平成26年の開塾から多数の合格者を輩出
過去10年の本試験(平成26年~令和5年)で
126名が合格!(約450名の講座利用者のうち)
★★★★★四人に一人以上が合格★★★★★
これが合格するための真の講義の証。
さあ,あなたも合格請負人金子の講義で調査士を目指そう。
令和6年合格コース、リトライコース、模試コース受講生募集中です。
合格への近道は金子塾にあり!受講生募集中!
お問い合わせは下記まで。
knkclear@gmail.com
お名前とご住所と共にお問い合わせ下さい
昭和16年12月8日、ハワイの海で多くの命が失われた。
真珠湾攻撃、悲惨な太平洋戦争の始まりだった・・・
その二日後、私の母はこの世に生を受けた。
母の人生は太平洋戦争と共にスタートした。
東京で生まれ、4歳のとき東京大空襲。
「まわりがオレンジ色だった。」
その記憶しかないという。
親に、兄弟に手を引かれ、火の海の東京を命からがら逃げ出した。知り合いのつてを頼って疎開した先は広島県北部の三次。
「なんもかんも失ったけど、家族みんなが無事で東京を逃げ出せたのは幸運だったと思うよ。」と、胆嚢という臓器を摘出することになった御年82歳の母は、病院のベッドの上で昔を懐かしむように話していた。
4月3日の夜から4月7日まで、母が手術を受けることになり、広島へ臨時の帰省となった。
瀬戸内海には大小様々な島がある。
その一つ、周防大島は瀬戸内のハワイと呼ばれている。
ちょっくら行ってみるかと、母を入院させた午後、病院のある廿日市市(広島市の隣の市)から車を走らせて1時間半、山口県周防大島に行ってみた。
本土から橋を渡る。黄緑色の橋、眼下には行き交う船が見える。
のどかな瀬戸内の海を渡るとウエルカムボード「SUO OSHIMA!」
桜満開の島、瀬戸内海を左に見ながら海岸線を走る。
途中、道の駅に立ち寄って、私は穴子のちらし寿司、妻はあかもくという海草のうどんをたいらげる。
地のものはうまい!
お昼を完食!満腹になったはずなのだが、「ねえねえ、こっちのお店で穴子の天丼が食べられるみたいだよ」と妻。
「さっき食ったばっかりじゃん。」
「二人で一つくらいならいけんじゃない?私はうどんだったし。さっきの穴子美味しかったんでしょ。」
新婚カップルの幸せ太りとはよく言ったものである。
島の東側に水族館と戦艦陸奥の資料館がある。
昭和18年6月8日、太平洋戦争真っ只中のハワイの海で多くの命が失われた。
停泊中の戦艦陸奥が謎の大爆発を起こし、約1100名の乗員と共に海に沈んだ。瀬戸内のハワイの海に・・・
陸奥のことは何も知らなかったが、母の大空襲の話もあったせいか、展示品に見入ってしまった。
二度と愚かな戦争をしないように、
世界各地で絶え間なく起きる戦争、どうか日本は平和でありますように、
そんな思いで資料館を後にした。
午後4時半を過ぎ、島は夕暮れ時を迎えようとしていた。
島には三つの温泉がある。
その一つ竜崎温泉で癒やしの一時間。
いい湯だった。
母が回復したら連れてきたいものだ。
温泉施設で土産物を物色。
どこにでもあるような草履が目にとまった。
履いてみるかと屈んで手を伸ばす。
ビリ!
股のあたりからズボンに亀裂。
チノパンが裂けていた。
「幸せ太りもいい加減にしないとねえ。」である。
STUDY
一ヶ月前、周防大島で地目変更の登記の案件があった。
畑から原野への地目変更。
原野とはどのような土地の地目か?答えよ。