「算数の本質理解できていない」厳しいアドバイスが突き刺さる【ガチンコ!中受倶楽部】 | マリオボーイの冒険日記

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2026年中学受験までの息子の学習記録です。日常の出来事を綴っていきたいと思います。

お疲れ様です。

 

GWいかがお過ごしでしたでしょうか。

我が家は徹底的に復習を行いました。

完成度はまだまだであることがよく分かったGWでした。

 

さて、今回は中学受験の有名講師が受験勉強相談について講師同士でガチの意見(ホンネ)をぶつけ合い、本当に役立つアドバイスを生み出す動画ありましたのでご紹介しようと思います。

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 先生が違えばアドバイスも違います。

これをぶつけ合えば真に必要なアドバイスが生まれるはずです。

 

ということでまずは3人の講師を紹介したいと思います。

では今週の相談です。

第1回の相談内容です。

・小学6年生(男子:東京都)

・早稲アカ通塾

・海城中学・本郷中学志望

 

週テストでは完成度が高く、いつも良い点数を取ってくるのですが、組み分けテストや模試系のテストになると、一気に点数が取れなくなってしまいます。

特に算数の落差が激しく悩んでいます。

 

何か手立てはありますか?

週テストの際は各教科2~3回ずつ取り組んで、ほとんど完璧にして取り組んでいますが、組み分けの対策はよく分からず、できておりません。

 

ということで先生方アンサーを考えて下さい。

・鉄仮面先生

本当はこの生徒さんのノートや答案を見てお答えするのがベストだと思いますが、恐らく週テストはできるけれども、範囲のない試験に苦戦してしまうことから、2週間くらい経つと記憶が薄れていくタイプの生徒さんなのかなという予想がつきます。

なので、2週間で忘れることに対してルーティーンを組んでやっていくというのがまず1点目ですね。

 

さらに、算数が範囲あると大丈夫だけれども、総合だとできないということは、算数が暗記学習になっているかなというのが大きな欠点なのかなと思います。

 

この問題はこういう風に覚える。

それはそれでいいのかもしれませんが、暗記学習をしてしまうと、初見問題に手が出ないということになります。

この相談の内容を見ると、ミスが多くて困っているのではなくて、一機に点数が取れなくなってしまっているという書き方から、恐らく解答用紙が空欄にして間違えているパターンかなと予想がつきます。

 

そう考えると、『できない』『忘れた』っている間違い方をしているので、算数の本質をもう一回確認して欲しい。

 

要するに算数っていうのはやり方が決まっているよりは、いろいろ調べていっていたり、表を書いたり、まとめていくとこういう考え方をしていくとできるのではないかと解法を本当は見直して欲しいです。

志望校は海城と本郷と記載してあったので、出題形式は比較的クラシックな出題というか、パターン問題の延長ではあります。

 

・ゆうこ先生

まず、週テストでは取れるけど、組み分けや模試ではとれないっていうことは、もともとの理解が甘いということになります。

グラグラの状態でなんとか週テストには間に合わせているって感じなのかなって思っています。

 

組分け・模試系のテストで苦手分野はあるんだったら、そこをもう1回復習するもそうだし、なにで間違えてるのか、どこで間違えているのか、きちんとテストの後でふり返っていますか?

あとは圧倒的演習です。

苦手なところを見つかったら、あとは演習量を積むということです。

 

・ゆうき先生

自分のサービスで組み分けテストが終わったら、解いてもらった問題用紙を提出してもらって、毎月30~40件ほど添削しています。これを約3年間継続してきた中で、算数の点数が取れない理由て幾つかある中で、一番改善したらすぐ効果があるのが、これなんですね。

『筆算散らかすな』なんですよ。

 

週テストで取れるというのは、結局その週に習ったことを解法を意識しなくても、再現性がなくても、何となく式を当てはめて解けてしまうような解き方をしているようなタイプの子で、お母さんこの子賢いんです。

 

賢いのに点数を取れない苦しさがあるんですよ。

その子の答案を見て、筆算とっちらかし系であったら、まずその散らかさない解き方を普段の宿題からやると、それだけで20点くらい上がります。

 

だいたい何故筆算とっちらかし系がだめかというと、基本的に組み分けテスト50分ある中で、前半で使っている時間は20分くらいしかないのに、結局難しい問題うんうん唸って考えて、解けない問題に時間をかけて見直しもせず終わるパターンなんですね。

 

その子の答案をみてみると、見直せない筆算しか書いていない状況です。

だから、筆算とっちらかし系の解き方をやめるということができれば、それだけでだいぶ改善するかと思います。

 

仮に、式めっちゃ書いて、図めっちゃ書いて、点数取れませんていう子だったら、たぶんそれは嘘ですね。

こんな偏差値嘘です。そんな子私は見たことないから。

この相談が嘘だと思います。

 

ということで皆様にアンサーを頂きました。

それではここから果たし状タイムです。

ここからは講師の皆様に自分以外の先生のアンサーに喧嘩を売ってもらいます。

算数の本質ってなんですか?

抽象論が多いから、具体的にどうなんですか?

算数の本質でどうやって勉強するのでしょうか?

 

・鉄仮面先生

算数の本質って定義するのはなかなか難しいです。

これは自分の考えるものでのお話になります。

 

まずは『こつこつと調べ上げる』というのは算数の基本だと思います。

図を書いて調べたりとか、問い会えず1個ずつ書いてみることですね。

答えを当てにいく作業を中学受験の場合は技術的にまとめていくというのが算数の本質なのかなと自分は考えています。

 

なので『やるべきことが身についていないんだな』と思うのです。

なんですか、これ早稲アカですか?

早稲アカってこんな教え方しているんですか?

 

・ゆうき先生

ちなみにうちは息子がいたんで、子どもの本質をみていると、圧倒的な量という言葉をきいた瞬間に、子どもはぐたっとします。

 

塾の先生の見えない部分で家庭のリアルな子どもと親の喧嘩なんですよ。

子どもと親のリアルな喧嘩って何かというと

親:やらせたい

子ども:やりなくない

そうなった時にもっと量やれって言われたら、誰が病むと思います?

 

お母さんなんですよ。

 

だから早稲アカが良い悪いという訳ではなく、そんな過多な勉強のさせ方をせざるを得ない中学受験が悪い

今の勉強のさせ方はよくないと思っているし、大学受験に全く関連性のないというか。。。

花火のように消えてなくなる能力じゃないですか。

 

・鉄仮面先生

そこはちょっと反論です。

中学受験で本質的な部分、答えに辿り着こうとするスピリットみたいな部分があるからこそ、大学入試レベルの難解な問題にも太刀打ちできる力がつく可能性があると思います。

 

諦めずに立ち向かうというのが中学受験の一番の強みではないかと思います。

大学入試とかその後に通うずる良い部分だと思いますが、ホンネをいうとそもそも中学受験がどうなの・・・。

大学受験もどうなの。。。ですよね。

結局テストシステムで何とかしようというのがちょっと違うようか気がします。

 

この相談者のこの子はどうすればよいですか?

 

成功体験を積んで、優秀な先生に隣についてもらって、いい答案が書けるようになったら、それだけでいいと思います。

 

・鉄仮面先生

そもそもお母さん甘いんじゃないの?と思います。

『週テストで完成度が高く』って書いてますけど、

本当に高いの?

甘くない?

どこ見てるのだろう?

というのが一番の疑問です。

 

結局、答えがあっていて、◎がついているノートをみちゃってて、うちの子できている。

これで安心みたいなパターンではないでしょうか。

そこが甘いんです。

 

そこをきちんと式も書いて、図も書いて、苦戦してバツの嵐があった先に◎になるというのが、力が伸びる部分であって、そこを逃しているお母さんが問題でなのです。

 

・ゆうき先生

そうはいっても、お母さんてやることめっちゃあるじゃないですか。

下の子の面倒見て、掃除して、洗濯して、共働きなら仕事までして、子どもに伴走できるって超スーパーウーマンじゃないですか。

 

だから、お母さんは誰かに頼りたいっていう気持ちを先生は分かっていないよね?(→鉄仮面先生に向けて)

鉄仮面先生:申し訳ありません・・・。

 

・鉄仮面先生

正直言うと、そういう予定調和的なものを求めるのであれば、自分が意見する必要はなくて、相手の耳障りのいいことだけを言っていればお母さんを褒め称えるだけであって、そこをどうすればいいんですか?と聞いてくるから、まず見直すべきポイントを指摘するべきだとプロとして思います。

以上で終結となります。

※あくまで講師のいち意見です。

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いかがでしたでしょうか?

 

いずれもプロの講師陣のさまざまな意見を聞けたのは興味深い動画であったかと思います。

 

ゆうこ先生の『圧倒的演習量を積む』はその通りだと思います。

特に算数では演習の絶対量がものをいう教科だと実感しています。

 

さらに鉄仮面先生の指摘には中学受験算数に対する姿勢が凝縮していましたね。

力を伸ばすには、きちんと式を書いて、図も書いて、苦戦してバツの嵐があった先に◎になることも必要です。

◎を取るためのプロセスが大切であることを示唆しています。

 

デイリーSAPIXの毎朝学習で垣間見ることが出来ました。

『0,1,2,3,4,5のうち3つの数を選んで整数を作るとき、4の倍数になるものは何通りありますか』

という問題がありました。

 

4の倍数』→『下2桁が4の倍数となる

ということが分かっているか否かということになります。

愚息の成長をみたのは、自分でそのことを思い出すかのようにペンを動かしていました。

 

 百の位   十の位  一の位

  100a       10b         c      ( 0<a,b,c<10を満たす整数)

 

100a + 10b + c = 4 × 25a + 4 × (10b/4 + c/4)  

愚息:『100a + 10b + cが4の倍数になるということは、10b + cが4の倍数になることなんだよね』

 

このように倍数判定法についても式を書きながら、こつこつと調べていく、まさに鉄仮面先生の『算数の基本』を実践している愚息を見て、少しは成長しているな~と感じた瞬間でした。

 

ただ、まだまだ算数の完成度は高くはありません。

完成度を高めるために

もっとたくさんの演習量をこなす

きちんと式を書いて、図も書いて、苦戦して考える

ことをしっかりと積んでいかねばらないと思った次第です。

 

今回の企画、みなさまはどのようにお感じになられましたか。

 

<追記>

小学生の頃、乳歯が永久歯に入れ替わったのを覚えています。

愚息も先日乳歯が生え変わりました。

生え変わる順番を見てみると、今回は下顎の奥歯が抜けましたので、一般的な生え変わる時期に一致します。

 

6歳ごろを目安に、下の前歯から順番に歯が抜けて、代わりに永久歯が生えてきます。

永久歯は12歳ごろまでにほぼ生えかわっていきます。

抜ける時期については、言葉の発達や体形の変化と同じように個人差があります。

 

乳歯は20本あるのですが、生えそろった段階で、28本の永久歯になります。

 

まず、下の前歯の2本から生え始め、次に上の前歯2本、その後、奥歯が生えてきます。

我々も経験しておりましが、乳歯が抜け始めたら、半年くらいで永久歯が生えてきます。

 

歯が抜けてから生えてくるまでの期間は個人差があり、数か月遅くても心配はいりません。

ただし、半年以上生えてこない場合は歯科受診をして、歯ぐき内に永久歯があるかどうかや、その状態を確認してもらいましょう。

私も永久歯が生えてこない歯が1本あります。

近所の歯科医に診てもらったところ、永久歯そのものがなく(先天性永久歯欠損症というようです)、いまでも乳歯のまま生活しています。

幸い、この年まで虫歯になることもなく元気です。

一生この乳歯を大切にしていきたいと思います。

 

 

さて、生えたばかりの永久歯は、歯の表面がでこぼこしていて汚れがつきやすいうえ、酸にも弱いため、歯垢などが付着しているとむし歯になりやすくなってしまいます。

しかも、成熟し安定した歯になるまでに約5年程度かかるので、その間は特に念入りなむし歯のケアが必要です。

愚息の歯ブラシケアは我が家の聖帝様が乳歯が生えてきた時からずっとやっています。

『逆らうもの死あるのみ!』

このお方の前では虫歯菌もたじたじですね。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

また1週間頑張っていきましょう!