ数で何とかしようとすると、ある程度ご家庭で自立して学習していかなければなりません。
当然ご家庭の負担もかなり大きくなってしまいます。
なので、まずは比較的進度が緩めの集団塾でトライしてみて、その後のオプションとして個別や家庭教師を考えてみてはいかがでしょうか。
これくらいの流れがベストではないかなと思います。
『とはいえ、大手塾もう入ってしまいました』
『塾代払ってしまっているんですけど、どうすればいいのでしょうか』
という方にお話していきたいと思います。
正直教材のスピードに合っていない状態で大手塾のカリキュラムを走り続けるのは、かなり酷です。
親御さんもお子さんもメンタルをかなりすり減らすと思います。
メンタルをすり減らして何とか追いつけるのであれば、そのすり減らしというのも意味があるかと思いますが、結構厳しいですよね。
もし、茨の道を行くのであれば、どこかでしっかりポイントを作っておきましょう。
本来は現時点で見切りをつけて転塾するというのがいいのですが、なかなか踏ん切りがつかないこともあるかと思います。
そういう人は夏休みまでにカリキュラムに追いつくとか、もしくは夏休み中に追いつくとか、それぞれポイントを決めておきましょう。
そこがうまくいってないようであれば、転塾を検討するなど冷静にチェックポイントを決めていくことをお勧めします。
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いかがでしたでしょうか。
なるほどごもっともなご意見であったかと思います。
余程の準備をしていない限り、5年生から大手塾スタートは負担があまりに大きいと思います。
我が家のみならず、多くのご家庭でも5年生からの負担に四苦八苦していることを鑑みますと、真っ白な状態で5年生カリキュラムに臨むのはまさに茨の道を歩むことになるでしょう。
逆に言えば、この時期に塾のカリキュラムに頑張ってついていっているお子さんたちは、5年生最初の試練を歩みを止めることなく、しっかりと突破しているといえるのではないでしょうか。
齢10歳程度の子どもたちが、想像を超えた量のノルマと日々格闘し、やり残しがないように一生懸命勉強するその姿勢は、何物にも代えがたい経験となっているかと思います。
自分の10歳時と比べても、明らかに愚息の方が真摯に勉学に向き合っています。
その意味で愚息のみならず、今を頑張るすべての小学生にエールを送りたいと思います。
<先週の学び>
国語の読解だけでなく、語彙もなかなかのレベルが問われるようになってきました。
例えば『推敲』の意味は?と問われたとき、我が家の聖帝様も私も・・・・でした。
40~50年生きてきた大人ですら少々あやふやになっている言葉の意味を10‐11歳の子どもたちに問われています。
親自身ができないに、我が子に正解を問うのは少々勝手が過ぎるかとも思いますが、これも我が子を想う親心といったところでしょうか。
我が子のために『勉強しなさい』と親は諭します。
しかし、人生を振り返ったとき、自分自身はどれだけ真摯に勉学に向き合ってきたのか?
我が子に『勉強しなさい』と胸を張って言えるほど自分自身は勉学に励んできたのか?
我が身を省みず、我が子にどの口が言うのか?
時々、そんなことを自問することがあります。
『愚息よ、一緒に学ぼう』と申し出ました。
そこで今回、すっかり記憶の彼方にある『月の満ち欠け』について、SAPIXの教材を用いて愚息とともに学んでみました。
この後はかなりのボリューム量の問題演習を行いました。
愚息がどの程度理解できているか、どこが理解できていないのか(私の説明でどの程度理解させることができたのか)、しっかりと確認することができました。
そして一問一問、息子とDiscussionすることもできました。
『伴走』については賛否両論あるかと思います。
しかし、我が家は可能な限りこのスタイルでいこうかと思います。
『六十の手習い』とは言いますが、私や我が家の聖帝様自身も、もう一度学び直しです。
息子よ、父・母とともに頑張っていこう!
<追記>
開業に伴い、新しい職場の近くに転居することになりました。
慣れ親しんだこの地ともいよいよお別れです。
愚息:『引っ越すのはいいけど、行きつけの焼肉屋さんに行けなくなるのはちょっと寂しいな~』
私:『では引っ越すまでの週末は焼肉屋さんに行きますか』
愚息:『いいね~!』
みんな大好き、厚切り牛タン!
脂ののった極上カルビ!
大人の味、ホルモン!
愚息大好きジューシー豚トロ!
特盛ご飯もサクサク進む!
今回ばかりはカロリー計算をやめたいと思います。
そして、我が家の聖帝様もご満悦。
焼肉屋さん、長い間本当にありがとう!
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
また1週間頑張っていきましょう!