オンダ君とイノセンティア(後篇)。 | 黎蕣園

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おこんばんは。小さなドールとの暮らしの記録、『れいしゅんえん』です。

 おこんにつら。3回に分割したポップチューブロボのオンダ君とFAGイノセンティアの記事、最終回です。初回はこちら。

 

 

 前回は4分の1に切って兜と刀の素材となった15センチ角の両面折り紙をもう1枚用意し、切らずに別な作品にトライします。

 

 

 オンダ君は体育座りが可能なハイスペックボディです。外観を崩すことなくそのポーズを実現できる着せ替えドールは極めて稀でしょう。

 

 

 折り込んで行くとかなり小さくなりました。こどもの日にちなんで実施した企画のラストを飾るに相応しいテーマの折り紙です。

 

 

 完成しました。カブトロボ、見参。メカニカル脚が生えた折り紙兜です。折り紙作家フチモトムネジさんによるデザインで、切り込みは一切ありません。丁寧な折り方解説動画は以下のリンクより。

 

 

 難易度はやや高めとの触れ込みですが、見た目ほど複雑ではありません。作例と脚が違うと感じて見直すと10分33秒辺りの脚部のパーツ折り上げを忘れていたことに気が付きました。わたくしが引っ掛かったのはそこくらい。

 

 

 このように内側に脚がございます。それを気にしなければ兜として被ることができるでしょう。

 

 

 ピグパーティーでお披露目を致しましたら、「ビグ・ザムみたい」という感想が寄せられました。ガンダムには詳しくないのでグーグル先生にお伺いして姿を確認すると、確かに近いスピリットを感じます。緑色の紙を用いればもっと親近感が増したことでしょう。

 

 

 背面。きちんと折って各部の角度を整えると自立するそうです。今回は撮影のセッティングの都合上、練り消しで補助しています。

 

 

 配色を兜と揃えようかとも考えましたが、脚を赤くするほうを選択しました。このかっこよさを充分にお伝えできるお写真が撮れなくて無念です。無念と言えば前回言及したシャツブラウスの行方が依然として判明しないのもまあまあ無念。

 

 

 以上、ゴールデンウィーク唯一の企画、こどもの日スペシャルでした。また次回お目に掛かりましょう。ごきげんよう。