京都に来たッと、感じる瞬間です
五重の塔が出迎えてくれる
名神高速南インターから京都駅に向かうとき
幾度も見かける光景だ
あまりにも身近すぎて、過去にここを訪れたのは、一回だけである。
前回は、観光タクシーに乗った。
青紅葉の穴場だという触れ込みだった。
がッ、全然覚えていない
かなり昔の話です。
東寺(トウジ) 教王護国寺
宗派;東寺真言宗
真言宗の根本道場であり、総本山である。
本尊;薬師如来
創建;796年
開基;桓武天皇
1994年;世界遺産に登録
嵯峨天皇が、密教の主尊である弘法大師空海(49歳)に東寺を託した。
8世紀末、平安京の正門にあたる羅城門の東西に「東寺」と「西寺」という2つの寺院の建立が計画された。これら2つの寺院は、それぞれ平安京の左京と右京を守る王城鎮護の寺、さらには東国と西国とを守る国家鎮護の寺という意味合いを持った官立寺院であった。
さすがに東寺だ、仏様の格が違う。
毎月21日に、弘法大師の縁日とされる「弘法市」が開催される。
南大門(重文)
正門入口の右側にいた
ピクリとも動かない
最初、置物と勘違いした
宝蔵
弘法大師空海が唐の国師、恵果けいかから授かり、
密教法具や両界曼荼羅、犍陀穀糸袈裟、仏舎利、五大尊などの寺宝を納めていた。
周囲は堀で囲まれ、火事による延焼に備えていた。
亀さんが休んでいた
蓮の花、見事に綺麗でした
7月上旬から下旬が見頃です
短時間駐車の場合は、少し遠いものの境内外が安い
このケース京都のお寺さんでは多いと感じる。
拝観受付だ。
このくそ暑さに、お客さんはいない
なので、受付の人に拝観情報を聞く
当然、共通券を購入しました
好日門
金堂(国宝)
金堂本尊;薬師如来坐像
両脇侍像;日光菩薩、月光菩薩
現存の建物は慶長8年(1603年)、
豊臣秀頼の寄進によって再建したものです。
講堂(重文)
東寺の中心、つまり密教の中心的建物
金堂の背後(北)に建つ。
室町時代の延徳3年(1491年)に再建。
立体曼荼羅
仏の世界を体験してもらうことで人々の救済を願った
大日如来を中心とした21尊の密教尊を安置する。
大日如来;真言密教で最も尊い仏、存在そのものが宇宙とされる
一人一人の心の中におられる
21は空海の命日で御縁日にあたる数字
向かって右側に5体の菩薩像
苦しみや願いを聞いてくれる
最も私達に近い仏様
向かって左側には明王と呼ばれる仏様
不動明王;怒りに満ちた恐ろしい表情
背中の炎は人間の煩悩を焼きつくす
不動明王を日本に初めて伝えた空海
五重塔(国宝)
京都のシンボルであり、塔の高さは55mと日本一の高さを誇ります。
落雷などによって4度焼失、いまの五重塔は、1644年に家光が再建した、5代目。
立体曼荼羅の仏像がたくさん安置してあるのに、大日如来様がおられない
五重の塔の心柱そのものが大日如来
このベンチは不似合いだと思うのですが
この位置から見る五重の塔が一番好きです
「チームラボ 東寺 光の祭 - TOKIO インカラミ」を開催
創建からおよそ1200年の歴史を持ち、
現存する唯一の平安京の遺構である東寺を、
チームラボは、人々の存在によって変化するインタラクティブなアート空間に変える。
会期は8月6日(金)から9月19日(日)まで。
2021.07.20 京都府京都市南区九条町