土曜は公民館のヨガ🧘♀️
このコミュニティの参加者の方は60〜70代半ばの方が中心です。
股関節痛や腰痛、膝痛などの「脚の痛み」を
抱えている方も多く、
骨折などの怪我の後遺症による肩周りの痛み、
腕の可動域制限がある方も多いです。
この公民館ヨガも10年なので、
参加者の方の肉体の変化は、
私の想像よりきっと大きなものだと思う
ヨガの時間、
みなさんいつも元気で明るく若々しい
自由にのびのび動いている
この日は、かかとの痛みで、
しばらくお休みしていた方が復帰された。
「かかとはまだ痛いけど、
できる所だけでも参加したい。」
2週間ヨガをしなかったら、
肩が凝るし疲れが溜まった。踵が痛いケド、
ちょっとでもやる方が体がラクな気がする
なんとも嬉しいかぎりです
とは言え、痛みがあるのに、
立位も全て普通に行っていた
どうやら、左足のかかとを床につくと痛いらしい。
(病院には行かれて、動く許可は出ています。)
なので、
ずっとかかとを床から浮かしていたようだ。
「だからバランスポーズは左はできなかった!」
と、笑い
「左のかかとがつけない日々を続けているから、
右足のバランスのポーズは上手にできた!」
と、
何とも、楽しそうである
立ち仕事の時も、
ずっとかかとを浮かしているらしく、
誰かに呼ばれ時に、早く動けるよう工夫している
と、その様子を見せてくれた。
困ってる事は、飼っているワンちゃんの散歩が短くなってしまうこと。
それが申し訳ないと、話していた。
ワンちゃんのためにもう少し歩きたい。と。
そんな彼女の心の健やかさに触れて、
ジーーン…として、泣きそうになった。
自分の生活を愛し、
相手を思い役割を大切にしている。
今、できる事に喜びを持っている
健康とはなんだろうか
痛みの改善につながる動きをお伝えして、
公民館を後にした。
『明るく前向きな心を養い、歳を重ねていくこと。』
そこには、積み重ねてきた意思の力がある。
その心の強さを、眩しく思った
日常には、さまざまな感情が湧くものだから、
いつでも元気で明るく、
前向きでいられる時ばかりではない。
人にはたくさん願いや大切な思いがある。
記憶がある。
彼女が意思を使って選び、守ってきた価値観が、
今の明るい心を作っているんだろうな
歳を重ね肉体の痛みが多くなった時、
私もそのような姿勢で日常を過ごせるだろうか。
簡単なことではない。
だからこそ、
そこにその方の美しさと魅力が溢れるのだ
笑顔の柔らかい、心に明るさを持つ人でありたい
堂々とのびのびと、
与えられた世界を楽しんで暮らしていく。
それは、日々の実践の積み重ねなのだ