皆様こんにちは。
脇坂幸一役の野田裕です。
近頃、テレビでグルメロケや食レポを見ていると、
ほぼ確実に使われるフレーズがあります。
それは……「濃厚」。
アイスクリームだろうがラーメンだろうがスムージーだろうが何でもかんでも
「濃厚」「濃厚」また「濃厚」……
「濃厚ってそれ、結局どういうなに!?」
とわけがわからなくなります。
全然美味しそうに思えません。
少し昔で言うところの「コク」に似ています。
そういえばコク乱立の頃、
「コクってそれ、結局どういうなに!?」
とよく思ったものです。
言葉は言葉。必殺技のように使われても空々しいだけです。便利になった途端、それに頼る。
やがて相手に届かなくても「キマった……!」と無神経でいられてしまう方向に自意識が育つのは恐ろしいと、そういう番組を見ていて思います。
伝えたいことがあるなら、相手に伝わらないと寂しい。それに、伝えて欲しいときに安易な言葉に自分だけ安心していてこちらになにも伝えてくれないのも寂しいものです。
その寂しさに気づく感性はネガティブなものではないと思うので、まあ大事にしていきます。
テレビの食レポを見ていて感じたことでした🥸
❤️🔥❤️🔥❤️🔥❤️🔥❤️🔥❤️🔥❤️🔥❤️🔥❤️🔥❤️🔥❤️🔥❤️🔥❤️🔥❤️🔥❤️🔥❤️🔥❤️🔥
さて、この稽古場日記を投稿した時点で、劇団朋友のクラウドファンディングが
残り3日となりました。
スタート以来、日々たくさんのご支援・応援・ご協力を賜り感謝しております。
本当に、ありがとうございます❗
…… 一方で、ネクストゴールまではまだまだ遠いです。
達成を見据え、行けるところまで、より多くの皆さまと共にこのラストスパートを駆け抜けたいと劇団員一同臨んでおります❗
お一人お一人のあたたかいご支援は、その一つ一つが、劇団朋友の作品にとってとても大きな力になります。
作品でしかお返しできませんが、作品で必ずお返しいたします❗
それでは、今日の日記へと参りましょう❗
今日の日記はこの方……
Aチームで北島保を演じます、
石川恵彩(いしかわけいさい)です✨
それではどうぞ〜 🙌
🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈
今日の荒立ちの稽古は、お芝居の大詰めである、「とある事件」が起こるシーンと、老親の介護問題を議論する家族会議のシーンと、「とある事件」の原因に関わる老親を迎えにくる息子のシーンでした。
25年前の初演ではその息子の役でしたが、今回はその老親の役です。
今日初めて対峙して不思議な感覚でした。
当時は劇団も自身も後がない状況でしたので、この息子の役には思い入れが有りました。
しかし、今日の感想は新しい発想とか、若く新鮮な感性は尊いものだと思いました。
これから、楽しみな稽古になりそうです。
🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈
ありがとうございます、石川さん❗
そして100万点の笑顔もありがとうございます❗
そうなんです🌋
僕が入団するよりずっと前の1999年の初演と、その後繋がり続けた有り難く長い旅のとき、日記中にあるように「息子」は石川さんが演じていらっしゃったんですって❗✨
(僕は当時、今にも溶けて無くなりそうな、または息を吹きかけただけで弾けて消えそうな、泡のような14歳でした🫠🫧ガンバレアノトキノジブン…)
そして25年後の今年。
今回はその息子こと北島英二役を、
Aチームでは本田玲央が、
Bチームでは村上和彌が演じることとなったわけですね❤️🔥
日記に綴られた「新しい発想とか、若く新鮮な感性は尊いもの」は、正に後継である二人への期待と激励なのかもしれません。
…いや、もしかすると、石川さんはご自身の「後輩みんな」への期待を込めて仰っているようにも思います。
この作品が世代を超えて上演されることに、若輩の僕も奮い立ちます。
そんな石川さんの演技は、意外性に満ちています。なのに「あぁ、このお役はこういう人なんだろうなぁ」と作品毎、稽古を見ていて思います。
お人柄によるところも大きいのでしょう。
お芝居中以外でも、後輩である我々にもとても丁寧に接してくださったり、一人一人を温かさやユーモアで解きほぐし励ましてくださったりと、若い人の心をスッと支えてくださってます。
石川さんが演じる保とはどんな人なのか??
必見です🔥
🔥〜🌋今日の稽古風景🌋〜〜🔥
{ そうだ)
日記チームは稽古場の様子を写真に収め、その日の担当者はメンバーから貰うのですが、僕、この1枚だけは「誰」となりました。
服装から推測すると……写っているのはたぶん仲井聖士くんなのですが確証は持てません。仮に彼だとしてもこれは出番ではないはずです。ならこれはどういう表情なのでしょうか。