日の出が絶景
御祭神が降臨された岩礁を神磯と称し、神聖な場所として禁足地とした。神磯の鳥居は、神社だけではなく大洗町のシンボルとなっている。
青空に生えて、神々しい
日の出の時刻には、絶景を写真に収めようと多くの写真愛好家が集まるという。特に、初日の出は大混雑となるようです。
元日に青空だったら最高でしょうね
混雑回避にはこんな奥の手があるらしい⇒⇒
大洗駅よりも1駅下った「涸沼駅」に駐車し、「大洗駅」で下車、大洗駅から初詣無料シャトルバスで15分。
余談ですが、お伊勢さんの初詣は、観光バスツアーで行くのが超お奨めです。
大洗磯前神社(オオアライイソサキジンジャ)
主祭神;大己貴命
大己貴命
だいこく様とも言われ、慈悲深く福徳を授けてくれる神
福や医療の神様
配祀神;少彦名命
医療祖神と仰がれ万民を難病から救う神
創建;856年
この神社、ご利益のありそうな雰囲気が漂っていました
二宮金次郎(尊徳)像がお出迎え
江戸時代後期の経世家、農政家、思想家
歩きスマホ禁止の時代を反映してか
小学校からこの像が消えている
ななんとこの像は座っているではないか
随神門
神域の守り神である随神様が両脇におられる。
平日(金)なのに結構参拝者が多いのに驚きました
門をよく見ると細かい彫刻がしてある。御祭神に関係が深いウサギや、動物、植物等が彫られている。一本の木から彫り上げた「透かし彫り」で、部品を組み立てたのではないのだ。
水戸黄門命の造営なので、腕の立つ職人が集められたのだろう。
細かい細工がしてあった。
門の前には備前焼の狛犬が神域を守る。
多くの神社巡りをしていますが、あまり見たことがない
備前焼なので、三年も岡山に暮らしていたので間違いなく岡山の神社見ているはずなんですが、印象が薄かったんだろうか
大黒様・えびす様
たくさん撫でて、大福をいただいてください
拝殿
本殿・拝殿・随神門は水戸藩二代藩主徳川光圀公の命で造営を始め、三代綱條公の1730年に竣工。
正面の赤い柱が目を引く
ここでは透かし彫りの彫刻が素晴らしい。
どの欄間も鳥と植物が彫られていますがなぜか一枚だけ鳥がいない。どこかに飛び立っていったという話も・・・探してみてください。
実は、私は神社でお願いしたことはあまりないんです。
只々、無心で二礼二拍手一礼するだけなんです。
ところがこの作法、戦後など諸説あるが、それほど古くないらしい。
綺麗な細工がしてあった。
日光東照宮の職人が関連しているのだろうか
拝殿前にはカエルが三匹寄り添っている。
「無事にかえる」「物がかえってくる」「欲しいものがかえる」
なんとも可愛い表情をしているのです
来年の干支(えと)のウサギを描いた巨大な絵馬が参拝客を出迎えてくれる。高さ3メートル、でか
境内の建物の中に絵の元となる彫刻がありますので探してみてください。だって
びっしりと絵馬が奉納されている
この神社、うさぎと縁があるとされているので、うさぎの絵馬を扱っている。
よく見ると、他の神社絵馬と違って、漫画が多く描かれている。
なんだろうこの習慣は
大洗町を舞台にしたアニメーション「ガールズ&パンツァー」のファンなどが数多く訪れるからだって
一の鳥居
ここから神社の境内地であることを示す鳥居
海がチラッと見えるのがうれしい
もしも両サイドの建物がなかったらどんな景色が展開するのだろう。
次は、神磯の鳥居に行きます。
神々しい風景が見られました。
2023.03.03 茨城県東茨城郡大洗町磯浜町6890