強敵、スチパンさん(その6)。 | 黎蕣園

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おこんばんは。小さなドールとの暮らしの記録、『れいしゅんえん』です。

 おこんにつら。リカちゃん向けハンカチドレス教本と戦うシリーズ、第1シーズン最終企画となる9回目です。前回(分かりにくいですが9つめの企画の第5章)は技師マイロ用にエプロンと帽子とを追加し、チーリン製菓の玩具菓子を下塗りして工作の準備を済ませました。

 

 

 詳細はシリーズ10回目記事に譲りますが、可動部分の仕様が固まったことを依頼人に報告できるまで飛行機械プロジェクトが進行致しました。

 

 

 お菓子の空き箱としつけ糸とで乱暴に作った模型を使って、翼の開閉ギミック概要を説明します。プラ板と竹ひごで骨組みを作り、布製の翼を伸ばしたり畳んだりする仕組みです。

 

 

 何の考えもなく塗装を施しておいたペン型チョコの容器と、同時に購入したコンパスチョコの外装にプラモデルの装飾パーツや百均のハンドメイド資材を盛りました。

 ランナー片(必要部分を切り離した後の残余。廃棄すべき物ですが、補修や追加工作、塗装テストなどのために幾らか保存しています)を入れるようアドバイスを頂戴したので、コトブキヤのライブアックスを組み立てた際に出た電撃エフェクトの余りを組み込みました。

 

 

 飛行機械の……何だろう。何かが完成しました。キャップと色を合わせようと考え、黄色い透明ランナー片やプラビーズを使用しています。

 曲がっている細いケーブルはコトブキヤの汎用パーツです。合成ゴムでできているため塗装は向いておりません。それを承知でアクリル絵の具を無理矢理塗りました。自分が撮影用として使うから別にいいんだ。

 

 

 コンパスはこうなりました。盤面も全体のテイストと合わせて手を加えると良かったのかも知れません。自作を考えなくもなかったのですけれども、蓄光仕様になっている素敵なデザインをそのまま活かすことにしました。店頭で見掛けた中から、スチームパンク的な外観と親和性の高そうな物を選んでいます。

 

 

 これを手に持ち、翼を背負って飛行することになりました。一番下の透明パーツは百均のプラボタンです。自立して欲しかった気持ちはありますが、このボタンは上下に膨らんでいるので安定しません。それでも、この色が気に入ったために採用しました。

 

 

 自分が何を作ったのか分かっておりません。ここまで2020年6月の第2週。恐縮ながらシリーズ7回目(9月6日公開)と8回目(同9日)は技師マイロの気晴らし旅行となっております。続く9回目(同11日)も記者ラヴィの街角スイーツレポとしか形容できぬ内容です。

 飛行機械の可動機構を形にするまで大変な時間を要しまして、その間の未整理写真をまとめようとしたらそんな感じに……飛行メカが登場するのはシリーズ10回目(同13日)となることを今のうちに明記しておこうと存じます。

 

 

 以上、ようやく進展を見せたシリーズ6回目をお届け致しました。この後は鬼のように停滞致します。今回に続く7回目はこちら。それでは、本稿はこれにて。またお目に掛かりましょう。ごきげんよう。