直前的中模試第1回第2回書式について | 土地家屋調査士受験!カネコのちょっと役立つハナシ

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地方在住の一年生でも,答案を提出して必至に合格を目指す者がいる。

 

大阪のOパパ。合格一歩手前。

第1回第2回とも択一書式の基準点をクリアーしている。初年度で大したものだ。いい感じだ。模試をきっちりやって,基本講座の復習をしっかりやれば,十分本試験に間に合う。

北海道のK女子は建物の書式がいい感じだ。土地の書式も,第1回のA,第2回のAみたいな測量データから基本的な計算で出せる座標値ができるようになれば大丈夫だ。択一の底上げに期待して,本試験までにできるだけレベルアップをはかってほしい。択一はレベルアップ講座を繰り返し視聴して,Aランク箇所を確認することを優先してほしい。

 

第1回書式のコメント

<土地>

・座標値 Aは出せないと合格はムリだ。器械点と2つの測点を結び2本の線を図に示す。2本の線の間にできる観測角を確認して,方向角をどう出せばいいかを検討すれば,器械点からの方向角と距離でバッチリ出せる。マスター必至だし,ミスは許されない。緊張して解け!

・一括申請の可否 本問の一番のポイントだ。この判断を間違えると大きな減点となる。過去問では地目変更登記の申請で択一の出題がある。ミスは許されない。ミスした者はこの模試を受講してよかったと,本試験成功の素にしてほしい。

・記述 申請撤回を理由とする取下げは補正のための取下げと異なり,完全に申請行為を取りやめる取下げとなることから,一連の申請行為とみなせない。よって,申請手続の代理権とは別に代理権が必要となる。理由として,申請撤回を理由とする取下げは申請行為を完全に中止してしまう行為であることを示そう。

<建物>

非区分建物の表題だが,注意して解かないと大やけどをくらう可能性がある。各階層を上層階と下層階と示している見取図から怪しい雰囲気が伝わってくるのではないか。

階数の認定は過去問択一レベル。間違えたらシャレにならん。

附属建物の階数の重なり具合はニコラス先輩の贈り物。間違えた者がけっこういる。戒めを。本試験も,「こんなひっかけないでしょう」みたいなのが出るからね。

第2回書式のコメント

<土地>

・座標値 Aは出せないと合格はムリだ。C,D,Pも難しくないと思う。最低でもP以外は時間内に出せるようにしておくべき。Dは電卓に頼り切って,緯距や経距を意識していないと出せないような点だと思う。Dの存する位置について,問題の内容を読んでいない者が多い。

・申請情報 テーマは本人確認情報。択一の勉強にもなると思う。本人確認情報の基礎を磨く上で良問。繰り返し解いて自分のものにしよう。穴埋め,出そうな感じしません?

<建物>

・申請すべき登記 Aが新築した未登記の非区分建物をBが相続によって承継し,その後・・・。区分建物として表題登記を申請するとき,原始取得者はAかBか?ちょっと確認しておきたいよね。25年やっているけど,このネタは初めて出した。関連する登記として全体を一個の非区分建物として登記する場合や,法定代位がからむ可能性のある登記もありで,勉強になる問題ではないか?

・建物の表示 「セメントかわらぶき」は書けるようにしておきたい。四箇所の減点は痛いからね。「共同住宅」ほぼ全滅でした。ここはミスしてもよかろう。この試験,みんなができないところはできなくても合否に影響は無いから。私も同罪だが,ケアレスミスが多い。お互い,作り終えた答案はよく見返そう。

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