暗証番号をききまくる | 土地家屋調査士受験!カネコのちょっと役立つハナシ

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土曜日クラスで「暗証番号は何番?」,日曜日クラスで「暗証番号はいくつ?」と数人の受講生にキャッシュカードの暗証番号を訊きまくる。

講義に登記識別情報が出てくる度に・・・

 

もちろん,「●●●●です」と答える受講生はいない。

登記識別情報が,キャッシュカードの暗証番号と同じように,いかに重要な番号か,他人に知られてはいけない番号かが受講生達にも浸透したことであろう。

 

土地や建物の登記記録に所有権の登記がなされると,登記識別情報が,その所有権の登記で名義を取得した所有者に通知される。

たとえば,私名義の所有権の登記のある土地を皆さんに売る。

売買契約終了後,皆さんの名義にする所有権移転登記が完了すると,登記所から土地の新所有者である皆さんに対し,登記識別情報が通知される。

登記識別情報とは「174A23CBX53G」のような12桁の英数字を組み合わせた番号。

 

登記識別情報は,所有権の登記を受けた者に通知され,

以後,世間では,

登記識別情報は不動産の所有者のみが知る番号。

この番号を知る者は不動産の所有者に違いない。

と扱われる。

土地や建物の売買契約において,売主が所有者であることを確認するために,不動産登記の申請手続において,所有者本人が申請手続に関与していることを確認するために,登記識別情報は欠かせないものとして取り扱われる。

 

キャッシュカードの暗証番号を他人に知られると預貯金をその他人に取られる危険性が出てくるように,所有権の登記の登記識別情報を他人に知られると不動産を他人に取られる危険性が出てくる。

絶対に他人に知られてはいけない番号!

講義中にキャッシュカードの暗証番号を訊きまくるカネゴンの下品な行いで,合格コースの塾生には,登記識別情報が他人に知られてはいけない番号であることが嫌と言うほどわかったに違いない。

 

登記識別情報は土地家屋調査士受験の勉強でも重要。

登記識別情報に関する受験勉強の論点は沢山あるが,まずは「登記識別情報が,どんな登記を申請した場合に申請人に通知されるのか?」を覚える。

・権利に関する登記では,所有権の登記を受けたとき。

・表示に関する登記では,所有権の登記のある不動産について「合」のつく登記を受けたとき。

調査士受験生は,上記のように押さえておくこと。

 

そして,私達の専門分野である表示に関する登記の申請手続で持ってこい,すなわち添付情報となるのはどんな登記を申請するときか?

・所有権の登記のある不動産について「合」のつく登記を申請するとき。

を覚えよう。

 

これからのレベルアップ講座の講義では,上記のことを訊きまくる。

「登記識別情報が添付情報となる表示に関する登記は?」

と訊かれたら,どうどうと答えてくれ。

暗証番号を訊かれたときみたいにかたくなに口をつぐんでいたら,水をかける。ヨロシク・・・・

 

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