幸せ探して
村に残るいろんな風習。
ほとんどの人がやめたいのだが、自分が役員の時に廃止したくない。世間体を気にするからだ。
トラブルを起こしたくないからだ。
ところが、中には好きな人がいて食べ物や行事内容を増やす人がいる。これを次の人は、例年通りとして引き継ぐ。
実際は、例年＋１となった訳です
本当は、みんなやめたいのに、逆に派手になっていくのだ。
日本は不思議な国だ、やりたくないことを義務のようにやってしまう真面目さがある。それで幸せを感じているのなら何の問題もない。
日本は、幸福だと思っている人が他国と比べて（後進国を含めて）少ない国なんだそうだ。
過疎化した日本の村で、この伝統をなくしたところがある。
行事を自由参加にし、都会から多くの人を迎え入れているそうです。
私の経験したある町では、毎年町内ゴルフ大会をしている。
広いゴルフ場でピクニック＆ゴルフ大会だ。
しかも、自腹だ。
頼まなくても人が集る。
子供も女性も集まる。
運動会はやっていません。
町の年会費は￥１，０００でした。
うらやましい町もあったもんだ。
そこで、私が自治会長となった時、
行事の見直し廃止、
行事費用の削減、
団体の見直し廃止などを実行した。
特に神仏がからむと、より大きな声を出す人がいる。（たたり）
大きな声の人に大きな反発をされましたが、結果としては１割以下の人です。９割の人が大喜びなんです。
大きな声の人に惑わされてはいけないんです。
そして、この見直しは他の町内団体にも波及して町内全体での大改革となった。
